モータースポーツと言えばスーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラは過去に「フォーミュラニッポン」という名称で開催されていて、その名の通り、日本独自の規格で行われているフォーミュラカーによるレースです。車体はワンメイクという同じメーカーの車体を使うことが義務付けられていますが、エンジンはトヨタとホンダの2社から選ぶことが可能です。
マシンの性能も国内最高ですが、それを操るドライバーも国内トップクラスのドライバーばかりが参戦しています。条件が揃えば、ある区間だけならF1に匹敵する速さを発揮することもあるほどです。
■スーパーフォーミュラが見たいなら!関東はツインリンクもてぎへGO
2017年 鈴鹿サーキット・ツインリンクもてぎ 主要レースカレンダー
スーパーフォーミュラは全国を転戦しており、最北端は宮城県のスポーツランド菅生、最南端は大分県のオートポリスで開催されています。
F1世界選手権が開催される鈴鹿サーキットでもレースが行われ、直接競争することはありませんが、全体のタイムや区間タイムをF1とスーパーフォーミュラで比較する絶好の機会でもあります。関東にお住まいの方であれば、栃木県のツインリンクもてぎで開催されるレース観戦がお勧めです。
北関東に住んでいる方であれば比較的容易にアクセスできますし、都心の方で車を持っていない方でも、公共交通機関とシャトルバスなどを使えばアクセス可能です。
■チケットのとりかたを知りたい!
チケット購入方法についてですが、コンビニ等に設置されているチケット販売端末から申し込みをする方法や、オンラインショップから前売りチケットを購入をする手段があります。
当日券の販売もありますが、前売り分で売り切れてしまった場合は購入できないので注意が必要です。観戦券の他にもピットウォークやパドックパスといった、レース前のドライバーやマシンのすぐ近くへ行くことも出来るパスの販売もあります。
サイン会も行われているので、憧れのドライバーに会いたいという方にはお勧めです。開催スケジュールやチケット販売開始時期は、公式WEBページや、開催サーキットのページに掲載されています。
■この人知ってる!フォーミュラで会える有名選手たち
小林可夢偉(F1 日本GP)
中嶋一貴
国内最高峰レースということで、日本人、外国人選手ともに国内最高のドライバーが集結しています。ザウバーやロータスからF1に参戦していた小林可夢偉選手や、ウィリアムズでF1出場経験のある中嶋一貴選手など、知名度の高い選手が多いです。
スーパーフォーミュラと並び、日本で大人気のスーパーGTに出場している選手も数多く参戦しています。他のレースで見たことがあるという選手や、世界で活躍している選手が日本のレースに参戦しているという点も、このレースの魅力の一つです。
モータースポーツと言えばスーパーGT!
スーパーGTが日本で一番人気と言われている理由としては、観客動員数が日本で開催されているレースではナンバー1だからです。
1994年に「全日本GT選手権」として始まったシリーズは徐々に人気が高まり、オートバックスを始めとしたレースを支援するスポンサーが増えたこともあって、ますます人気が高まっています。
GT500クラス、GT300クラスの2つのクラスが同時に走り、その中でも日本車勢や海外のスーパーカーが走っていたりと、バラエティに富んだ車種が出場しているのも人気の秘密です。
■スーパーGT、どこに行けば見られるの?
海外戦もありますが、日本では北は東北のサーキットから、南は九州のサーキットまで、全国を転戦しています。
F1が開催されている鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイと言った歴史あるサーキットでの開催もありますが、関東近辺にお住まいの方であれば、栃木県にあるツインリンクもてぎでの観戦がお勧めです。
レース観戦は勿論の事、ゴーカートと言ったアトラクションや、コレクションホールという歴代のレーシングカーを展示した施設もあるので、大人から子供まで楽しむことが出来るサーキットです。
意外と近いぞ!簡単な鈴鹿サーキット…首都圏からのアクセス方法まとめ | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2017/01/28/289452.html今年も3月のモータースポーツファン感謝デーを皮切りに、様々なレースイベントが開催される鈴鹿サーキット。首都圏に住んでいる方にとっては、「現地までのアクセスが大変」と思われがちだが、実は比較的簡単にアクセスが簡単にできるのだ。
■スーパーGT、チケットのとりかたを知りたい!
チケットは前売り券と当日券がありますが、人気の観戦場所は前売り券の段階で売り切れてしまう場合もあるので注意が必要です。各コンビニのチケット販売端末から、希望する観戦場所や座席を指定して申し込むことが可能です。
販売開始スケジュールは、スーパーGT公式ホームページや、開催サーキットのページに詳細が記載されています。
その他、特定の自動車メーカー(チーム)を応援したいという場合には、専用の応援席が準備されている場合もあります。同じユニフォームやグッズを身に付けて応援してみるのも最大限に楽しむ方法の一つだと言えます。
■サーキットと言えばやはりレースクイーン
モータースポーツといえば、華やかなレースクイーンの存在も魅力の一つです。各チーム、美女を揃えてレースの雰囲気を盛り上げています。
レース前やレース中には、レースクイーンによる撮影会やトークショーなども開催されており、レース要素以外にも楽しむ事が可能です。
各チームのマシンを競わせるモータースポーツですが、レースクイーン同士が競う人気投票システムも存在します。お気に入りの人がいればSNSサイトやその他応募フォームから投票して、応援するという事も出来ます。
スーパーフォーミュラやスーパーGTだけじゃない
ワンメイク
テレビや雑誌などのメディア露出が比較的多く、知名度も高いのがスーパーフォーミュラ、スーパーGTですが、その他にもプロやアマチュア問わず、レベルの高い大会が数多く開催されています。
長時間を戦うスーパー耐久シリーズや、舗装されていない道を走行するラリーやダートトライアルなど、様々な形式のレースやタイムアタック競技があります。
「ワンメイク」と呼ばれる同一車種で競うレースもあれば、多種多様な車が一緒になって競うレースもあり、バラエティに富んでいて見ていて飽きない事もレースの魅力です。
■全日本ラリー選手権って知ってる?
全日本ラリー
舗装されたサーキットでの頂点を競うとすれば、スーパーフォーミュラかスーパーGTですが、悪路での頂点を競うとすれば全日本ラリー選手権です。開催地は北は北海道、南は九州までと、全日本選手権に相応しく全国を転戦します。
一般公道を一時的に閉鎖し、山道や峠道のような、普段であれば徐行して走るような道をとてつもない速さで駆け抜ける事が特徴です。路面もアスファルトで舗装されたターマックラリーから、砂利道などの未舗装の悪路を走るグラベルラリーと多種多様です。
ラリーの概要、スケジュールや開催地の詳細はJAFやJRCAという団体のWEBページに記載されています。
■誰でも参加できる?ジムカーナ
レースを観戦するだけではなく、参加したいという方にはジムカーナという手があります。サーキットで他車と競い合うレースをする為には、ライセンスなどの参加資格を獲得する必要や、参戦車両の安全対策などを行う必要があります。
その点ジムカーナは、広場などに目印となるカラーコーンを置いて、1台ずつタイムアタックするという方式のため、クラッシュしたり他車と接触するという心配はありません。
競技ライセンスが必要な大会もありますので、概要については開催団体のWEBページを閲覧するか、メールや電話で問い合わせて見る事をお勧めします。
日本一贅沢なジムカーナ…Lamborghini Instinct Experience | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/05/31/276124.html28日、富士スピードウェイにおいてランボルギーニオーナーによるジムカーナ、サーキット走行会が開催された。
■大人から子供まで楽しめるスポーツ
テレビでモータースポーツ観戦をするというのも楽しみの一つですが、現地へ行って観戦するという楽しみもあります。
スピード感や音と言った感覚は、テレビではなかなか味わうことの出来ない独特なものですし、子供にとっては憧れのヒーロー的な存在であるレーシングドライバーに会えるチャンスでもあります。
また、レーシングカートであれば子供でも乗車する事が可能です。観戦するだけではなく、子供でも実際に競技に参加することが出来るので、大人から子供まで、性別関係なく楽しむことが出来るのがモータースポーツ最大の魅力と言えます。