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車の買い方とは?購入場所や必要書類、かかる費用の相場を解説

車の買い方とは?購入場所や必要書類、かかる費用の相場を解説

日本では、車の免許は18歳から取得可能です。教習所に通い試験に合格して免許を取得したら、いよいよ車の運転ができますが、憧れのマイカーは一体どうやって手に入れればよいのでしょうか?わかっているようで、いざ自分で買うとなると、わからないことだらけの人も多いでしょう。この記事では車の買い方入門として、車を買う上で必要最低限の知識と、どこで買えるのか、どのような手続きや費用があるのかを解説していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


車はどこで買える?

車はどこで買える?

車はどこで買える?

車を買おうと思ったら、まず思い浮かべるのが車屋さんですが、その車屋さんにも、ディーラーや中古車販売店などの種類があります。

車屋さん以外にも、ネットオークションで買うこともできますし、知り合いから譲ってもらえることもあるかもしれません。

それでは、車の購入方法について、それぞれ紹介していきます。

ディーラーから購入する

ディーラーとは、車のメーカーの正規販売店のことで、メーカーと特約店契約を結んでいるため、その契約したメーカーの車のみを取り扱っています。そのため、トヨタのディーラーでは、ホンダの車を買うことはできません。

ディーラーは、主に新車を販売していますが、中古車の取り扱いもあります。ディーラーで販売されている中古車は、厳しい基準をクリアした認定中古車で、保証も充実している場合が多く、安心して購入できます。

また、ディーラーは、メーカーから直接指導を受けているので、メカニックマンの技術やサービスの質も高く、信頼性があり、安心感を求める人にはおすすめです。

自動車販売店から購入する

ディーラー以外の自動車販売店は、街中でよく目にする「〇〇オート」や「〇〇モータース」などのお店です。

正規販売店であるディーラーの様に特定メーカーのみでなく、複数メーカーの取り扱いをしていることが多く、こういったお店は「サブディーラー」とも呼ばれます。

サブディーラーの場合、メーカーに対しての知識や技術は、ディーラーにくらべれば劣る傾向がありますが、ディーラーのように手厚い保証が受けられない分、お店独自の値引きやサービスが可能なので、ディーラーよりも安く購入できることが多いのが特徴です。

また、サブディーラーでも中古車の取り扱いがあります。

ネットオークションで購入する

さまざまなものを個人で売買できるとあって、利用者も増えているネットオークションでも、車を買うことができます。

ヤフオク!に代表されるネットオークションですが、20年以上の実績があり、車の売買に関しても、わかりやすい落札ガイドなどが用意されていて、以前よりトラブルなく利用できるようになってきました。

なかなか市場に出回らないマニアックな車が出品されていたり、オークションというゲーム性もあって、うまくいけば破格の値段で車を購入することができますが、やはり信頼できる出品者かどうかの見極めが難しく、どうしてもリスクが伴なってしまいます。

ネットオークションに関しての主なリスクは、以下の点が挙げられます。

・事故車の可能性がある
・現車確認が困難な場合がある
・名義変更などの手続きに手間がかかる
・書類の不備などのトラブルが多い

個人売買なので、手続きの個人負担も大きく、車の売買やオークション自体に慣れていない人は、避けておいた方が無難でしょう。

もし家族や友人に詳しい人がいて、十分にサポートしてくれるのであれば、チャレンジしてみてもよいかもしれません。

家族や友人知人から譲ってもらう

身近な人が乗っていた車を譲ってもらうのは、車の状態の確認や、試乗も気兼ねなくさせてもらえるので、一番気楽な方法といえます。

仲の良い友達や、家族から譲り受けるのであれば安心ですが、もう少し離れた人間関係の人から譲ってもらう場合には、契約書を作成しておくと安心です。

契約書に記載すべき主な内容は、以下になります。

・車の名前
・車の代金
・支払い方法と日にち
・受け渡し方法
自動車税などの費用負担
・車が故障した場合の責任について
・引き渡し前の事故について

よくあるトラブルとして、譲ってもらった車にすぐ不具合が出た場合の修理費用をどちらが出すのかという問題があるので、その旨契約書に記載をしておいた方がよいでしょう。

契約書に関しては、ネットで検索すれば雛形が出てきますので、うまく活用してみてくださいね。

個人間で譲渡する場合、名義変更も自分でやらなければいけないので、書類の不備がないように気を付けないといけませんが、逆に名義変更などの手続きを覚えるのによい機会にもなります。

実際のところ、身近な人から譲ってもらう場合には、売る側もそれほど儲けを望まないケースが多いので、車を手に入れる方法としては、一番安く済む方法かもしれません。

新車と中古車の、どちらを買うべき?

新車と中古車、どちらを買うべき?

新車と中古車、どちらを買うべき?

奮発して、最新機能満載の新車にするのか、それとも実直に、手頃な価格で中古のカッコいい車にするのか……。誰もが悩むところです。

そんな新車と中古車の買い方や、買った後の維持費の違いなど、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、解説していきます。

新車のメリットとデメリット

新車を買う場合のメリットは、なんといっても、自分が最初のオーナーになれることです。

グレードから自分好みのオプションまで自由に選ぶことができ、キズひとつないピカピカの車に乗れるので、満足度は高いでしょう。

保証も手厚く、すべてのメーカー共通の「一般保証」と、メーカーによって内容の違う「特別保証」という保証がつきます。

さらに、エコカー減税という制度により、自動車重量税が安くなります。購入する車の性能によって割引率は違いますが、いま販売されている新車の場合には安くなる場合がほとんどです。

任意保険においても、契約車が全損または修理費用が新車価格相当額の50%以上となった場合に、新車価格相当額の保険金が受け取れる、新車特約を付帯することができます。

新車を買う場合のデメリットは、購入代金が中古車にくらべて高いことです。

また、納車までに時間がかかることも多く、中古車の場合は2週間ほどですが、新車の場合には早くて1ヶ月ほど、人気車の場合は半年以上かかることもあります。

さらに、生産が終了したモデルや、旧モデルなどを買うことができないこともデメリットとなります。

中古車のメリットとデメリット

中古車を買う場合のメリットは、新車にくらべれば安いことです。

しかし、もっとも魅力的な中古車のメリットは、旧車から最新モデルまで、選べる車種が幅広くあるということでしょう。レトロな車が好きな人や、人と被らないマニアックな車を探している人などは、中古車から探していくことになります。

また、納車までが早いという点もあげられます。2週間ほどで納車されるので、新車にくらべれば2倍以上早く、マイカー生活が始められます。

できるだけ早く欲しいというのであれば、新車より中古車になりますね。

一方、中古車のデメリットは、やはり中古ということ。誰かが乗っていた車なので、コンディションはさまざまで、事故車の可能性もゼロではありません。

当然、新車にくらべ故障のリスクも増え、メンテナンスの費用がかさむ可能性もありますし、保証に関しても、保証期間が短かったり、保証が付かない場合もあります。

中古車の場合には、このデメリットを気にしないのであれば、安く購入できるので、結果的によい買い物ができるでしょう。

新古車も探してみよう

新古車とは、試乗車や展示車として使われていた、走行距離が極端に少ない車のことをいいます。オプションやグレードは自由に選べませんが、状態はとても良く、新車に限りなく近い中古車です。

極力使用感の少ない中古車を探しているのであれば、新古車がおすすめです。

車を買うのに必要な物と費用はどのくらい?

車を買うのに必要な物と費用はどのくらい?

車を買うのに必要な物と費用はどのくらい?

ところで、車を買うのに必要な物は何でしょうか。お金はどのぐらい用意すればいいのでしょうか。

次は購入手続きとその費用について、解説します。

購入手続きに必要な書類

車を購入するときに必要なものは、以下の書類となります。

・印鑑登録証明書(購入者が用意)
・実印(購入者が用意)
・車庫証明書(販売店に依頼すると代行料がかかるので、自分で用意した方が費用が抑えられます)
・車検証(販売店が用意)
・自賠責保険証明書(販売店が用意)
・委任状(販売店が用意)

軽自動車の場合には、上記のうち印鑑登録証明書と車庫証明書が不要で、追加で住民票の写しが必要になります。この他、本人確認書類や振込口座情報なども必要なので、あわせて準備しておきましょう。

購入時にかかる費用

頭金

ローンで購入する場合に、まとまったお金があれば、頭金として先に支払うことができます。少しでも借入金額を減らしておけば、月々の返済も楽になります。頭金の目安は、車両価格の20〜30%程度といわれています。

法定費用

・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
・環境性能割
・リサイクル料金
・消費税

諸費用

車庫証明費用
・検査登録費用
・希望ナンバープレート代

これら費用は、車両価格の10%〜20%程度が相場です。

車を買ってからの維持費用はどのくらい?

車を買ってからの維持費用はどのくらい?

車を買ってからの維持費用はどのくらい?

車を乗り続けるためには「燃料」「税金」「保険」「車検」「メンテナンス」などの維持費がかかります。

一般的に、軽自動車やハイブリッド車など、燃費の良い車は維持費も安くなります。

税金と車検

車の税金は主に、自動車税(軽自動車税)と、自動車重量税の2種類があります。

このうち、自動車税とは1年に1回、4月1日時点での所有者に課せられます。車の総排気量によって税額が決まり、排気量が大きいほど、税金額も高くなります。

軽自動車税は一律で1万円程度ですが、自動車税は3万円〜11万円程度と、その金額の幅は広くなっています。

一方、自動車重量税は、車の購入時に支払い、以後は車検ごとに支払うのが一般的です。

この他に、グリーン化特例や、エコカー減税という燃費や排ガス性能の良い車に適用される減税制度により、自動車税や自動車重量税が減額される仕組みもあります。性能の良い車に乗れば、さまざまな減税を受けられるようになっています。

車検は、国で定めた安全基準を満たしているかを点検・整備・検査することで、初回3年、2回目以降は2年ごとに受ける必要があります。

車検を受けるタイミングは期間満了日前であればいつでも受けることができますが、2年ごとに1ヶ月前からと覚えておくとよいでしょう。

保険

車の保険は、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)と任意保険の2種類があります。

自賠責保険は、強制加入となる保険で、事故による被害者救済のための、必要最低限の補償内容となっています。

一方、任意保険は、自賠責保険でカバーしきれない部分を補填するために加入します。強制ではないですが、車を所有するほとんどの人は任意保険に加入しています。

任意保険にはさまざまな種類があるので、複数社の見積りを比較してみるなど、よく調べてから加入しましょう。

燃料とメンテナンス、駐車場など

「燃費」は燃料消費率の略で、燃料1リットルで何km走行できるかを数値で表したものです。

燃費は良いに越したことはありません。車によって燃費の差は、驚くほど大きく、維持費という点では、かなり大きなウェイトを占めています。燃費にこだわるのであれば、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車、軽自動車を選ぶとよいでしょう。

日々のメンテナンス費用としては、オイル交換代や、寒冷地であればタイヤ交換代などがかかります。その他、定期的な点検代もかかってきます。

その他、駐車場代もかかる場合もあるでしょう。駐車場代は、その土地によってまったく違うので、自宅近くの駐車場価格や空き状況を調べておく必要があります。都市部では、駐車場代も高くなるので、その分車の維持費も高くなります。

まとめ

しっかり選んでより良いカーライフが送りましょう

しっかり選んでより良いカーライフが送りましょう

車を買おうと思ったら、まずは何店かお店に足を運んで、新車中古車に関わらず、実際に見てみることをおすすめします。

本当に気に入った車は、見た瞬間にビビッとくるなんてことも。しかしそこは慎重に!もし車種が決まっているのなら、最低でも2台以上は実際に見てみるようにしましょう。

安心感を求めるのであればディーラーで、価格重視なのであればサブディーラーで、間を取って新古車という手もあります。

いずれにしても、選んでいるときが一番楽しいものです。しっかり選んで、より良いカーライフが送れることを願っています。

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