8年ぶりのフルモデルチェンジ!新型「フリード」先行公開
《画像提供:Response》《写真撮影 豊崎淳》 ホンダ フリード 新型(エアー)
ホンダ「FREED(フリード)」は、居住性と使い勝手の良さを兼ね備え、人びとの暮らしに寄り添う「ちょうどいい」クルマとして、人気を博すコンパクトミニバンです。
2008年に初代モデルが登場。8年後の2016年に現行モデルとなる2代目が誕生しています。そんなフリードの3代目となる新型モデルの一部情報が、2024年5月9日に先行公開されました。
新型フリードのグランドコンセプトは、「“Smile” Just Right Move」。人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発されています。
ユーザーが自身の生活スタイルに合わせて選べるよう、上質で洗練されたシンプルなデザインの「FREED AIR(フリード エアー)」、力強く遊び心にあふれるデザインの「FREED CROSSTAR(フリード クロスター)」の2タイプを設定し、それぞれの個性をより際立たせています。
《画像提供:Response》《写真撮影 豊崎淳》 ホンダ フリード 新型(クロスター)
また、両タイプともにこれまで通り3列シート仕様としたのに加え、フリード クロスターにはこれまで「フリード+」として設定されていた2列シート仕様が選択可能となっています。
さらに、これまでのガソリンエンジンモデルに加え、2モーターハイブリッドシステム e:HEV搭載モデルを用意、スムーズで力強い走りを実現しているといいます。
エクステリアでは、年代や性別を問わず、すべての人がどんなシーンでも安心して快適に過ごせるクルマとなることを目指し、シンプルかつ上質なデザインの中に、信頼感とクルマとしての使い勝手の良さを感じさせるスタイリングとしています。
クリーンな造形や水平基調のベルトラインにより、上質で洗練された印象としながら、ボディーサイドは大きく張りのある面で構成。フロントフードやバンパーもボリューム感を出すことで芯の通った力強さを表現しています。
また、リアは台形基調のフォルムとすることでスタンスのよさを表現。広い室内空間を外観からイメージできるデザインとなっています。
《画像提供:Response》《写真撮影 豊崎淳》 ホンダ フリード 新型(エアー)
フリード クロスターでは、ボディー下部に黒基調のガーニッシュを施し、アウトドアにも似合うタフなデザインに。
専用のフロントグリルやロアガーニッシュ、ルーフレールを採用することで、フリードのもつ個性を生かしながらもアクティブな活動を後押しする力強さを表現しています。
インテリアは、使う人がゆったりとした気持ちになれる空間を目指しています。インパネには大容量の収納や取り出しやすさを追求したトレーを配置し、日常でストレスなく使用できることが目指されています。
《画像提供:Response》《写真撮影 豊崎淳》 ホンダ フリード 新型(エアー)
また、リアクーラーの採用やリアクォーターガラスの面積を拡大するなど、2列目や3列目の快適性を高めています。
さらに、現行モデルでも好評だというシートアレンジはさらに使いやすさを追求。1列目のシート形状を工夫することで、ウォークスルーのしやすさを向上させるほか、荷室利用時などシートを跳ね上げて収納することも多い3列目シートは、座り心地の良さを維持しながらシートの軽量化と構造部の薄型化を行っています。
フリード エアーは、肌に触れるパーツに優しい触感の素材と、丸みを帯びた形状としたことで、安心を感じられるような空間を表現。
一方フリード クロスターは、ブラックとカーキの2トーンカラーを採用し、アクティブさを表現しています。
荷室には、ユーティリティーサイドパネルやテールゲートにユーティリティーナットを採用、ユーザーの好みに合わせて自由な使い方ができる空間となっています。
《画像提供:Response》《写真撮影 豊崎淳》 ホンダ フリード 新型(クロスター)のアクセサリー装着イメージ
実際の発売は2024年6月を予定しています。価格や詳細なパワートレイン設定などは、発売のタイミングで公開されるものと思われます。
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