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【2023年お盆の渋滞予測】混雑ピークはいつ?高速道路が渋滞する日をズバリ予測

【2023年お盆の渋滞予測】混雑ピークはいつ?高速道路が渋滞する日をズバリ予測

新型コロナウイルスによる行動制限の緩和も進む昨今。2023年のお盆期間における高速道路の渋滞や混雑状況はどうなるのでしょうか。今回は昨年のお盆期間やこれまでの大型連休における高速道路の交通量や渋滞発生箇所の情報と、高速道路各社が発表した最新の予測内容から、2023年(令和5年)のお盆期間の渋滞予測をまとめました。

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2023年お盆休みはいつから?

2023年お盆休みはいつから?

2023年お盆休みはいつから?

お盆期間は毎年8月13日から8月16日の4日間と決まっています。2023年のカレンダーでは、盆の入りの前々日が祝日で、前日が土曜日になりますので、11日(金・祝)から16日(水)の6日間をお盆休みとする企業や組織が多いです。

働き方改革の流れから、フレキシブルな休暇制度や、在宅勤務可能なテレワーク、職場や自宅以外の場所で仕事をしてもよいとするワーケーションなどを導入する企業が増えてきました。これにより、お盆休みの取得や移動の計画を自分の都合に合わせて設定できるようになってきています。

お勤め先でフレキシブルに休暇が取得できるのであれば、8月17日(木)と18日(金)の平日を休暇にし、8月11日から20日まで、最大で10日間の連休を取ることも可能です。

【渋滞予測】2023年お盆期間の渋滞ピークをズバリ予測!

【渋滞予測】2023年お盆期間の渋滞ピークをズバリ予測!

【渋滞予測】2023年お盆期間の渋滞ピークをズバリ予測!

コロナ禍での行動制限の緩和が進んだ直近の大型連休期間における交通量の推移とあわせ、昨年2022年度の状況と高速道路各社から発表された最新の渋滞予測から、2023年のお盆期間における高速道路の渋滞ピーク日をズバリ予測します。

【最新情報】高速道路各社が発表した2023年お盆期間の渋滞予測は?

NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本/JB本四高速/(公財)日本道路交通情報センターが7月14日に発表した、お盆期間(2023年8月9日~8月16日)の渋滞予測は以下の通りでした。

下り線では、8月11日(金・祝)~13日(日)、
上り線では、8月13日(日)~15日(火)に渋滞が多発します。

10km以上の渋滞回数

特に長い渋滞発生予測

下り線(帰省ラッシュ)の渋滞ピーク予測

下り線では、8月10日(木) 10:00頃から各高速道路で渋滞がはじまり、11日(金・祝)にピークを迎えます。12日(土)まで断続的に渋滞が発生するでしょう。

お盆期間における帰省ラッシュは連休初日の前日に集中し、交通量が増え渋滞が多発する傾向にあります。

上り線(Uターンラッシュ)の渋滞ピーク予測

上り線では、8月13日(日) 17:00頃から各高速道路で渋滞がはじまり、19:00前後にピークを迎えます。14日(月)・15日(火)も交通量の多い状態が続き、長い渋滞が発生。16日(水)の夜半まで断続的に渋滞が発生するでしょう。

お盆期間におけるUターンラッシュは、大型連休後半最後の休日にピークを迎え、15日まで長い渋滞が断続的に発生する傾向にあります。

以降は、上記渋滞予測の根拠とした直近の連休の交通量推移と、昨年のお盆期間の渋滞実績を紹介します。

行動制限緩和後、大型連休の交通量はどう変化している?

行動制限緩和後、大型連休の交通量はどう変化している?

行動制限緩和後、大型連休の交通量はどう変化している?

全国旅行支援(全国旅行割)をはじめとした観光需要喚起策の実施をはじめ、訪日外国人の入国規制やマスク着用ルールも次々と緩和され、新型コロナウイルスに関わる行動規制も大きく緩和されてきました。

直近の大型連休の状況を見ると、コロナ禍以前までの交通量には及ばないまでも、平均日交通量は前年と比較して回復傾向にあることがわかります。

全国の高速道路の主な区間(代表40区間)における交通量推移

期間 (1) 期間中の交通量 (2) 集計日数 (3) 平均日交通量(1)/(2) コロナ禍以前(2019年)との平均日交通量対比
2023年 ゴールデンウィーク期間 420,000台 10日 42,000台/日 81%
2022~2023年 年末年始 281,600台 8日 35,200台/日 90%
2022年 お盆期間 295,400台 7日 42,200台/日 89%
2023年 ゴールデンウィーク期間 431,200台 11日 39,200台/日 77%

2023年 お盆期間の交通量はコロナ禍以前まで戻るか?

直近のゴールデンウィーク(GW)期間は、マスク着用ルールも緩和され、行動規制がない大型連休でした。コロナ禍以前の交通量まで戻るかと思われましたが、実績を見ると平均日交通量はコロナ禍以前の81%に留まりました。

ファイザー社が2023年4月に実施した意識調査の結果では「新型コロナウイルス感染症について流行当初より怖い病気ではない」と回答した方が7割となりましたが、それでも街を見渡すと、マスク着用を継続されている方をはじめ、感染防止を意識した行動をされている方も多くみられ、コロナ禍が完全に終息したとはいえない状況といえます。

出典:ファイザー株式会社/新型コロナウイルス感染症に関する意識調査

また、ゴールデンウィーク(GW)期間には新幹線の利用が高速道路の交通量(前年対比109%の伸長)と比べると、前年の140%と大きく伸長している結果から、移動手段の分散が見られたことも加味すると、お盆期間も同等の交通量に留まるのではないでしょうか。

【過去傾向】昨年のお盆期間はいつどこが混んだ?2022年お盆期間の振り返り

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【過去傾向】昨年のお盆期間はいつどこが混んだ?2022年お盆期間の振り返り

コロナ禍以前の交通量にはまだ戻らない可能性はありますが、それでも移動が集中する大型連休には長い渋滞が必ず発生します。

2023年お盆期間の渋滞予測の根拠とした昨年の実績をもとに、ご利用になる高速道路管内において「いつ」「どこで」渋滞が発生しやすいのか確認しておきましょう。

NEXCO東日本管内 2022年お盆期間の実績

NEXCO東日本管内における2022年の渋滞回数のピークは、下り線は8月10日(水)、上り線は8月14日(日)でした。

帰省ラッシュは連休初日に発生しましたが、渋滞回数は連休初日の前日にあたる平日が最も多いという結果に。Uターンラッシュは連休の最後の休日からはじまり、渋滞ピークを迎え、交通量が連休最終日まで多い状態が続きました。

下り線の交通量と10km以上の渋滞回数

上り線の交通量と10km以上の渋滞回数

特に長い渋滞発生箇所(方向別ワースト3位)

方向 道路名 渋滞発生箇所 渋滞日時(ピーク) 渋滞延長 渋滞原因
1 下り方面 関越道 高坂SA付近 8月10日(水)10:05頃 32.9km 交通集中及び故障車
2 関越道 東松山IC付近 8月11日(木)6:50頃 31.2km 交通集中及び事故
3 関越道 高坂SA付近 8月12日(金)7:25頃 29.2km 交通集中
1 上り方面 関越道 鶴ヶ島IC付近 8月12日(金)17:25頃 36.8km 交通集中
2 関越道 鶴ヶ島IC付近 8月14日(日)17:20頃 29.8km 交通集中及び事故
3 関越道 高坂SA付近 8月16日(火)18:00頃 27.7km 交通集中及び事故
出典:https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2022/0817/00011664.html

NEXCO中日本管内 2022年お盆期間の実績

NEXCO中日本管内における2022年の渋滞回数のピークは、下り線は8月11日(木)、上り線は8月14日(日)、8月15日(月)でした。

連休初日の前日にあたる平日から交通量・渋滞回数がともに増加し、帰省ラッシュに。連休初日にピークを迎えました。Uターンラッシュは連休の最後の休日からはじまり、連休最終日まで交通量・渋滞がともに多い状態が続きました。

下り線の交通量と10km以上の渋滞回数

上り線の交通量と10km以上の渋滞回数

特に長い渋滞発生箇所(方向別ワースト3位)

ワースト 上下線 道路名 渋滞日時(ピーク) 渋滞発生箇所 渋滞長 渋滞原因
下り線 中央自動車道 8月11日(木)9:30頃 上野原IC付近 46.2km 交通集中及び事故
東名高速道路 8月11日(木)10:30頃 秦野中井IC付近 37.4km 交通集中
東名高速道路 8月10日(水)23:00頃 秦野中井IC付近 33.0km 交通集中及び事故
上り線

内回り
首都圏中央連絡道 8月10日(水)11:30頃 八王子JCT付近 35.3km 交通集中及び事故
東名高速道路 8月15日(月)18:00頃 伊勢原BC付近 30.7km 事故及び交通集中
東名阪自動車道 8月14日(日)17:40頃 亀山PA付近 27.0km 交通集中
出典:https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/5497.html

NEXCO西日本管内 2022年お盆期間の実績

NEXCO中日本管内における2022年の渋滞回数のピークは、下り線は8月13日(土)、上り線は8月15日(月)でした。

帰省ラッシュは、連休初日の前日にあたる平日からはじまり、30km以上の渋滞も発生。飛び石連休だったため11日から13日に交通集中が分散し、13日の渋滞回数が最多に。Uターンラッシュは連休最終日の前日が最も渋滞が多くなりました。

下り線の10km以上の渋滞回数

上り線の10km以上の渋滞回数

特に長い渋滞発生箇所(方向別ワースト3位)

上下線 ワースト 道路名 渋滞日時(ピーク) 渋滞発生箇所 渋滞延長 渋滞要因
下り線 名神高速道路 8月10日(水)18:05頃 旧山科(ヤマシナ)バスストップ付近
(京都府京都(キョウト)市)
32.2km 交通集中及び事故
九州自動車道 8月13日(土)11:15頃 鳥栖(トス)JCT付近
(佐賀県鳥栖(トス)市)
23.2km 交通集中
名神高速道路 8月15日(月)19:30頃 旧山科(ヤマシナ)バスストップ付近
(京都府京都(キョウト)市)
17.3km 交通集中及び事故
上り線 名神高速道路 8月11日(木)10:25頃 大津(オオツ)IC付近
(滋賀県大津(オオツ)市)
30.2km 交通集中
名神高速道路 8月10日(水)11:05頃 蝉丸(セミマル)TN付近
(滋賀県大津(オオツ)市)
26.7km 交通集中及び事故
名神高速道路 8月13日(土)11:45頃 瀬田東(セタヒガシ)IC付近
(滋賀県大津(オオツ)市)
18.5km 交通集中
出典:https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/r4/0817a/

渋滞に巻き込まれたときの備えに!夏の渋滞に常備しておきたいアイテム5選

夏の渋滞に常備しておきたいアイテム5選

夏の渋滞に常備しておきたいアイテム5選

交通量や渋滞が発生する日や時間帯、渋滞になりやすい場所は過去実績からある程度は予測できますが、どれだけ綿密な計画を立てたとしても、突然の事故などによって予測できない場所で渋滞が発生することも。

特にお盆期間のような大型連休には、普段高速道路に乗り慣れていない方が運転をするケースも多く、事故も起きやすい傾向にあります。

そんなときのために、最新交通情報のこまめな確認と、渋滞に巻き込まれてしまったときの備えをしておくのがよいでしょう。ここからはお盆期間の運転で、車内に常備しておきたいアイテムを紹介します。

携帯用トイレ

夏場は熱中症予防で水分を取ることが多い季節。突然トイレに行きたくなることもあるので、運転していても用が足せる片手で使える携帯用トイレを常備しておきましょう。同乗者の気分が悪くなってしまったときにエチケット袋として兼用できるものを選ぶのがおすすめです。

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非常食

渋滞が長時間に及んだ場合に備えて、非常食を準備しておくとよいでしょう。体力の維持をはじめ気分転換にも役立ちます。サッと食べられて、すぐにエネルギー補給が可能なエナジーバーがおすすめです。

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飲料水と保冷バッグ

夏場の渋滞は熱中症のリスクもありますので、こまめな水分補給が重要です。長時間の渋滞での脱水症状を予防するために、飲料水と冷やしておくための保冷バッグを用意しておくのがおすすめです。長い距離を運転する予定であれば、冷却時間の長い車載冷蔵庫も検討してみましょう。

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熱中症対策グッズ

夏場の運転では熱中症対策として、扇風機や首からぶら下げるミニ冷却タオルなども用意しておきましょう。外気温が高いと車内の温度はさらに上昇します。長時間のドライブでは輻射熱を浴び続けることで、熱中症を引き起こしてしまう場合もあります。

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日よけシェード・サンバイザー

後部座席の窓には日よけシェードやカーテンを取り付け、直射日光を遮り、車内の温度上昇を抑えましょう。なお、道路交通法で前席の3面ガラス(フロント・運転席・助手席)の可視光線透過率は70%以上と決められているため、前席への日よけシェードやカーテンの装着はNGです。

車用サンバイザーなら眩しさも軽減でき、ドライバーの視界を保つためにも有用です。

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まとめ

まとめ

まとめ

過去実績や直近の高速道路の利用状況から、2023年お盆期間の渋滞予測とあわせて、渋滞に巻き込まれてしまった備えとして、夏場の車内に常備しておきたいアイテムを紹介しました。

ゴールデンウィーク(GW)以降、新型コロナウイルスも5類に移行され、コロナ禍以前の日常が戻ってきているなかで迎える最大10連休のお盆休み。今回の情報を活用いただき、2023年お盆休みの帰省や旅行を楽しんでください。

2023年お盆休みの新幹線混雑予測はこちら

2023年お盆休みの航空便混雑状況はこちら

よくある質問

2023年お盆休みはいつからいつまで?

2023年のお盆休みは8月11日(金・祝)から16日(水)の6連休とする企業や組織が多いため、8月17日(木)と18日(金)の平日も休暇にすれば、8月11日から20日まで、最大で10日間の連休を取ることも可能です。

なぜお盆休みは渋滞が多発する?

お盆期間に高速道路で渋滞が多発するのは、休みを取得する期間が重なり、旅行や帰省で移動する車が増えることが理由のひとつです。また、普段高速道路に乗り慣れていない方の高速道路利用も増え、不慣れな合流で速度が落ちてそこから渋滞に発展したり、事故によって渋滞が起こってしまったりする場合もあります。

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