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トヨタのEVコンパクトSUVコンセプト4台に迫る!市販期待モデルが満載

トヨタのEVコンパクトSUVコンセプト4台に迫る!市販期待モデルが満載

2021年12月に、今後のEV戦略に関する説明会の場で、突如16台ものEVプロトタイプを同時公開したトヨタ。2030年までに30車種のバッテリーEVを展開予定と、トヨタ・レクサスとして一気に巻き返しを図る意気込みが表明された会となりました。公開されたプロトタイプは魅力的なモデルがたくさん!中でもコンパクトSUVのコンセプトカー4台に対象を絞り込み、現時点での考察を詳しく紹介します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


16台のEVが一同に!前代未聞の衝撃、トヨタBEV戦略発表会

《画像提供:Response 》トヨタ バッテリーEV戦略に関する説明会の様子

2021年のフィナーレにふさわしいインパクトで世界的な話題を呼んだ発表会が、トヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」です。

世界最大級の自動車メーカーであるトヨタが発表する電気自動車戦略というだけでも注目度が高いところ、なんと会場では多数の未発表モデルを含む合計16台ものバッテリーEV(BEV)コンセプトカーやプロトタイプが同時発表されるという、非常に衝撃的な展開が参加者や視聴者の度肝を抜きました。

トヨタとしてはこれまで量産EVのラインアップがなく、ハイブリッド車や水素燃料電池車への注力が目立つ印象でしたが、公開可能な完成度のモデルが10台以上も同時開発中ということで、当然ながら電気自動車に関してもじっくりと研究や開発が進められていることが窺い知れた発表会となりました。

そんなインパクト抜群の発表会で公開された16台は、すでに市販開始目前の2モデルを除いても、そのまま発売してほしい魅力的なデザインやサイズ感のものばかり。

その中でもこの記事では、現在人気のコンパクトSUVクラスのモデルに照準をあて、詳しく紹介するとともに、市販化された場合の位置付けなどを分析していきます。

発表の概要まとめ、2030年までに30車種を展開、レクサスはEV専売化目指す

《画像提供:Response 》レクサス RZ450e(海外仕様車)

トヨタが今後どのようにバッテリーEVを展開していくかに関して発表された内容としては、「2030年までに、乗用車・商用車の各セグメントにグローバルで30車種のバッテリーEVをフルライン展開」、「2030年にグローバルのバッテリーEV販売台数で350万台を目指す」という目標が発表されました。

またレクサスに関してはより先鋭的な目標が提示されており、「2030年までに欧州・北米・中国でのバッテリーEV100%化とグローバルでの100万台の販売」、「2035年にはグローバルでバッテリーEV比率を100%にする」というチャレンジングな目標が掲げられています。

これらのバッテリーEVなどの電動車を支える電池に関しても、「電池関連の新規投資を2兆円にまで増加する」ことが同時に発表されており、高機能・高信頼性な電池の開発スピードがこれまで以上に加速することでしょう。

軽からSUV、スポーツまで勢揃い!発表されたBEV16台の概要

レクサス:実車は4台公開、興味深いモデルも画像で複数登場!

《画像提供:Response 》レクサス BEVラインナップ イメージ

発表会の会場では、レクサスのBEVとして4台のモデルが展示されました。LFAの再来を思わせるフラッグシップスポーツ「レクサス エレクトリファイドスポーツ」や、レクサスの基幹車種であるセダンの未来が表現された「レクサス エレクトリファイドセダン」など、地面を這うようなスタンスのモデルに加え、力強い大型SUVの「レクサス エレクトリファイドSUV」にも注目が集まりました。

また、レクサスとして初のEV専用モデルとなる「RZ」も会場で公開され、2022年前半と目される市販開始の準備が万端なことを感じさせる完成度の高さで、こちらも注目を集めました。

さらに、レクサスのBEVラインアップイメージとして公開された画像の中には、会場で公開された4台に加えてステーションワゴンやオープンカー、超小型SUVのようなモデルなど、気になる存在が多数登場しています。

詳細は発表されていませんが、セダンとSUVに二極化しているレクサスのラインアップが、より充実する可能性を現した格好ですね。

トヨタ:乗用商用大小なんでもござれ!フルラインアップ揃った12台

《画像提供:Response 》トヨタ BEVラインナップ イメージ

とにかく発表された台数がずば抜けているのがトヨタのBEV。直近ではbZ4Xの登場が目前となっていますが、そのbZシリーズだけでもセダンとSUV合わせて4台のモデルが発表されました。

こちらの発表では、トヨタブランドでもスポーツBEVが発表されるといううれしいサプライズも。「スポーツEV」と名前は直球な印象ですが、ミッドシップライトウェイトスポーツを思わせる魅力的なフォルムに期待が高まります。

bZブランド以外でも、乗用BEVが複数発表された点も要注目。主に北米市場向けと思われる「ピックアップEV」など、bZシリーズだけにとどまらず、世界各国の市場に向けたきめ細やかなラインアップを示唆した形となっています。

さらに、軽規格をイメージさせる黄色ナンバーで登場した小型バンの「マイクロボックス」や、都市部でも使い勝手がよさそうな中型バン「ミッドボックス」など、商用BEVの提案も複数見られた点が新鮮な印象でした。

話題のトヨタEVコンセプト群、注目のコンパクトSUVを大分析!

ここからは、発表されたコンセプトカーの中から、市場で人気のコンパクトSUVに絞り込んでより詳しく分析を進めていきます。

詳細情報はほとんど公表されていませんので、紹介するのはあくまで参考情報に過ぎません。ですが、トヨタの現行ラインアップと登場したBEVコンセプトカーを見比べると、今後の展開をはっきりと示している印象です。

bZスモールクロスオーバー:欧州専売のアイゴクロスと関連強そう!

《画像提供:Response 》トヨタ bZスモールクロスオーバー

豊田社長の熱の入った紹介も印象的だった「bZスモールクロスオーバー」は、現時点におけるbZシリーズの末っ子的存在で、都市部や狭い道でも楽々運転できそうなAセグメントSUVのBEVを示唆するモデルとなっています。

エクステリアデザインの印象としては、欧州市場で登場したばかりの都市型コンパクトSUV「トヨタ アイゴクロス」にかなり近い印象。アイゴクロスのモデルライフ中にBEV仕様が追加設定されるか、次期アイゴクロスがBEV専売に切り替えられるなど、シナリオに現実味がありそうです。

bZスモールクロスオーバーは、125Wh/kmというコンパクトSUVクラストップの電費を目指すという目標も掲げられ、コンパクトなボディサイズでもエネルギーを最大限有効利用することで広さや航続距離が確保される見込みとなっています。

bZコンパクトSUV:このルーフライン、どこかで…次期C-HRか!?

《画像提供:Response 》トヨタ bZコンパクトSUV

まるでブーメランのようなシャープなヘッドランプと、力強いウェッジシェイプのボディが対比する滑らかなクーペスタイルのルーフラインが印象的な「bZコンパクトSUV」は、コンパクトSUVの中でも競争が激しいサイズのモデルとなりそう。

低めの全高やルーフラインを含めたキャビンの造形、張り出したフェンダーなどのデザインは、現行車でいえば「トヨタ C-HR」を彷彿とさせます。すでに詳細が発表されているbZ4Xよりもコンパクトなボディサイズとなっており、RAV4とC-HRの関係性を思い起こさせるモデルですね。

スタイル最優先のこだわりデザインで好評を博したC-HRの後継車としても相応しい、アグレッシブなデザインが魅力的なbZコンパクトSUV。続報に期待がかかります。

コンパクトクルーザーEV:あのFJクルーザーがおチビEVで復活かも!

《画像提供:Response 》トヨタ コンパクトクルーザーEV

見るからにタフな印象の「コンパクトクルーザーEV」ですが、ボディサイズはその名の通り意外とコンパクトに収まっていそう。クロカンSUVのラギッドさが強く感じられるディテールは、圧倒的存在感で販売終了後の現在もカルト的人気を誇る「トヨタ FJクルーザー」を思い起こさせます。

電気自動車の利点としては、モーター駆動によるきめ細やかな制御が可能という点もあり、意外とクロカンSUVとの相性は抜群。状況に応じて最適な駆動力制御を行う電動4WDを搭載し、扱いやすそうなコンパクトサイズと5ドアの利便性を備えてコンパクトクルーザーEVが登場すれば、ヒット間違いなしでしょう。

タフさとキュートさが両立されたコンパクトクルーザーEVのデザインなら、クロカンSUVの顧客層だけでなく、デザイン性に優れたSUVを探している層にもウケそうですね。

スモールSUEV:ヤリス クロス的ちょうどいいサイズ感で人気が出そう!

《画像提供:Response 》トヨタ スモールSUEV

bZスモールクロスオーバーとあまり変わらない程度のコンパクトサイズなのが「スモールSUEV」。SUEVとはスポーツ・ユーティリティ・エレクトリック・ビークルの略とのことで、SUVタイプのバッテリーEVという直球の車名となっています。

bZコンパクトSUVが「C-HR」の進化系を感じさせるデザインとフォルムだったのに対し、スモールSUEVのフォルムは現行C-HRにかなり近い印象。bZシリーズではないということもあり、よりスポーティに振ったパーソナルSUVとして登場するシナリオとなっているか、または欧州や日本向けを感じさせるbZスモールクロスオーバーに対し、北米や中国市場が念頭に置かれているのかもしれませんね。

鮮やかなイエローのカラーに、大きなグリルが強調されたフロントフェイス、クォーターピラーやルーフをブラック仕立てとした刺激的な2トーンカラーなど、若々しさが大いにアピールされているスモールSUEV。こちらも今後の展開が気になる1台です。

まとめ

《画像提供:Response 》トヨタ bZスモールクロスオーバー

2021年12月に公開されたばかりのトヨタの最新電気自動車コンセプトカー16台のうち、コンパクトSUVの4モデルを紹介しました。

非常に充実したSUVラインアップを持っているトヨタだけに、電気自動車であっても今後個性的なモデルが多数登場してくることは間違いなさそう。

人気のコンパクトSUVクラスだけに、どのプロトタイプが真っ先に現実化されるのか、楽しみに待ちたいところですね。

よくある質問

トヨタが発表した16台のEV、そのまま発売されるの?

2021年12月にトヨタが開催したBEV(バッテリーEV)に関する戦略説明会では、16台ものBEVが展示されました。展示車両のうち、すでに詳細が発表済みのトヨタ bZ4Xや、登場が予告されていたレクサス RZはほぼ量産仕様そのものと思われますが、そのほかの14台はまだまだデザインスタディの段階といった印象で、そのままの形で登場する可能性は低そうです。

トヨタのEV、今買えるモデルはあるの?

2022年1月現在、トヨタがBEV(バッテリーEV)としてラインアップしているモデルは、小型モビリティの「C+pod」と「C+walk T」のみとなっています。2022年初旬には、SUVタイプのBEV「bZ4X」の発売が予定されており、本格的なEV乗用車の展開もいよいよ始まります。

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