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【比較】日産セレナと三菱デリカD:5

【比較】日産セレナと三菱デリカD:5

ミニバンの中でも用途の違いで好みがわかれるこの2車種を概要から試乗記まで全部を比較してみました!どこがどう違うのかをじっくり見てみてください!

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特徴・概要

コンセプト・ターゲット

日産セレナと三菱デリカD:5は、Mクラスミニバンで8人乗りと共通の特徴はありますが、利用する目的によって客層が異なってきます。日産セレナはやはり家族向けというコンセプトのもと、普段利用に適した車であり利便性が高い作りになっています。

日産セレナ

一方、三菱デリカは以前はアウトドアなイメージがありましたが、このD:5は高級ミニバンのような雰囲気で様々なライフスタイルに合わせて利用できるようになりました。デリカD:5が発売されるまではこの2車のユーザー層は異なっていましたが現在はライバル車となり、人気を分けていっています。

三菱デリカD:5

利用シーン

セレナとデリカは車体の大きさや車内の広さ等は充分な大きさですが、買い物などの日常利用ではデュアルバックドアを搭載しているセレナの方が使い勝手などが良いので優勢化もしれません。

デリカは運転性能がやはり高いので、林道や雪道など家族旅行等で遠出をする際にその力を発揮します。荷物も充分に積むことができ、シートアレンジも柔軟に出来るので車中泊でも快適に過ごすことが出来ます。


お大まかに分けて、買い物など普段使いで多く利用する方にはセレナ、お出かけが多くアクティブな方にはデリカD:5といったところでしょうか。

日産 セレナ概要

日産セレナは1991年に初代が販売されて以降ファミリーカーとしての認知度を確立し今ではミニバンの定番モデルとなっています。

最大8人搭乗可能な広々とした車内空間は、小さなお子様がいるご家庭に特に人気です。また、2017年次RJCカーオブザイヤー・2016年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞など様々な賞を受賞し、価格も2,316,600円~3,187,080円と評価もコストも充分過ぎる一台となっています。

三菱 デリカD:5概要

三菱デリカD:5は、「ミニバンの優しさとSUVの力強さの融合」をテーマとして開発され、1BOXタイプながらSUV顔負けの走りができ、さらにそこにモダンなスタイリングを施しました。

価格は2,400,000円~4,000,000円とガソリン車とグリーンディーゼル車、2WD・4WD車で価格が変わってきます。グッドデザイン賞も受賞し走行性能だけでなく見た目の作りにも力を入れ、運転好きの方だけでなくご家族も一緒に楽しめるようになりました。

室内空間・収納

シート

・セレナ シート
セレナのシートは乗車人数や体格などに応じて様々なアレンジが可能です。特徴的と言えるのが、「スマートマルチセンターシート」を採用し前部座席のひじ置きを2列目へとずらすことができ、これにより2列目では3人が座れるようになります。

セレナ

乗車人数が多い時には2列目に3人座ることができ、2列目にゆとりを持ちたい時には前部座席に戻しゆったりとした空間を保つことができます。
ゆとりのある空間は3列目の乗り心地も抜群で、どの席に座ってものんびりと過ごすことが出来ます。

・デリカD:5 シートアレンジ
シートアレンジは乗る人数や荷物の量によってフレキシブルに対応が出来ます。セカンドシートを倒してフラットにすればゆっくりとくつろげ、車中泊に最適です。フロントシートを倒せばソファのようなくつろぎ空間が出来て、運転の疲れを癒す際に便利です。


三菱 デリカD:5


荷物が多い時にはセカンドシートをスライドし、サードシートを収納すればかなり多くの荷物を積むことができます。

ドア・乗降性

ドアについては、セレナにはハンズフリーオートスライドドアが採用されており、スライドドアの下に足先を入れて引くだけでドアが自動でオープンするというスライドドアでドア開口部の広さも充分で、両手がふさがっていても楽に荷物やお子様を車に乗せることが出来ます。

日産セレナ


デリカD:5もワンタッチ電動スライドドアを採用。荷物を両手に抱えている時や雨の日など非常に便利でドア付近にはグリップが付いているので、お子様やお年寄りなども安心して乗降が可能です。

デリカD:5

日産 セレナ収納・バックドア

日産セレナの特徴のひとつが「デュアルバックドア」です。



バックドアすべてを空けるのではなく、ハーフバックドアを開ければそこから荷物を積んだり取り出したり出来るので買い物に便利です。また、3列目シートも収納が出来るので、そうする事によりさらに多くの荷物を載せることが出来ます。

三菱 デリカD:5収納・バックドア

デリカD:5のバックドアは「エレクトリックテールゲート」と呼ばれ、ワンタッチスイツチを長押しする事で自動で開閉ができます。また、キーレスオペレーションシステムと連動しリモコン操作でロック・アンロックが出来るのが特徴です。


尚、大きな荷物を積む際には3列目のシートも収納出来るので、ストレスを感じることなく出し入れが出来ます。

安全性・走行性

日産 セレナ安全性

セレナの安全性は非常に高く予防安全性能評価 ASV+という評価がそれを表しています。なかでもエマージェンシーブレーキは、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し衝突の可能性が高まるとメーター内のディスプレイへの警告表示とブザーで回避操作を促してくれます。

もしドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減してくれるので衝突安全性が非常に高い車です。

三菱 デリカD:5安全性

デリカは衝突安全性が非常に高く、「リフボーンフレーム」と呼ばれるろっ骨を思わせるような環状骨格構造を採用し、アンダーボディーには大型のクロスメンバーを採用しました。

リフボーンフレーム



これによりボディ全体の剛性が飛躍的に高められ、衝突安全性だけでなく操縦安定性や静寂性を向上させ衝突安全性能総合評価で6スターを獲得しています。

走行性能

エンジンについてですが、同じ2Lエンジンで比較してみると走りの力強さなどの走行性能はやはりデリカの方が上と言えるでしょう。


しかし、環境性能・JC08モード燃費を比較するとセレナが17.2km/Lというこのクラス最高の燃費性能に対しデリカは13.0km/Lと燃費に関してはセレナの方がかなり優れています。

三菱 デリカD:5

また、ミニバン初のプロパイロットを搭載したセレナは高速道路などでの運転で非常に便利。デリカも高速道路での運転のしやすさはありますが、燃費や使い勝手などを考慮するとセレナの方に軍配が上がりそうです。

日産セレナ

試乗評価

実際に試乗した方々の意見をまとめてみました。


セレナはやはり乗り心地と使い勝手の部分で評価を得ています。どの列の座席に座っても快適で、デュアルバックドアの便利さが非常に高く、まさにファミリー向けの車として申し分ないようです。

日産セレナ

デリカに関しては、その走行性能と車体の強さに評価が集まります。急な斜面でも力強く登れるのですが、傾いた時にもガッシリとしていてボディが捩れず、傾いた状態でもバックドアやスライドドアの開閉が出来ます。


それはリブボーンフレームの採用によりボディがしっかりしていて、しっかりしている分走りのしっかり感につながっていて特に4WD車の方での安定感の高さは目を見張るほどのようです。

使い勝手の良い普段使いの日産セレナ、しっかりした走りで道を選ばない三菱デリカD:5、どちらも車の楽しみを教えてくれる車種となっています。

デリカD:5

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車種比較 セレナ デリカD:5

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