使って納得の便利さ!乗り降りしやすい「スライドドア」
《画像提供:Response 》《写真提供 SUBARU》スバル シフォンカスタム
最近流行の車といえば、使い勝手の広がる背が高いタイプが人気です。軽自動車ならスーパーハイトワゴンと呼ばれる全高1.8m程度のタイプが売り上げランキングの上位を独占していますし、普通車でも同様に全高を高めたトールワゴンタイプの人気が非常に高まっています。
また、ご家族で使う車として不動の人気を誇るのはやっぱりミニバン。たとえ3列シート全てに人が乗らなくても、開放感のある広々室内に荷物を満載してアウトドアに出かけたり、急な雨でお子様と自転車を迎えに行ったりと、さまざまなシーンで使いやすさが光ります。
スーパーハイトワゴンの軽やトールワゴン、それにミニバン。これらの車種に共通する特徴といえば、後席用のドアがスライドドアとなっていることではないでしょうか。
それらの車でもあえて後席用にスイングドアを採用するものもあるのですが、やはり主流はスライドドア。これはきっと、スライドドアの使い勝手のよさがファミリーにぴったりであることの証なのではないでしょうか。
■最新スライドドアは一味違う!魔法の自動ドア機能も
スバル ジャスティ(2016年型)
主にバンタイプなどではかなり昔からスライドドアが用いられてきていますし、1980年代ごろから流行し始めたミニバンは当初からスライドドアを持つものが一般的でした。意外と歴史の深いスライドドアですが、近年ではただスライドするだけでなく、さまざまな機能性が付与されている点がポイントです。
具体的には、スイッチ操作ひとつでスライドドアの開閉ができる「パワースライドドア」はもはや標準装備に近いほど普及していますし、パワースライドドアの車で面倒だった「閉まりきるまで施錠操作ができない」という点を解消した「予約ロック」機能も、ここ数年で一気に広がりを見せています。
また、キーを取り出すことなく車両のロックを操作できるスマートキーと組み合わさることで、車を離れる際に予約操作をしておけば、用事が終わって車に近づくとスライドドアが自動で開く「ウェルカムオープン」も、近年では幅広い車種で選択ができるようになりました。
開口部がワイドで使いやすいというだけでなく、さらに開閉時の便利さまで手に入れた現代のスライドドア。使い始めると、その魅力にやみつきになること間違いなしです。
■こんな時うれしい!スライドドアがぴったりなシーンといえば
《画像提供:Response 》スバル シフォン シートアレンジ例
車両の前後方向に開くスライドドアというドア形状は、車両前方側にヒンジを持つスイングドアと比べて、全開時に必要な張り出し幅が非常に小さくて済む点がポイント。そのため、狭い駐車スペースでも乗り降りがしやすいですし、お隣の車にドアをぶつけてしまう心配もありません。
また、その張り出し幅の小ささがうれしいのは後席の乗員だけでなく、近年では前席からも便利に使用できる車が増えてきています。
前後席のウォークスルーを活用したり、運転席や助手席のロングスライド機能を活用したりすることで、前席用のスイングドアでは乗り降りが難しい場面でも、後席のスライドドアから乗り降りができます。
【2023年】スバルの現行スライドドア車をまとめてみた
2023年3月現在で、スバルが国内で販売している現行スライドドア車のラインアップを紹介します。
《画像提供:Response 》《写真提供 SUBARU》スバル シフォン
■軽乗用車「シフォン」:先進機能と助手席側ピラーレスの開口部に注目
人気のスーパーハイトワゴンタイプの軽乗用車の「シフォン」は、スバルのスライドドア車ラインナップの中でも一際人気のある存在でしょう。お気づきかもしれませんが、シフォンはダイハツ タントのOEM車となっており、基本デザインはスバルのエンブレム以外で共通です。
予防安全装備パッケージのスマートアシストが全車で標準装備となっているなど、装備の充実っぷりはシフォンのうれしいポイント。スマートアシストには、軽自動車としてはまだまだ珍しい全車速追従機能付ACCや、遮光式ハイビームの「アダプティブドライビングビーム」が一部グレードに標準装備されます。
特にスライドドアに限ってチェックすると、同等グレードとなるシフォン GSスマートアシストでは両側パワースライドドアが標準装備なのに対し、タント Xターボでは標準装備は左側のみで右側はオプションと、シフォンの方が充実している部分もあります。
またタント同様、左側のセンターピラーがドアに内蔵されたことで助手席側のドアとスライドドアがひとつの大きな開口部を形作る「ミラクルオープンドア」がシフォンの大きな特徴で、乗り降りのしやすさだけでなく荷物の積み下ろしも抜群にやりやすくなっています。
スバル シフォンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,755mm | |
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ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 880kg | |
燃費 | WLTCモード:22.7km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC12バルブ ガソリン 658cc | |
エンジン最高出力 | 38kW(52ps)/6,900rpm | |
エンジン最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) | |
トランスミッション | CVT | |
新車価格 | 1,260,000円(消費税抜) |
■スバル サンバーバン:かつては「農道のポルシェ」と言われた軽商用車! 今はちょっと違うけど利便性抜群
スバル サンバーバンは、スバルの軽バン。その初代モデルは、約60年も前の1961年に登場と長い歴史があります。
そんな、サンバーバンが長らく他の軽商用車と異なる特徴としてきたのは、リアにエンジンを搭載し後輪を駆動する「RRレイアウト」。軽商用車としては独特のレイアウトであったため、同レイアウトを採用し特徴とするポルシェになぞらえて、「農道のポルシェ」などといった愛称までありました。
しかし、その特徴を有していたのは自社生産であった6代目モデルまでで、7代目モデルからはダイハツ ハイゼットのOEMとなったために、「RRレイアウト」は廃止されてしまいました。
現行モデルは、OEMモデルとなってから初めてのフルモデルチェンジを受け、2022年に登場した8代目モデル。先代モデルと比較し、そのエクステリアは、直線が多用されたタフな印象の格好いいデザインになったほか、プラットフォームの一新により、高剛性化と軽量化を実現したうえに、荷室上部のボディ形状のスクエア化により、荷室容量を拡大しました。
また、先進安全装備として、ステレオカメラを刷新した「スマートアシスト」を全車標準装備。これには「衝突回避支援ブレーキ機能」と「衝突警報機能」の対応速度向上や、二輪車・自転車・夜間歩行者認識への対応に加え、「車線逸脱抑制制御機能」や「路側逸脱警報機能」、対向車等を認識してハイビームの部分的な遮光を行う「アダプティブドライビングビーム」などが含まれており、より安心してドライブを楽しめるようになりました。
さらに、パワートレインには、新開発の「FR用CVT」を採用、燃費性能・静粛性・発進加速性能が向上し、ドライバビリティが向上しているほか、CVTでかつ4WD車では、スイッチ操作で3モードの選択が可能な電子制御式4WDを採用。路面状況に応じて適切にきりかえることで、それぞれの路面をより安全・快適に走行できます。
商用車のため(上級・乗用車グレードであるディアスを除く)、装備や作りは非常に簡素ですが、その分荷室はとても広くフルフラットにすることで広大なスペースを確保することも可能ですし、ベースグレードの価格は112万2,000円と比較的安価に抑えられています。
仕事でも、遊びでもガンガン使って行きたいけど、そのような用途に使う車は、価格を抑えたい…そんな方にピッタリの一台です。
スバル サンバーバンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,890mm | |
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ホイールベース | 2,450mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 910kg | |
燃費 | WLTCモード:15.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC12バルブ ガソリン 658cc | |
エンジン最高出力 | 39kW(53ps)/7,200rpm | |
エンジン最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/4,000rpm | |
駆動方式 | 2WD(後2輪駆動) | |
トランスミッション | CVT | |
新車価格 | 1,000,000円(消費税抜) |
■コンパクト「ジャスティ」:普通車の余裕で室内ひろびろ!
《画像提供:Response 》スバル ジャスティ
普通車サイズながら軽自動車のスーパーハイトワゴンのように全高を高く取ったスタイルが印象的なのが「ジャスティ」。こちらはダイハツ トールのOEM提供を受けて販売しているモデルで、同じくOEM提供を受けて販売しているトヨタ ルーミーと3姉妹の関係にあります。
ジャスティという車名も歴史が深いもので、初代の登場は1984年。国内市場では現行型は2代目にあたります。
初代ジャスティは現行車のように全高の高いスライドドアタイプではなく、一般的なスイングドアを備えたコンパクトハッチバックタイプの車で、現在ではコンパクトカーの標準トランスミッションとなった感もあるCVTを、日本車として初、量産実用化としては世界でも初めて搭載した車として話題になりました。
現行型のジャスティは、あえて2列シートに乗車定員を抑えることで、大型ミニバンのようなゆとりの乗員スペースと、使い勝手のいい荷室スペースを両立。1リッターエンジンということで、維持費の安さもポイントです。
販売されているのは1つのグレードのみで、駆動方式が2WDと4WDが選べるのみということもあり、あまり街中では見かけないジャスティですが、トールでは上位グレードとなるカスタムG相当の装備となっており、便利装備から安全装備までフルに備えた商品性の高さがポイントです。
スバル ジャスティのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,705mm×1,670mm×1,735mm | |
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ホイールベース | 2,490mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,090kg | |
燃費 | WLTCモード:18.4km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリン 996cc | |
エンジン最高出力 | 51kW(69ps)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | CVT | |
新車価格 | 1,974,600円(消費税抜) |
■バン「サンバーディアス」:アウトドア・レジャーが楽しめるクルマ
《画像提供:Response》〈写真提供:SUBARU〉スバル サンバーバン
スバル サンバーディアスは、スバルの軽バン「サンバーバン」の上級・乗用グレード。
1990年代後半に当時のサンバーバンの姉妹車として誕生したディアスワゴンを起源に持ち、現在のモデルは2022年に登場した8代目サンバーバンをベースとした乗用モデルとしての位置づけです。
基本的な部分は、サンバーバンと同様ですが、LEDヘッドランプや、LEDフォグランプ、LEDテールランプ、メッキフロントグリル&フォグランプベゼル、電動格納ミラーが装備され、商用モデルより豪華な印象になっているほか、フロント&リアロアバンパーとサイドスカート、ドアミラカバーがブラックに塗られ商用モデルとの差別化が図られ引き締まった印象になっています。
サンバーバンのカラーは白もしくはシルバーしか選べないのに対し、ディアスではオレンジやブルー、カーキ、ブラックなど、全6色が選択可能で個性を発揮できるようになっています。
また、リヤシートを足元スペースに収めて、荷室を拡大できる水平格納式リヤシートを採用しており、広くフラットな荷室空間を作ることが可能です。これにより、車中泊などのレジャーを楽しむことも。
さらに、荷室空間を効率的に使えるスリット付のデッキサイドトリムも採用しており、ディーラー装着オプションのラゲージボードを組み合わせることで、収納ラックや作業テーブルとして使えます。
荷台のフロアには、イージーケアマットが採用されており、ちょっとした泥汚れなどはサッと拭き取れるようになっており、自転車や、釣り竿、キャンプ道具などを汚れたまま積んでもすぐに掃除できるのが嬉しいポイント。
商用車ベースだからこそのユーティリティの高さに加え、乗用モデルとして、デザインや快適性に配慮されたディアスは、車中泊などアウトドア・レジャーを楽しみたいユーザーにピッタリの一台です。
スバル サンバーディアスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,890mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,450mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 970kg | |
燃費 | WLTCモード:14.7km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC12バルブ ガソリン 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64ps)/5,700rpm | |
エンジン最大トルク | 91N・m(9.3kgf・m)/2,800rpm | |
駆動方式 | 2WD(後2輪駆動) | |
トランスミッション | CVT | |
新車価格 | 1,570,000円(消費税抜) |
現行車でスライドドアは少なめ… 過去にはこんなモデルも!
スバル サンバーディアスワゴン(2005年型)
ここまで紹介してきたスバルの現行スライドドア車は、すべてダイハツからのOEM車です。これらは基本的にはバッジ類がスバルエンブレムとなっているだけで、あまりスバルらしさが感じられるものではないともいえます。
そこで、もう販売が終了している過去のモデルで、スライドドアを採用していた車や、あえてスライドドアを採用しなかった車をリサーチしてみました。色濃いスバルの個性が光るこれらの車が欲しくなってしまうかもしれませんよ。
■「ドミンゴ」:この大きさで3列シート!小回りも走破性も侮れない
《画像提供:Response 》スバル ドミンゴ(初代、2016スバル感謝祭 参加車両)
軽バンのサンバーの雰囲気を強く感じるこちらのスライドドア付きの車は、初代が1983年から1994年まで、2代目が1994年から1999年まで販売された「スバル ドミンゴ」です。
ここ数年軽自動車でも白いナンバープレートを装着する例が増えていますが、ドミンゴはれっきとした普通車。全長と全幅が拡大されていることで当時の軽自動車規格を超えているほか、搭載するのは1.0リッターまたは1.2リッターエンジンと、普通車の余裕を感じさせるものでした。当時のサンバー同様に、リヤエンジンレイアウトながら四輪駆動も用意するユニークさもポイントでした。
このクラス、このサイズにして室内には3列のシートを備え、7人乗りが可能という非常にユニークな車両ということもあり、ライバル不在でなかなかのヒット車となったそう。きっと3列目への乗り込み時には、ワイドに開くスライドドアが大いに役立ったことでしょう。
平成元年、平成8年と軽自動車規格がサイズ拡大方向に改定されたことなどもあり、軽自動車との差別化が難しくなってきたことや、より大型のミニバンが流行し始めたことに伴い、2代目でモデル廃止となってしまいましたが、現代でもこのコンパクトサイズと四輪駆動と3列シート車の組み合わせを求める方もいそうですよね。
最終型でも1999年までと、かなり古めのモデルではありますが、中古車市場でも初代、2代目ともにチラホラと見かけることができます。気になった方はぜひ探してみてくださいね。
■「エクシーガ」:3列7人乗りであえてのスイングドア、快速ミニバン
スバル エクシーガ(2008年型)
ミニバンといえばスライドドアでしょ!という固定観念にとらわれず、まるでステーションワゴンを思わせる流麗なデザインとこだわりのスイングドアで登場したのが「スバル エクシーガ」。
エクシーガは2008年から2015年まで販売され、その後は内外装など大きく改良された「エクシーガ クロスオーバー7」に車名を変えつつ2018年まで販売されていましたので、まだまだ覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。
3列シートを備えたスバルの車としては、先ほどご紹介した「ドミンゴ」や、ドミンゴが販売終了後ではドイツの自動車メーカーであるオペルからOEM提供を受けて販売していた「トラヴィック」などがありましたが、自社開発で全長約4.8mという大柄な3列シートミニバンは、スバルとしては未体験ゾーンだったといえるでしょう。
同社で知名度の高いレガシィツーリングワゴンとの関連性を感じさせるような、ルーフ高が低く抑えられたフォルムながら、3列それぞれでゆとりの空間が確保されており、大面積のパノラマルーフなども合わせて開放的な空間が見どころでした。スイングドアながら、かなりスクエアな開口部が確保されており、意外と3列目シートへの乗り降りもしやすかったところもポイントです。
レガシィやインプレッサなどでもおなじみのEJ20型水平対向4気筒ターボエンジンも用意されるなど、スバルらしい走りの一面も見られたエクシーガ。残念ながら後継車の設定なく販売が終了しており、現在スバルは国内市場に3列シート車を持っていません。
現在は全車OEM車! 今後スバル独自スライドドア車は登場するのか
《画像提供:Response 》スバル 次世代電動クロスオーバーSUV 予想CG
スバルにラインアップされるファミリー層に人気のスライドドア車は、すべて他メーカーからのOEM車でした。スバルとしては、走破性や走行性能を高めたモデルが主流で、スライドドアを搭載するようなミニバンやハイルーフのコンパクトカーなど本流から外れる車両にはあまり注力をしない方針を取っていると言っても過言ではないでしょう。
現代のクルマはグローバルでの販売を考えて作られており、日本のミニバンで販売台数を確保している日産 セレナやトヨタ ノアなどのサイズは国外での展開が厳しくトヨタや日産など大規模なラインアップを有するメーカーしか“ガラパゴス”な車両には注力できないのが現状です。
また、トヨタ アルファードやホンダ オデッセイなど“高級路線”や、国外で展開されるトヨタ シエナなどの“大型路線”は、ミニバンのなかでも、国外での需要が高くグローバルで展開されますが、参入障壁が高い上、スバルとしての優位性を活かせるジャンルでもなく今後スバルがこの路線のミニバンを展開することもないと思われます。
さらに、スライドドアがポピュラーな車種としては全高が高めの軽自動車も挙げられますが、スバルは軽自動車の自社開発・自社生産から完全撤退しており、過去展開されていたスバル独自の「サンバー」が復活するなどを含め、ニューモデルの登場は当面なさそうです。
今後もスバルのスライドドア車は、現在と同じようなラインアップで販売が進んでいくものと予想されますが、近年アイシンからSUVにも搭載可能なスライドドア「新リンク式パワードア」も公表されており、このような技術があれば、スバルの持ち味を生かしたスライドドア車が作れる可能性もあります。少し先の話になるかもしれませんが、いずれかスバルのスライドドア車が新たにラインアップされる可能性を完全には否定できません。
まとめ
《画像提供:Response 》スバル シフォン
スバルが現在販売するスライドドア車は前述の通り、全てがOEM車ですが、他社で人気の車種がラインアップに盛り込まれています。
わざわざスバルから買わなくても…と思われる方もいるかもしれませんが、OEM車を買うメリットも実は存在します。
それは、ベースとなるOEM元の車のほうが選択できるグレードやオプションも多いため人気なってしまうことが多いので、OEM車のほうが値引率が高くなる傾向にあることです。
また、人気が低いということは、逆に言えば納車が早いということでもあります。近年では、納期が長くなる“超納期化”が発生しているため、少しでも同型の車を早く手に入れたい場合はOEM車を買うことも選択肢の一つです。
OEM元でも、OEM車でも、ご自身のライフスタイルにあった車を検討されることをおすすめします。
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よくある質問
■スバルの現行車の中で、スライドドア付きの車はどれ?
2023年3月現在、スバルの現行ラインアップではスライドドアを装備している車種すべてが他メーカーからのOEM車となっています。
■スバルにミニバンってないの?
スバルのラインアップで多人数乗車が可能なモデルとしては、3列シート7人乗りのエクシーガ クロスオーバー7が販売されていましたが、2018年で販売を終了。それ以降現在まで国内市場では3列シート市場から完全撤退しています。現在でも海外市場向けには3列シートを備えた大型SUV「アセント」が販売されていますが、国内への導入見込みは立っていません。
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