トップへ戻る

【軽自動車販売台数ランキング】日本イチ売れてる軽自動車は何?ダイハツ車も勢いを取り戻した!? 2024年4月に売れた車とは

【軽自動車販売台数ランキング】日本イチ売れてる軽自動車は何?ダイハツ車も勢いを取り戻した!? 2024年4月に売れた車とは

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年4月新車販売台数ランキングによると、1月にダイハツの不正問題による出荷停止の影響で「タント」「ミラ」「ムーブ」などのダイハツ車が一気に順位を落とし、ランキングに大きな影響を与えていましたが、出荷再開により、ミラに加えてタントが順位を取り戻しつつあります。また、上位陣に変化はありませんが、前年同月比の数値がかなり厳しい状況が続いています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

2024年5月の新車販売台数ランキングはこちら

2024年4月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ》ホンダ N-VAN FUN 特別仕様車 STYLE+ NATURE

2024年4月は、日産の軽バン「スクラム」、ホンダの軽バン「N-VAN」、スズキの軽トラ「キャリイ」の一部改良モデルが発表されましたが、どれもランキングに大きな影響を与えることはなさそうです。

一方“ダイハツの一連の不正問題”の影響で1月よりランキングからダイハツ車が姿を消しましたが、ミラに加えて4月ではタントも復活。他方、2023年11月に発売となった新型スズキ「スペーシア」、2023年10月に登場したホンダ新型「N-BOX」などの、戦いはどうなったのでしょうか。2024年4月の軽自動車販売台数ランキングを解説します。

ランキング上位も前年比は厳しい

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉ダイハツ・ミライース

1位は、2023年10月に登場したばかりのホンダ「N-BOX」が、引き続きランクイン。しかし、前年比は73.4%とここ数ヶ月とに引き続き下落を続けています。

また、2位につけ、3月では前年比133.6%と、N-BOXを突き崩す勢いのあったライバル車種の「スペーシア」ですが、引き続き2位となったほか、前年比70.1%とかなり低迷しています。N-BOXやスペーシアと同じくスーパーハイトワゴンで、ダイハツ車の「タント」が12位に復活し、前年比も190%となっている影響が大きいかもしれません。“不動の1位”N-BOXの牙城を突き崩す可能性はかなり低くなったといえるでしょう。

3位はスズキ「ハスラー」、4位はスズキ「ワゴンR」と先月と変わらない様子ですが、前年比はそれぞれハスラーが70.7%、ワゴンRも62.8%と厳しい状況です。

続いて5位に7位から上昇したスズキ「アルト」、6位に「デリカミニ/eK」と続きますがこちらも前年比は70%と前後、7位に下落した日産「ルークス」に至っては43.8%かなり販売台数を落としています。

続く8位には、出荷停止の影響があったダイハツ「ミラ」が順位を上げてランクイン。出荷再開の影響が大きく出てきました。

今までランキングにあまり姿を見なかったスズキ「エブリイワゴン」ですが2月、3月に引き続き14位にランクイン。前年比は、88.1%ですが、安定してきています。

日産の軽が厳しい状況に

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉日産 サクラ(G・ブロッサムピンク)

スペーシアのOEMモデルであり、本来売れ線とは思えないマツダ「フレアワゴン」は、OEM車で唯一ランクインする異端ぶりを見せましたが、先月の13位から15位に下落。前年比も53.3%と急激な下落を見せており、そろそろランキング外となってしまうかもしれません。

昨年まで好調だった日産の軽EV「サクラ」は、ここ数ヶ月、前年比が厳しい状況でしたが、ついにランキングから消えてしまいました。また、ルークスも7位、日産「デイズ」も10位と順位を落としているほか、前年同月比もかなり厳しい状況で、日産の軽が苦境に立たされています。

今月はどの車種も前年同月比が厳しい状況に。来月には回復するのか、今後の動向を見守りましょう。

ダイハツ車が戻ってくる?

スペーシアのOEMモデルであり、本来売れ線とは思えないマツダ「フレアワゴン」は、OEM車で唯一ランクインする異端ぶりを見せましたが、先月の13位から15位に下落。前年比も53.3%と急激な下落を見せており、そろそろランキング外となってしまうかもしれません。

昨年まで好調だった日産の軽EV「サクラ」は、ここ数ヶ月、前年比が厳しい状況でしたが、ついにランキングから消えてしまいました。また、ルークスも7位、日産「デイズ」も10位と順位を落としているほか、前年同月比もかなり厳しい状況で、日産の軽が苦境に立たされています。

今月はどの車種も前年同月比が厳しい状況に。来月には回復するのか、今後の動向を見守りましょう。

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉ダイハツ タント 新型

ここ数ヶ月、ダイハツの不正問題の影響が顕在化し、ダイハツ車が消え、それ以外の今までランキングでは見られなかった車種が上がってくるという状況が続いていました。しかし、出荷再開でミラ、タントがランキングに戻りました。

一方そんな影響もあってか、スペーシアの伸びが阻まれ、不動の1位N-BOXを突き崩すことが難しくなってしまいました。ダイハツ車の出荷停止は続々と解除され、不正問題もその終わりが見えてきました。

今後はミラ、タントも販売台数を伸ばすほか、別のダイハツ車もランキングに登ってくるかもしれません。今後の展開に注目です。

2024年4月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 14,947 84.3
2(ー) 2 スペーシア スズキ 12,532 131.6
3(ー) 3 ハスラー スズキ 7,507 159.6
4(ー) 4 ワゴンR スズキ 6,129 109.0
5(↑) 7 アルト スズキ 5,949 100.7
6(ー) 6 デリカミニ/eK 三菱 4,992 283.6
7(↓) 5 ルークス 日産 3,902 89.3
8(↑) 12 ミラ ダイハツ 3,360 48.2
9(ー) 9 ジムニー スズキ 3,095 106.0
10(↓) 8 デイズ 日産 2,795 161.4
11(↓) 10 N-WGN ホンダ 2,091 71.5
12(↑) タント ダイハツ 1,866 17.8
13(↑) 14 エブリイワゴン スズキ 1,397 73.6
14(↑) 15 N-ONE ホンダ 1,276 94.8
15(↓) 13 フレアワゴン マツダ 1,058 131.8
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

2024年~2025年 新車情報はこちら

2024年3月のランキングはこちら

【無料】ガリバーに中古車探しを依頼する

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

クラウドローンのマイカーローン

  • カービュー査定

関連する投稿


【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年3月新車販売台数ランキングによると、言うまでもなくホンダ「N-BOX」が圧倒的な販売台数で1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気のスーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続いています。このほか、ダイハツがさらなる復活を見せていますが、大きな変化はありませんでした。


【新車販売台数ランキング】3月はどんなクルマが売れた? トヨタ「カローラ」「シエンタ」を抑えて1位に輝いたのは?

【新車販売台数ランキング】3月はどんなクルマが売れた? トヨタ「カローラ」「シエンタ」を抑えて1位に輝いたのは?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年3月の新車販売台数ランキングによると、1〜5位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、6位以下ではトヨタ「アクア」やホンダ「フィット」などコンパクトハッチ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

株式会社トータスは、同社が運営する「tortoise」にて、軽自動車を保有している20代~60代の男女を対象に「軽自動車ユーザーの車への満足度」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年2月新車販売台数ランキングによると、いつも通りホンダ「N-BOX」が1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気車種の変わらぬ強さを見せつけました。ダイハツ「タント」が復活して以来、スーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、多少の変化はあります。


最新の投稿


クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

パーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象「ガソリン価格」に関するアンケート実施し、結果を公開しました。


【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

日本を拠点とするモビリティ・物流向けAIソリューション企業 mobiAI株式会社は、インドネシアの通信技術企業 PT Jasnita Telekomindo Tbkおよび韓国のモビリティプラットフォーム企業 Ciel Mobilityと、オンデマンド型公共交通(Demand Responsive Transport、以下「DRT」)事業の共同展開に関する覚書(MOU)を締結したことを発表しました。


ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

2025年5月12日、ダイハツは、2年ぶりの復活、そして11年ぶりの全面刷新を遂げた7代目となる新型軽乗用車「ムーヴ(MOVE)」に関する情報を先行公開しました。発売は同年6月を予定しています。


トヨタ新型「カローラ スポーツ」発表!ガソリン車廃止しハイブリッド車のみに

トヨタ新型「カローラ スポーツ」発表!ガソリン車廃止しハイブリッド車のみに

トヨタは2025年5月9日、5ドアハッチバックの「カローラ スポーツ」の一部改良モデルを発表しました。発表同日より販売を開始しています。