ロールス・ロイス初のSUV「カリナン」に大幅なアップデート実施
《画像提供:Response》〈写真撮影:園田陽大〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
イギリスに本拠を置くロールス・ロイスは、各界の著名人などVIPが愛する世界最高級のラグジュアリーブランド。2018年に“同社初のSUV”として展開し始めたのが「カリナン」です。
ボディサイズは、全長5,340mm×全幅2,000mm×全高1,835mmと、最上級のSUVらしい巨大なサイズ。パワートレインにも、6.75リッターのV12エンジンを採用するなど、他のSUVとは一線を画すモデル。
《画像提供:Response》〈写真撮影:園田陽大〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
2024年5月8日に新たなマイナーチェンジモデルとなる「カリナン・シリーズ II」が発表されていましたが、2024年8月29日日本でも初公開を迎え、具体的な納期が告げられました。
ロールス・ロイス史上、最も大規模なシリーズ IIの開発だったという「カリナン シリーズII」のエクステリアは、新しいデイタイム・ランニング・ライトが、特徴的。
そのデザインは、カリナンが駆け抜ける大都市のライトアップされた摩天楼にインスピレーションを得たもので、ますます都会的で若々しい顧客へ向けたディテールだといいます。
デイタイム・ランニング・ライトの下には、シンプルで特徴あるラインと鮮明なエッジが施され、フロントのクリーンでモノリシックなサーフェスが際立ちます。
バンパー・ラインは、デイタイム・ランニング・ライトの下からクルマの中心に向かって浅い「V」を描き、現代のスポーツ・ヨットの船首にみられる鋭いラインを彷彿とさせます。
《画像提供:Response》〈写真撮影:園田陽大〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
またその下に配された新しいエアインテークは、外向きに角度をつけながらはっきりと主張し、正面から見たときに車を視覚的に低く見せる効果をもたらします。
さらに、ロールスロイス車で特徴的な“パルテノングリル”がライトアップされる「イルミネーテッド・パンテオン・グリル」を採用、夜でもその存在感を高めています。
リアでは、大胆な力強さが表現されています。エグゾースト・サラウンドはポリッシュ仕上げのステンレス製で、ボディと同一平面上にすっきりと収められています。
足元には、カリナンでは初めて導入された23インチ・ホイールが採用されます。立体的かつ高度なファセット加工が施されている7スポーク・デザインのホイールは、ファセットを部分的または全面ポリッシュ仕上げから選択することが可能です。
インテリアでは、エクステリアのデザインを反映した斬新な装飾とディテールが施されていることが見て取れます。
《画像提供:Response》〈写真撮影:園田陽大〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
最も大きな変化がみられるのは、デジタルと物理的なクラフツマンシップの見事な融合を示すガラスパネルのフェイシア。この新しいフェイシアは、SPIRIT(スピリット)と名付けられたデジタル・インターフェースのステージとなっています。
助手席前部には、イルミネーテッド・フェイシア・パネルを配置。「スペクター」にも採用されているこのパネルは、特別に開発された技法によりレーザーで7,000ものドットがエッチングされ、CULLINANの文字と世界大都市の夜空に浮かぶ摩天楼からインスピレーションを得たグラフィックが光で浮き上がります。
また、その隣には、ロールス・ロイス車では初めて導入された、スピリット・オブ・エクスタシー・クロック・キャビネットが採用されています。
インテリアにあしらわれる素材には、「グレー・ステンド・アッシュ(Grey Stained Ash)」と名付けられた、繊細な輝きを放つ美しい木目の天然オープンポア材が新たに導入されました。
ドライバー席正面のインスツルメント・クラスター・パネルと、フェイシア中央に配され、常時表示される新型セントラル・インフォメーション・ディスプレイは、デジタル・インターフェース、SPIRIT(スピリット)を採用するために再設計されています。
SPIRITはスペクターで初めて導入されたもので、V12エンジンを搭載するロールス・ロイスの中では、カリナン シリーズ IIがSPIRITを初搭載するモデルとなります。
カリナン シリーズ II では、SPIRITとロールス・ロイスのオーナー専用アプリ、Whispers(ウィスパーズ)が統合され、アプリを通じて車両に目的地を直接送信したり、車両位置の遠隔確認や施錠を管理したりすることができるようになっています。
今回、改良モデルの日本初公開とともに、ロールス・ロイスでは初となる23インチ・ホイールなど、専用の内外装が装備される「ブラック・バッジ」も展開が開始されました。
パワートレインは、最大術力600馬力、最大トルク900N・mを発生する6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは、ゼット・エフ社製8速ATです。
価格は、通常モデルが4,645万4,040円、ブラックバッジが5,415万4,040円。2024年第4四半期から納車を開始予定です。
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