これが令和のハイソカー!「トヨタ ハリアー」の人気が止まらない
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーは、乗用車の乗りやすさとSUVの力強さに都会的な洗練感を併せ持つ魅惑のモデル。1997年に登場した初代ハリアーは高級クロスオーバーSUVの先駆けとされ、世界的なクロスオーバーSUVの流行を牽引したモデルでもあります。
現在販売されているのは2020年に発売された4代目モデルとなっていますが、20年以上経ってもハリアー人気は健在です。
2021年4月から9月までの乗用車販売台数ランキングで売れ筋SUVのトップ3をチェックしてみると、1位はトヨタ ヤリスクロス、2位はトヨタ ライズとどちらもコンパクトSUVなのに対し、3位はトヨタ ハリアーと急激に車格が上がっています。
先行き不安定な現代にあっても強固な販売力を持つトヨタの凄さもさることながら、価格帯の安いコンパクトSUVに並んでのTOP3入りという販売成績は、ハリアーの魅力がたくさんの人に好評を得ている証ともいえるでしょう。
トヨタは1980年代に「ハイソカーブーム」として、高級感を巧みに演出した上級車群を大いにヒットさせた実績があります。現代のハリアーは、その艶やかな雰囲気や充実した先進装備でちょっぴり自慢したくなってしまうほど満載な魅力で、ハイソカーの復活を思わせるようなイメージもあります。
令和のハイソカーたるハリアーは、当然ながら内装も先進的で快適な仕上がり。この記事では、ハリアーの内装の注目ポイントをご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
トヨタ ハリアーの魅力といえば?簡単におさらい
■完成度高し!ハリアーらしさとモダンさが融合したエクステリア
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー
現行型で4世代目となるハリアーですが、ひと目で「ハリアーだ」と感じさせるような、滑らかなクーペフォルムとSUVらしい力強さを兼ね備えたエクステリアデザインは健在。現行モデルでは、ハリアーらしさは維持したまま、さらにモダンでシャープなイメージも手に入れています。
前後ともにかなり薄く造形されたライト類や、車両後方に向かうにつれて勢いを増していくキャラクターラインなど、まるでコンセプトカーを思わせる近未来的な仕上がりですよね。よりクーペ感を増した滑らかなルーフラインも相まって、元祖都市型SUVらしいこなれ感があります。
ハリアーの完成度の高いデザインは、国産SUVの中でも随一の大人っぽさといえるでしょう。
■さらに高級感あふれる乗り味を獲得!しなやかな走行性能
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー
現行型から新たに「GA-Kプラットフォーム」を採用したことで、ハリアーの走行性能はさらにグレードアップ。剛性に優れたボディによって、路面からの衝撃をさっといなす落ち着いた乗り心地と、高速域でも正確なハンドリングが実現されています。
ハリアーといえば余裕のある動力性能や優れた乗り心地がトレードマークとなってきましたが、現行モデルではそれらの魅力にさらに磨きがかけられています。
また現行型のハリアーでも、2代目で登場したハイブリッドモデルがもちろん健在。新たにハイブリッド 2WD仕様も設定されたことで、より幅広い価格帯でハリアーハイブリッドのスムーズな走りを楽しむことができます。
■安全機能まで揃って300万以下スタート!コスパも良好
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー メーターパネル
高級感あふれるハリアーですが、実は価格帯のリーズナブル感も人気のポイント。特にガソリン車では装備内容を考慮してもお買い得な価格設定となっており、もっとも廉価な「S」グレードの2WD仕様では税込価格で299万円と、車格を考えればかなり格安な価格を実現。
「S」は廉価グレードとはいえ、フルオートエアコンや7つものエアバッグが標準装備されますし、ディスプレイオーディオやトヨタセーフティセンスといった現代的な装備も抜かりなく備えるなど、普段使いで満足度の高い商品性がしっかり確保されています。
もちろん、上位グレードやハイブリッド車を選ぶと価格帯は上昇していきますが、かなり充実した標準装備を考慮すると、ライバル比では割安感もありそう。意外なほどのコスパの良さも、ハリアーの大きな魅力のひとつですね。
トヨタ ハリアーのスペックはこちら
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,740mm×1,855mm×1,660mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,690mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,650kg | |
燃費 | WLTCモード:22.3km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンハイブリッド 2,487cc | |
エンジン最高出力 | 131kW(178PS)/5,700rpm | |
エンジン最大トルク | 221N・m(22.5kgf・m)/3,600-5,200rpm | |
モーター種類 | 交流同期電動機 | |
モーター最高出力 | 88kW(120PS) | |
モーター最大トルク | 202N・m(20.6kgf・m) | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
新車価格 | 3,636,367円(消費税抜) |
見どころ満載!トヨタ ハリアーの内装を詳しくチェック
■艶っぽさ全開!ディテールまでこだわったインテリアデザイン
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー インテリア
ハリアーの車内に乗り込むと、まず内装全体で統一感のあるデザインに圧倒されます。ボタン数が削減されてすっきりとしたダッシュボードは、水平方向の伸びやかさで広々とした印象を、垂直方向の力強さでSUVのタフなイメージを感じさせます。
全車でステッチ付きの合成皮革巻ソフトパッド仕様と手触りも重視されたセンターコンソールは、乗馬の鞍(くら)をイメージしたワイドな形状で、分厚い革を用いたような、ハリがありつつ柔らかな曲線を持つシルエットが印象的です。
ドライバーだけでなく同乗者までゆとりと高級感を感じられる、ハリアーならではの世界観が広がっていますね。
■カラーと材質で6通りから選べる内装色、どれがお好み?
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー インテリア
グレードに応じて、ハリアーのインテリア仕様は6通りから選択ができます。
「S」グレードではブラックのファブリックシートのみの設定ですが、「G」「Z」グレードでは一気に選択肢が広がり、シート表皮がファブリックと合成皮革の切り替え仕様にアップグレードされるほか、内装色はブラックとブラウンとグレーから選択ができるようになります。
さらに圧巻は「G」と「Z」に設定される「レザーパッケージ」で、ブラックとブラウンの内装色どちらもブラックの本革シート。シート表皮の違いだけでなく、ショルダー部にステッチが入るなどデザインとしてもより高級感が感じられる仕立てになっています。
■声でも動く「調光パノラマルーフ」のおもてなしにうっとり
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー 調光パノラマルーフ
ハリアーの登場時に大いに話題を呼んだ機能が「調光パノラマルーフ」。「Z」「Z“レザーパッケージ”」のみにメーカーオプション設定されるこちらは、2枚の合わせガラスの間に調光フィルムを挟み込んだ構造となっており、スイッチ操作で瞬時に透過モードと調光モードを切り替えられる先進的装備です。
日差しが強くて気になるけど、電動シェードを閉めずに開放感を楽しみたいというような場面でも、調光モードにすれば、すりガラスのような柔らかな光で日差しを楽しむことができます。
トヨタ車として初、量産車としても採用例が極めて少ない調光ガラスですが、ハリアーではなんと音声操作にも対応。「調光パノラマルーフオン/オフ」とハリアーに話しかけるだけで操作ができるほか、「星空を見せて」と発話しても操作が可能など、遊び心も感じられる装備となっています。
■外見はクーペSUVの流麗さでも、使いやすさ満点の荷室
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー 荷室
SUVとしてかなり大胆に絞り込まれた車両後部を持つハリアーだけに、荷室容量を心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、ハリアーはフラットで使いやすい荷室も見どころです。ゴルフバッグは3個収納できるなど容量としても十分なほか、上位グレードでは荷室各所にSUSプレートの加飾も加わり、見た目でも上質感が漂います。
また、使い勝手に優れたスライド式デッキボックスによって、デッキボード下の収納がより活用しやすい点もポイント。細々とした荷物でも整理整頓がしやすくなっていますね。
「S」グレードを除く全車でパワーバックドアを装備するほか、「Z」「Z“レザーパッケージ”」ではハンズフリー機能にも対応するので、荷物で両手が塞がっているようなシーンでもスマートに開閉ができる点も、上級モデルらしさを感じさせる部分です。
■高級快適機能が満載!おすすめの「レザーパッケージ」
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー インテリア
先ほども軽くご紹介した「レザーパッケージ」は、高級セダンを思わせるような豪華快適装備が盛り沢山。ドライバーと同乗者の快適性を大きく向上してくれます。
「S」以外の全車でパワーシートと電動チルト&テレスコピックステアリングを装備するハリアーですが、ステアリングとシートの位置を記憶する「ポジションメモリー」機能はレザーパッケージのみに装備。さらに運転席は便利なオートスライドアウェイ機能が備わり、乗り降りするだけでも上質さが実感できることでしょう。
またレザーパッケージでは、前席の快適温熱シート機能とシートベンチレーションやステアリングヒーターも備わるので、年間を通して車内での快適性が大いに向上する点も見逃せません。
■12.3インチの大画面ナビやディスプレイオーディオが使いやすい!
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー T-Connect SDナビゲーションシステム
「G」系でメーカーオプション、「Z」系で標準装備となる12.3インチナビ「T-Connect SDナビゲーションシステム」は、度肝を抜かれる高精細な大画面とその操作のしやすさがポイント。ワイドなディスプレイを活かして左右2分割での表示にも対応するので、さまざまな機能を使いこなしやすくなっています。
また、12.3インチナビを標準装備しないグレードでも、8インチのディスプレイオーディオが標準搭載されるので、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用してお使いのスマホと連携することも可能。別途オプションを追加すればナビ機能やT-Connect コネクティッドサービスも利用でき、先進的機能を楽しむこともできます。
全グレードにディスプレイが備わっていることで、バックガイドモニターが全車標準装備となる点も心強いですね。さらに「Z」系では、車両を上から見下ろすような視点で周囲が確認できる「パノラミックビューモニター」もオプション設定がされています。
まとめ
《画像提供:Response 》トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーの内装における注目ポイントをご紹介してきました。
シャープなエクステリアデザインが印象的なハリアーですが、車内も高級感が抜群。ゆったりとくつろぎながらロングドライブを楽しむ、そんな使い方にもしっかり対応してくれる上質な空間が広がっていますので、ぜひ実車で体感してみてください。
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よくある質問
■ハリアーの内装、ハイブリッドとガソリンで違うの?
トヨタ ハリアーには、もっとも廉価な「S」からもっとも高価な「Z“レザーパッケージ”」まで5つのグレードがガソリン車とハイブリッド車それぞれに設定されていますが、ガソリン車とハイブリッド車で基本的な装備内容に差はなく、全車でオプション設定のアクセサリーコンセントの仕様が異なるなどの細かな差異に留まります。
■ハリアーの内装、グレードによって大きく違うの?
トヨタ ハリアーの内装は、グレードに応じてシート表皮が異なったり一部快適装備が備わらなかったりといった違いはあるものの、全車で本革巻ステアリングホイールが標準装備されるなど、もっとも廉価な「S」グレードでも充実の装備内容となっています。