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トヨタアイシス マツダプレマシー 徹底比較!

トヨタアイシス マツダプレマシー 徹底比較!

トヨタアイシスとマツダプレマシーを比較しました。この両車種はSクラスミニバンを代表する車です。それぞれの概要、車内空間、安全性、走行性を見ていきましょう。

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概要・特徴

コンセプト・ターゲット

Sクラスミニバンを代表するトヨタのアイシスとマツダのプレマシーは、
共通して両側スライドドアを採用し、子育て家族や比較的少人数の家族向けに人気のミニバンです。

アイシスは助手席側がピラーレスな大開口スライドドアが採用されており、
プレマシーには、2列目中央席に必要に応じて出し入れできる備わるカラクリ7thシートがあります。

共通の特徴を持ちつつそれぞれにしかない特徴も備わっている両車は、どのような違いがあるのか
様々な視点から比較していきたいと思います。

利用シーン

コンパクトなミニバンタイプの両車ですが、旅行や車中泊など3列シートとシートアレンジによって
快適に過ごすことが出来ます。

また、どちらも小回りも利きやすいので街中での運転もしやすく、電動スライドドアを採用することで
狭い駐車場などでも乗り降りがしやすいので、日常の買い物や家族の送り迎えなどにも最適です。

ドライブや旅行、日常使いまで利用シーンを選ばない両車は、
ファミリーにとって非常に使い勝手の良いミニバンではないでしょうか。

トヨタアイシス 概要

■搭乗人数・概要

アイシスは絶版となったガイアの後継車にあたり、最大7人乗りで5ナンバーサイズのミニバンです。
アイシスの最大の特徴と言えばパノラマオープンドアです。

助手席側のセンターピラーがドアごと開くので、リヤドアと同時に開くと観音開きのように車の横全体に開き、
開放感がいっぱいで乗り降りがかなりしやすくなっています。

また、3列目のシートには床下格納機能を持っているので、人数に応じてシートを増やしたり減らしたりできます。

価格は200万円~250万円と、このクラスではコストパフォーマンスに優れています。

マツダプレマシー 概要

■搭乗人数・概要

マツダのプレマシーは、操作性、利便性、走行性能と三拍子揃ったバランス感のある車種です。

マツダ独自のアイドリングストップ機構の「i-stop」が搭載され、環境性能及び燃費性能も向上させています。

デザインには自然界の水や風の流れの美しさをイメージさせるボディデザイン「NAGARE」を施しており、
過去にはグッドデザイン賞も受賞するほど見た目の評価も非常に高いです。

最大7人乗りのプレマシーの価格は200万円~240万円と、こちらもこのクラスでは手の届きやすい価格となっています。

車内空間・収納

シート比較

■トヨタ アイシスシートアレンジ 

アイシスでは様々なシートアレンジが楽しめちゃいます。

助手席にタンブルシートを採用することにより、2列目と3列目のアレンジとの組み合わせで色々な形に出来ます。

アイシスだけのオリジナルシートアレンジの「超ロングスペースモード」は車内全体を広々と使える空間が特徴です。

3列目の乗り心地に関してはゆとりもあり静寂性も高いので、3列目とは思えないほど快適に過ごせます。


■マツダ プレマシーシートアレンジ 

プレマシ―は利用するシーンに合わせたシートアレンジが可能です。

採用されている「カラクリ7thシート」では、7人乗りの際に助手席側のセカンドシートから7番目のシートを出すことができ、
格納時には停車中にセンターのオープンスペースを通って、フロントシートから3列目の間を歩いて行けるので3列目への乗降時にもとても便利です。

少人数で広々と使いたい場合、大勢で乗りたい場合など状況に合わせて変更できるのが嬉しい機能です。

ドア・乗降性

乗降性についてはどちらもパワースライドドアを採用していますが、アイシスのパノラマオープンドアはまさに圧巻です。

助手席側全体が開き、ステップも低く設定されているのでどなたでも乗り降りがしやすくなっています。

一方プレマシーもドア開口部が686mm開くので狭い場所などでも安心して乗り降りが出来ます。

両車とも乗降性に関してはてとても高い性能となっています。

トヨタアイシス 収納・バックドア

アイシスのラゲージスペースは、そのままでも荷物を載せるのには充分なスペースがありますが、
後方床下格納機構付サードシートを格納することによりさらにスペースが広がり、より多くの荷物や大きな荷物を載せることが出来ます。

バックドアには自動で開閉するパワーバックドアを採用する事で、荷物を抱えたままでもラクに開閉が出来ます。

便利でラクにしてくれる機能が備わっていると安心してお買い物に出かけられますね。

マツダプレマシー 収納・バックドア

プレマシーはラゲージスペースの広さも充分ですが、車内の至る所に収納がたくさん備え付けられているのでどのシートに座っても便利で過ごしやすくなっています。

また、バックドアに関してはアドバンストキーを携帯していれば、ドアとリアゲートの施錠・開錠がキーを使わずに簡単に行えるので手が塞がっている時でも手間を省くことが出来ます。

安全性・走行性

トヨタアイシス 安全性

アイシスの安全は先進機能を搭載することでドライバーをサポートしてくれます。

その中の一つとして、EBD付ABSが搭載され、これは走行状況に応じてブレーキを制御し、さらにVSC&TRCを搭載することで雨や雪など滑りやすい路面などで
横滑りが発生してしまったときにブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールし車両の安定性を確保してくれる機能です。

また、万が一の時の衝突安全性についても、SRSエアバッグシステムを搭載し、フロント部分だけでなく後部座席までしっかりと衝撃を抑えてくれます。

さらにパノラマオープンドア専用安全構造を採用することで開放感だけでなく安全性も高められています。

マツダプレマシー 安全性

プレマシーは車内空間や乗り心地だけでなく、安全性能に関してもしっかりと考えられています。

視界が見えづらい夜間や悪天候の際に役立つディスチャージヘッドランプを搭載し、白く明るい光で前方を照らし
ドライバーの視界と、さらには歩行者からも車の接近がわかるような光で事故を未然に防ぐサポートをしてくれます。

また、衝突安全性も非常に高く、マツダ独自の高剛性安全ボディ「MAGMA」を採用することで前後のクラッシャブルゾーンで衝撃を吸収し衝撃を最小限に抑えてくれます。

走行性能比較

ガソリンエンジン車の両車の環境性能・JC08モード燃費を両車比較してみると、
アイシスは15.4km/Lでプレマシーは16.2km/Lと公式の情報ではプレマシーの方がやや有利のようですが、実際の燃費性能はアイシスの方が上回るという意見もあります。

エンジンはアイシスは1.8L 2ZR-FAEエンジンと2.0L 3ZR-FAEエンジンの2種類、
プレマシーは2.0L DOHCエンジンの2WDと4WDのタイプで、いずれも走行性能は高く気持ちの良い走りを体現出来ます。

試乗記

試乗した方々の感想ですが、アイシスは、やはりパノラマオープンドアを採用したことによる乗降性の高さが好評です。

ミニバンとしては世界初採用となったドアは小さなお子様やお年寄り、さらにはペットまでスムーズに乗り降りができるので、家族で旅行やドライブがしたくなるとの事です。

プレマシーは、今まで運転の不得意な人が運転すると、アクセルを踏んだ以上に加速してしまいハンドルはクルッと回ったりするなど、
ランダムに発生するGによって不快になることが多かったのですが、現行では一連の操作に対して自然な挙動になるように変更されており、どなたでもスムーズな運転が可能で楽しめるという事です。

是非一度、両車を試乗し比較してみてください。

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