スライドドア搭載のかっこいい車:軽自動車
スライドドア搭載の軽自動車は、全高が高いトールワゴンやハイトワゴンと呼ばれるボディタイプで、各社から多数販売されています。その中で、スライドドア搭載のかっこいい軽自動車は、以下の4台です。
- ホンダ N-BOX CUSTOM
- スズキ スペーシア カスタム
- ダイハツ タント ファンクロス
- 三菱 デリカミニ
■1.ホンダ N-BOX CUSTOM
《画像提供:Response》ホンダ N-BOX CUSTOM
2011年のデビュー以来、軽自動車の中でダントツの人気を誇るホンダ N-BOXにおいて、シャープでスタイリッシュな洗練されたデザインのN-BOX CUSTOM。
2023年10月6日にフルモデルチェンジが行われ、現行は3代目。初代からの箱型ボディデザインは継承しつつ、シンプルでありながら、より高い質感のデザインとなっています。フロントマスクは、先代で採用されていたメッキ加飾から黒を基調としたデザインに変更され、シックで引き締まった印象に。
サイドはキャラクターラインを控えめにし、シンプルでありながらボリュームある雰囲気となり、テールランプには縦長で細目のクリアレンズが採用され、スタイリッシュでかっこいいデザインです。
スライドドアは、CUSTOMグレードのみ右側が手動になりますが、その他のグレードは全て左右両側がパワースライドドアを採用し、スライドドアが閉まる前に施錠がセットできる「予約ロック」も装備。スライドドア開口幅はミニバン並みに広いので、子供を抱きかかえてチャイルドシートに乗せ降ろしする際や、かさばる荷物の出し入れもゆとりを持って行えます。
スペック【CUSTOM ターボ 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,790 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,125×1,350×1,400 |
ホイールベース(mm) | 2,520 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,295/1,295 |
最低地上高(mm) | 145 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
車両重量(kg) | 940 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒DOHCターボ |
エンジン総排気量(cc) | 658 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 47(64ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 104(10.6kg・m)/2,600 |
タンク容量(L) | 27 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 20.3 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソン式/車軸式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | 油圧式ベンチレーテッドディスク/油圧式リーディング・トレーリング |
駆動方式 | FF(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 無段変速オートマチックトルクコンバーター付)+パドルシフト |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
CUSTOM ターボ | 1,863,000円(1,984,000円) |
CUSTOM | 1,681,000円~(1,802,000円~) |
CUSTOM スロープ | 2,067,000円(2,188,000円) |
■2.スズキ スペーシア カスタム
《画像提供:Response》スズキ スペーシア カスタム
スズキ スペーシア カスタムは、スズキの人気軽トールワゴンであるスペーシアから派生したモデルです。エクステリアは、フロントマスクやリヤのテールランプなどが、クールでかっこいいデザイン。インテリアは、全体的に黒を基調とし、メーター周りなどにはシルバー加飾を施し、引き締まった印象となっています。
エンジンは、NA(自然吸気)とターボの2種類から選択できます。ターボエンジン搭載の「HYBRID XS TURBO」には、ステアリングを握ったままシフト操作できるパドルシフトが標準装備。シフトチェンジを自在に操れるので、山道などのワインディングロードではスポーティな走りを楽しめます。
スライドドアは、ベースグレードの「HYBRID GS」を除いて、左右とも予約ロック機能と挟み込み防止機構が付いた「ワンアクションパワースライドドア」を搭載。開口高1,250mm・開口幅600mm・リヤステップ地上高345mmなので、大人はもちろん小さな子供の乗り降りや荷物の積み降ろしも楽々です。
パワースライドドアの作動中に、好きな位置で開閉を一時停止できる「パワースライドドア一時停止機能」もあるので、雨の日やちょっとした荷物の出し入れ時にも便利な機能です。
スペック【HYBRID XS TURBO 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,785 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,155×1,345×1,410 |
ホイールベース(mm) | 2,460 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,295/1,300 |
最低地上高(mm) | 150 |
最小回転半径(m) | 4.6 |
車両重量(kg) | 900 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒DOHCインタークーラーターボ |
エンジン総排気量(cc) | 658 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 47(64ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 98(10.0kg・m)/3,000 |
モーター種類 | 直流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 2.3(3.1ps)/1,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 50(5.1kg・m)/100 |
タンク容量(L) | 27 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 19.8 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) |
トランスミッション | CVT |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
HYBRID XS TURBO | 1,712,000円(1,824,000円) |
HYBRID XS | 1,647,000円(1,759,000円) |
HYBRID GS | 1,512,000円(1,624,000円) |
(2023年10月現在 スズキ公式サイトより)
■3.ダイハツ タント ファンクロス
《画像提供:Response》ダイハツ タント ファンクロス
ダイハツの軽トールワゴンであるタントの派生モデルとして、2022年10月にデビューしたタント ファンクロス。エクステリアは、アウトドアを思いっきり楽しめるSUVスタイルが特徴で、フロントグリルやバンパー、ドアサイドに黒の樹脂パーツを施し、タフさを強調したデザインになっています。
インテリアは、カムフラージュ柄のシートに、エアコン吹き出し口やドア内張りにオレンジのアクセントを施し、アクティブさを感じる印象です。シートには、撥水加工が施されたフルファブリックシート表皮を全グレードに採用しているので、海や雪山で遊んで濡れたままでも乗れるうえ、汚れても手入れが簡単です。
助手席側のスライドドアには、タント譲りのミラクルオープンドアを採用。センターピラーレスのため、助手席のドアと同時に開けると広い開口部が作れ、乗り降りだけでなく、ベビーカーや大きな荷物の積み降ろしも楽に行えます。
左右ともパワースライドドアが標準装備で、スライドドアをワンタッチで開閉できるワンタッチオープン機能や、事前予約すれば車に近づくだけでスライドドアが開くウェルカムオープン機能、自動ロックを予約できるタッチ&ゴーロック機能も搭載しています。
スペック【ファンクロスターボ 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,785 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,125×1,350 ×1,370 |
ホイールベース(mm) | 2,460 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,300/1,295 |
最低地上高(mm) | 150 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
車両重量(kg) | 940 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒DOHCインタークーラーターボ |
エンジン総排気量(cc) | 658 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 47(64ps)/6,400 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 100(10.2kg・m)/3,600 |
タンク容量(L) | 30 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 20.6 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソン・ストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング |
駆動方式 | FF(前2輪駆動) |
トランスミッション | 3要素1段2相形(ロックアップ機構付) |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
ファンクロスターボ | 1,615,000円~(1,725,000円~) |
ファンクロス | 1,535,000円~(1,645,000円~) |
■4.三菱 デリカミニ
《画像提供:Response》三菱 デリカミニ
三菱の人気SUVミニバン「デリカD:5」の軽自動車版として、2023年5月に登場したデリカミニ。バンパーやホイールアーチは、悪路でも力強く走破できる印象の、アウトドアユースを意識したエクステリアデザインです。ヘッドランプは、半円状のデザインを採用し、親しみやすさも演出しています。
インテリアは、黒を基調としたデザインで、力強く引き締まった印象です。シートの着座位置には、ダウンジャケットから着想を得た立体的な3Dパターンの撥水シート生地を採用し、濡れても拭き取りやすいだけでなく、通気性のよさと快適な座り心地を実現しています。
滑りやすい道での発進をサポートするグリップコントロールや、急な下り坂でも安心して走行できるヒルディセントコントロールなどを標準装備。4WD車は、大径タイヤと専用開発のショックアブソーバーで、ラフロードもしなやかに走行できる性能を持っています。
Premiumグレードには左右とも電動スライドドア、TおよびGグレードは助手席側のみ電動スライドドアを標準装備。TおよびGグレードは、55,000円のメーカーオプション追加で、運転席側も電動スライドドアに変更可能です。電動スライドドアは、ドア下に足先をかざすだけで開閉できるので、荷物で両手がふさがっている時などに便利な機能です。
スペック【T Premium 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,800 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,200×1,335×1,390 |
ホイールベース(mm) | 2,495 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,300/1,290 |
最低地上高(mm) | 155 |
最小回転半径(m) | 4.8 |
車両重量(kg) | 1,000 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCインタークーラーターボ |
エンジン総排気量(cc) | 659 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 47(64ps)/5,600 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 100(10.2kg・m)/2,400-4,000 |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 2.0(2.7ps)/1,200 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 40(4.1kg・m)/100 |
タンク容量(L) | 27 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 19.2 |
サスペンション:フロント/リヤ | ストラット式/トーションビーム式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング式ドラム |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT(自動無段変速機) |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
T Premium | 1,886,000円(2,035,000円) |
T | 1,710,000円(1,902,000円) |
G Premium | 1,805,000円(1,954,000円) |
G | 1,640,000円(1,832,000円) |
(2023年10月現在 三菱公式サイトより)
スライドドア搭載のかっこいい車:コンパクトカー
スライドドア搭載のコンパクトカーも、全高が高いトールワゴンやハイトワゴン、コンパクトミニバンと呼ばれるボディタイプになります。その中で、スライドドア搭載のかっこいいコンパクトカーは、以下の4台です。
- トヨタ シエンタ
- ホンダ フリード
- トヨタ ルーミー
- スズキ ソリオ バンディット
■1.トヨタ シエンタ
《画像提供:Response》トヨタ シエンタ
シエンタは、トヨタのコンパクトミニバンとして2003年に登場し、現行型は2022年8月にデビューした3代目。エクステリアは、バンパーやルーフの角を丸くしたシカクマルシルエットのデザインで、バンパーとサイドモールには、多少の擦り傷も目立たないプロテクションモールを採用し、可愛らしさとかっこよさを表現しています。
乗車定員は5人と7人の2タイプが設定され、広い室内空間と多彩なシートアレンジによって、多人数でも快適な乗車はもちろん、大きな荷物やたくさんの荷物を積むことも可能です。パワーユニットは、ハイブリッドとガソリンの2タイプから選択可能ですが、4WDはハイブリッドのみの設定になります。
スライドドアは、グレード別設定で床下に足をかざすだけで開閉できるハンズフリーデュアルパワースライドドアや、ワンタッチスイッチを押すだけで解錠&ドアオープンできるワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアを搭載。予約ロック機能もあるので、スライドドアが閉じきるのを待たずに、車から離れられます。
スペック【HYBRID Z 2WD 7人乗り】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,545×1,530×1,300 |
ホイールベース(mm) | 2,750 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,490/1,480 |
最低地上高(mm) | 140 |
最小回転半径(m) | 5.0 |
車両重量(kg) | 1,370 |
乗車定員(名) | 7 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 1,490 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 67(91ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 120(12.2kg・m)/3,800-4,800 |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 59(80ps)/- |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 141(14.4kg・m)/- |
タンク容量(L) | 40 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 28.2 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
HYBRID Z | 2,609,091円~(2,789,091円~) |
Z | 2,290,909円~ |
HYBRID G | 2,409,091円~(2,589,091円~) |
G | 2,090,909円~ |
HYBRID X | 2,163,636円~(2,343,636円~) |
X | 1,772,727円~ |
(2023年10月現在 トヨタ公式サイトより)
■2.ホンダ フリード
《画像提供:Response》ホンダ フリード
全長4.3m以下のコンパクトボディなのに7人乗車ができ、乗りやすさとユーティリティを兼ね備えた人気コンパクトミニバンのフリード。エクステリアは、シンプルでありながら、空力を考えた流れるようなボディラインで、飽きのこないデザインです。
フリードには、アウトドアユースを意識したCROSSTARや、走りを意識したModulo Xもラインアップされているので、好みに合わせて選択できるところが嬉しいポイントです。特別仕様車のBLACK STYLEは、フロントグリルやドアハンドル、インテリアをブラックとし、引き締まったかっこよさが際立ちます。
スライドドアの開口幅は665mm、ステップ高は390mmなので、大人も子供もスムーズに乗り降りが可能。全グレードに、イージーオープンドアハンドル・タッチセンサー・挟み込み防止機構付きの両側パワースライドドアが標準装備されているので、どれを選んでも快適にスライドドアを活用できます。
またディーラーオプションで、足先をかざすとスライドドアが自動で開閉し、運転席・助手席のドアにも対応しているハンズフリースライドドアの装備も可能です。
スペック【HYBRID G 2WD 7人乗り】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,265×1,695×1,710 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 3,045×1,455×1,275 |
ホイールベース(mm) | 2,740 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,480/1,485 |
最低地上高(mm) | 135 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
車両重量(kg) | 1,430 |
乗車定員(名) | 7 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 1,496 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 81(110ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 134(13.7kg・m)/5,000 |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 22(29.5ps)/1,313-2,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 160(16.3kg・m)/01,313 |
タンク容量(L) | 36 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 20.9 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソン式/車軸式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | 油圧式ベンチレーテッドディスク/油圧式ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 7速オートマチック |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
HYBRID Modulo X | 3,010,000円~ |
Modulo X | 2,732,000円~ |
HYBRID CROSSTAR | 2,689,000円~(2,839,000円~) |
CROSSTAR | 2,389,000円~(2,539,000円~) |
HYBRID G | 2,444,000円~(2,594,000円~) |
G | 2,119,000円~(2,269,000円~) |
(2023年10月現在 ホンダ公式サイトより)
■3.トヨタ ルーミー
《画像提供:Response》トヨタ ルーミー
外に持ち出せる広い部屋という意味でネーミングされたトヨタ ルーミー。全長3,705mm、全幅1,670mmのコンパクトサイズなボディに、大人5人が余裕を持って乗れる広い室内空間を確保しています。室内高は1,355mmもあるため、乗車中は解放感があり、小さい子供なら立って着替えることも可能です。
エクステリアは、フロントフェイスがシャープな印象のカスタムと、カジュアルでアクティブな印象のスタンダードの2タイプがあるので、好みに合わせて選べます。インテリアは、黒をベースとした落ち着いた雰囲気で、多彩なシートアレンジによって、乗車人数や荷物の大きさ大きさに合わせた幅広い使い方が可能です。
ワンタッチオープン・予約ロック・挟み込み防止機能付きのパワースライドドアは、Xグレードのみ助手席側だけで、他のグレードは左右両方とも標準装備。またXグレード以外には、車に近づくだけで全ドアが解錠され、スライドドアが自動で開くウェルカムパワースライドドアも標準装備されているので便利です。
スペック【カスタムG-T】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,705×1,670×1,735 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,180×1,480×1,355 |
ホイールベース(mm) | 2,490 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,455/1,465 |
最低地上高(mm) | 130 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
車両重量(kg) | 1,110 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 996 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 72(98ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 140(14.3kg・m)/2,400-4,000 |
タンク容量(L) | 36 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 16.8 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング式ドラム |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | CVT |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
カスタムG-T | 1,869,091円 |
カスタムG | 1,749,091円(1,909,091円) |
G-T | 1,704,091円 |
G | 1,594,091円(1,754,091円) |
X | 1,424,091円(1,584,091円) |
(2023年10月現在 トヨタ公式サイトより)
■4.スズキ ソリオ バンディット
《画像提供:Response》スズキ ソリオ バンディット
スズキのコンパクトトールワゴンであるソリオのカスタムグレードとなるソリオ バンディット。ボディサイズや室内サイズ、車両重量はソリオと同じですが、エクステリアとインテリアに違いがあり、ソリオ バンディットはクールでスポーティな印象です。
フロントフェイスは、ヘッドランプとポジションランプが2段式で立体感あるフロントグリルとし、リヤ周りはSマークのある横一文字のメッキガーニッシュが太く、力強さも強調されています。パワーユニットはハイブリッドのみですが、フルハイブリッドのHYBRID SVと、マイルドハイブリッドのHYBRID MVの選択が可能です。
スライドドアは開口高1,220mm、開口幅640mm、振り出し量160mmなので、狭い場所でもドアの開閉に気を遣うことなく乗り降りがスムーズに行えます。ステップ高は365mmと低く、乗降グリップを搭載しているので、乗り降りが楽です。
また、全グレードに予約ロック機能・挟み込み防止機構付きのワンアクションパワースライドドアを両側に標準装備。どちらのグレードを選んでも快適にスライドドアを利用できます。
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,790×1,645×1,745 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,500×1,420×1,365 |
ホイールベース(mm) | 2,480 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,435/1,440 |
最低地上高(mm) | 140 |
最小回転半径(m) | 4.8 |
車両重量(kg) | 1,050 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 1,242 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 67(91ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 118(12.0kg・m)/4,400 |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 10(13.6ps)/3,185-8,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 30(3.1kg・m)/1,000-3,185 |
タンク容量(L) | 32 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 22.3 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 5AGS(5速オートギアシフト) |
スライドドア搭載のかっこいい車:ミニバン
スライドドア搭載の車といえば「ミニバン」を思い浮かべる人も多いでしょう。なぜなら、現在新車で販売されているミニバンは、全車スライドドアを搭載しているからです。数あるミニバンの中で、スライドドア搭載のかっこいいミニバンは、以下の4台です。
- トヨタ アルファード
- 日産 セレナ
- ホンダ ステップワゴン
- 三菱 デリカD:5
■1.トヨタ アルファード
《画像提供:Response》トヨタ アルファード
トヨタを代表するフラッグシップLLサイズミニバンのトヨタ アルファード。2015年にデビューした先代モデルの人気が高く、2023年6月に登場した現行型の4代目は、先代のデザインを踏襲しつつ、さらにラグジュアリー感が増した印象です。
インテリアは、オーバーヘッドコンソールがロング化されたことで、照明・スイッチ類・エアコン吹き出し口などが中央に集約されユーザビリティが向上。室内は広く、ファーストクラス並みに高級な2列目シートをはじめ、前席や3列目にも高級感あるシートが装備され、優雅な気分でドライブが楽しめます。
左右のスライドドアには、メッキ加飾付きユニバーサルステップを装備。820mmの広々とした開口幅のスライドドアオープンに連動して、地上約220mmの位置にステップが出現し、1歩目の高さを下げることで子供や高齢者の人も楽に乗り降り可能。また、ステップ照明をスライドドアトリムに配置することで、夜間の乗り降りも安全に行えます。
他にも、シーソータイプの開閉スイッチをスライドドア外側のハンドルに装備し、ドアストップした状態から簡単に開閉できるワンタッチシーソースイッチも搭載するなど、さすがトヨタのフラッグシップミニバンと感動させてくれます。
スペック【Executive Lounge 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,995×1,850×1,935 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 3,005×1,660×1,360 |
ホイールベース(mm) | 3,000 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,600/1,600 |
最低地上高(mm) | 150 |
最小回転半径(m) | 5.9 |
車両重量(kg) | 2,230 |
乗車定員(名) | 7 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 2,487 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 140(190ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 236(24.1kg・m)/4,300-4,500 |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 134(182ps)/- |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 270(27.5kg・m)/- |
タンク容量(L) | 60 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 17.5 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
Executive Lounge | 7,727,273円(7,927,273円) |
Z | 4,909,091円~(5,089,091円~) |
(2023年10月現在 トヨタ公式サイトより)
■2.日産 セレナ
《画像提供:Response》日産 セレナ
Mサイズミニバンの中で、長年に渡り高い人気を誇る日産 セレナ。Mサイズミニバンの中では、もっとも広い室内空間を有し、エンジンで発電しモーターで走行するハイブリッドシステム「e-POWER」や、高速道路においてシステムの自動制御によってドライバーの運転を支援してくれる「プロパイロット」など、多くの先進技術が盛り込まれています。
現行型は2022年12月に登場した6代目で、全体的なボディデザインは先代を踏襲しつつ、より直線的でソリッドな感じとなり、近未来的な雰囲気を感じさせます。ヘッドランプは、フロントグリルに溶け込んだ感じに仕上げられスッキリした印象です。
インテリアも、エアコン操作などが物理ボタンではなくタッチパネル式となり、近未来感が演出されています。シフトチェンジは、レバータイプを廃止し、ボタンタイプにすることで運転席周りがスッキリしています。
スライドドアは、Xグレードを除き、挟み込み防止機構付のハンズフリーオートスライドドアを両側に標準装備。足先を車の下にかざすだけでスライドドアを開閉できるので、寝てしまった子供を乗り降りさせるのも楽に行えます。架装オプションで「ロングステップ&ステップイルミネーション」を装備すれば、子供や高齢者の方でも、楽に乗り降り可能になります。
スペック【ハイウェイスターV 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,765×1,715×1,870 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 3,145×1,545×1,400 |
ホイールベース(mm) | 2,870 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,475/1,485 |
最低地上高(mm) | 135 |
最小回転半径(m) | 5.7 |
車両重量(kg) | 1,690 |
乗車定員(名) | 8 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,997 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 110(150ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 200(20.4kg・m)/4,400 |
タンク容量(L) | 54 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 13.0 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | FF(前輪駆動方式) |
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
e-POWER AUTECH | 3,773,000円 |
AUTECH | 3,394,000円(3,576,000円) |
e-POWER LUXION | 4,362,000円 |
e-POWER ハイウェイスターV | 3,351,000円~ |
ハイウェイスターV | 2,972,000円~(3,214,000円~) |
e-POWER XV | 33,181,000円~ |
XV | 2,808,000円~(3,050,000円~) |
e-POWER X | 2,908,000円 |
X | 2,517,000円(2,759,000円) |
(2023年10月現在 日産公式サイトより)
■3.ホンダ ステップワゴン
《画像提供:Response》ホンダ ステップワゴン
1996年に登場した初代ホンダ ステップワゴンは、現在におけるMサイズミニバンの人気の火付け役的存在でした。2022年5月にデビューした6代目のステップワゴンは、初代のボディデザインを踏襲しつつ、現代風にアレンジされ、懐かしさと新鮮さを持ち合わせた印象があります。
どこにでも似合うシンプルな「AIR」、上質な雰囲気を持ち、スポーティで力強い「SPADA」、SPADAの質感をさらに高め、機能を充実させた「SPADA PREMIUM LINE」と、3つのグレードが用意されています。インテリアカラーは、全グレードブラックがあり、AIRのみグレーも選択可能です。
スライドドアは、全グレードに両側パワースライドドアを標準装備。世界初の静電タッチセンサーを採用しているので、指先で軽く触れるだけで開閉できます。室内には、ピラーにもスライドドアの開閉スイッチがあるため、乗車後に体を後ろへ向けることなくドア閉めが可能です。
タイプ別設定では、スライドドアが閉まると同時に施錠してくれる「予約ロック」もあります。ディーラーオプションでは、車体の下に足先をかざすだけでスライドドアの開閉ができる「ハンズフリースライドドア」と、子供や高齢者の方が楽に乗り降りできる「オートサイドステップ」も装備可能です。
スペック【SPADA PREMIUM LINE 2WD】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,830×1,750×1,845 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,845×1,545×1,425 |
ホイールベース(mm) | 2,890 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,485/1,500 |
最低地上高(mm) | 150 |
最小回転半径(m) | 5.7 |
車両重量(kg) | 1,740 |
乗車定員(名) | 7 |
エンジン種類 | 冷直列4気筒DOHC VTECターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,496 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 110(150ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 203(20.7kg・m)/1,600~5,000 |
タンク容量(L) | 52 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 19.5 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | FF(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付) |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
e:HEV SPADA PREMIUM LINE | 3,557,000円 |
SPADA PREMIUM LINE | 3,208,000円(3,381,000円) |
e:HEV SPADA | 3,360,000円 |
SPADA | 3,011,000円(3,211,000円) |
e:HEV AIR | 3,125,000円 |
AIR | 2,776,000円(2,996,000円) |
(2023年10月現在 ホンダ公式サイトより)
■4.三菱 デリカD:5
《画像提供:Response》三菱 デリカD:5
アウトドアユースでは信頼性と安心感のある三菱 デリカD:5。悪路を難なく走破することに特化したミニバンで、そのスタイルは力強くたくましい印象です。2019年のビッグマイナーチェンジでは、フロントマスクに「ダイナミックシールド」が採用され、ヘッドランプは縦型形状のLEDマルチとなり、高級感もあります。
アウトドアでの機動性を確保するために、駆動方式は4WDのみの設定。ラフロードを走破するために、アプローチアングル21.0度、ランプブレークオーバーアングル16.5度、ディパーチャーアングル23.0度、最低地上高185mmを確保したボディスタイルは、同サイズのミニバンよりも迫力がある印象です。インテリアは、黒を基調に木目加飾があしらわれ、高級車のようなしつらえです。
Mグレードは助手席側のみ、他のグレードは左右両側にワンタッチ電動スライドドアを標準装備。ワンタッチスイッチを2度押しするとクローズ&ドアロック、長押しするとドアロック解除&オープンできます。開閉時に接触すると自動的に反転するセーフティ機構も付いているので安心です。
スペック【P 8人乗り】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,800×1,795×1,875 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,980×1,505×1,310 |
ホイールベース(mm) | 2,850 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,540/1,535 |
最低地上高(mm) | 185 |
最小回転半径(m) | 5.6 |
車両重量(kg) | 1,980 |
乗車定員(名) | 8 |
エンジン種類 | 4気筒DOHCインタークーラー付ターボ ディーゼル |
エンジン総排気量(cc) | 2,267 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 107(145ps)/3,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 380(38.7kg・m)/2,000 |
タンク容量(L) | 64 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 12.6 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式/マルチリンク式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速スポーツモード A/T |
グレード別新車価格(消費税別) ※()内は4WD
P | 4,069,000円 |
G-Power Package | 3,945,000円 |
G | 3,730,000円 |
M | 3,638,000円〜 |
(2023年10月現在 三菱公式サイトより)
スライドドアのメリット・デメリット
■メリット
スライドドアには、以下のメリットがあります。
- 開閉が楽
- 人の乗り降り・荷物の載せ降ろしが楽
- 狭いところでもドアを全開できる
- 強風に影響されない
1.開閉が楽
今回紹介した車はもちろん、スライドドアを採用している多くの車では、電動で開閉するオートスライドドアを搭載しています。そのため、開閉に力を必要とせず、ボタン操作やリモコン操作で楽に開閉ができます。
2.人の乗り降り・荷物の載せ降ろしが楽
スライドドアは開口部が大きく、隣の車や壁を気にせずドアをフルオープンにできるため、子供や高齢者の方もストレスなく乗り降りできます。また、大きな荷物の載せ降ろしも楽です。
3.狭いところでもドアを全開できる
ヒンジドアは横へ開くため、車の横にスペースがなければドアを開けることができません。それに対しスライドドアは、ドアが後ろへスライドして開くため、ボディからほとんどはみ出ることがなく、車の横にスペースがなくても全開にできます。
4.強風に影響されない
ヒンジドアは強風にさらされると、風圧によって開けにくくなったり閉めにくくなったりします。スライドドアは、車のボディに沿ってスライドするため風圧の影響を受けにくく、強風に影響されません。
■デメリット
スライドドアには、以下のデメリットがあります。
- ドアの開閉に時間がかかる
- 車両価格が高くなりがち
- 修理が高額になる
1.ドアの開閉に時間がかかる
ヒンジドアよりも開閉に時間がかかるため、急いでいたり雨が降っていたりする時は、イライラしてしまうかもしれません。しかし、スライドドアを半開にできたり、ドアロック予約ができたりする車種なら、開閉にかかる時間を早められるでしょう。
2.車両価格が高くなりがち
ヒンジドアに比べて、部品点数が多く構造も複雑なため、その分車両価格が高くなりがちです。
3.修理が高額になる
部品点数が多く構造も複雑なスライドドアは、ヒンジドアに比べて修理費用も高額になります。電動式になると、開閉用のワイヤーが切れただけでも、電動モーターも含め複数部品が組み合わされたASSY(アッシー)交換となり、10万円前後かかることもあります。
スライドドアの車がオススメな人
スライドドアの車がオススメなのは、以下のような人です。
- 小さな子供がいる人
- 高齢者を乗せる機会が多い人
- 車にたくさんの荷物を載せる人
- アウトドアへよく出かける人
■1.小さな子供がいる人
抱っこしたりベビーカーに乗せたりするような小さな子供がいる人は、スライドドアの車がオススメです。子供が寝てしまったら抱っこしたままとなり両手がふさがった状態になるので、ボタン一つの操作や車の下に足をかざすだけでドアを開閉できるオートスライドドアが便利です。
■2.高齢者を乗せる機会が多い人
高齢者になると、車に乗り降りするだけでも大変になってきます。ヒンジドアは自分で開けるのも力が必要ですが、電動式のスライドドアならボタンやリモコンで開閉ができるので楽です。また、サイドステップを搭載することで、乗り降りする時の高さを低くできるため、高齢者でも乗り降りがしやすくなります。
■3.車にたくさんの荷物を載せる人
ヒンジドアは車に対して直角に開く車がほとんどないため、荷物の大きさによってはドアに干渉して積み降ろしがしにくくなります。また、車の後ろ側からしか積み降ろしができないデメリットも。スライドドアなら、ドアに干渉されることなく、車の前側からでも積み降ろしが楽に行えます。また、スライドドア搭載車の多くは室内空間が広いため、たくさんの荷物を一気に載せることも可能です。
■4.アウトドアへよく出かける人
夏のマリンスポーツや冬のウィンタースポーツ、そしてキャンプといったアウトドアへ出かける場合、たくさんの荷物を積み込み、現地で降ろす作業が発生します。その時にスライドドアだと、楽に行えるのでオススメです。また、室内高が高い車が多いので、車内での着替えなどの際もスペースにゆとりがあります。
まとめ
車を実用的に利用することを考えると、使い勝手がいいスライドドアはオススメです。また、スライドドアの車を求める人が増えてきているからこそ、スライドドアを搭載した車が増えてきているのでしょう。最近のスライドドア搭載車は、電動開閉が標準装備となっているので、車両本体価格が高くなっていますが、価格に比例して便利さも備わっています。
本記事で紹介した「スライドドアの車がオススメな人」に該当する人も、該当はしないけどスライドドアは便利そうだから選びたいと思う人は、本記事を参考にしていただき、自分好みの車を見つけてください。
スライドドアについてよくある質問
■電動スライドドアは何年くらい持ちますか?
何年とは一概にはいえませんが、10年がひとつの目安になるでしょう。電動スライドドアは、モーターとワイヤーを使って開閉しているので、ワイヤーが切れたり、モーターが故障するケースが多くあります。機械は、使用方法や使用環境によって寿命は変わってきます。丁寧に扱って、定期的にメンテナンスを行えば、少しでも寿命を延ばせるでしょう。
■スライドドアの修理費用はどれくらい?
2008年式の日産 セレナ(CC25)の場合、ワイヤー切れの修理で8万円ほどでした。モーターとワイヤーが一体となったASSY交換となったためです。車種によっては、これ以上に費用がかかる場合もあるでしょう。