ロールス・ロイス初のSUV「カリナン」がアップデート
《画像提供:Response》〈photo by Rolls-Royce Motor Cars〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
ロールス・ロイスは、言わずとしれた最高級のラグジュアリーブランド。そんなロールス・ロイスが2018年に同社初のSUVとして誕生させたのが「カリナン」です。
ボディサイズは、全長5,341mm×全幅2,000mm×全高1,835mmと、最上級のSUVにふさわしい堂々とした大きさ。パワートレインにも、6.75リッターのV12エンジンを採用しており、まさに最上位と呼ぶにふさわしいクルマでしょう。
そんなカリナンに2024年5月7日、新たなマイナーチェンジモデルとなる「カリナン・シリーズ II」が発表されました。
シリーズIIのエクステリアは、低く設計された新たなエア・インテークや、輪郭を沿うように配置されたチューブ状のデイライトが、フロントフェイスのインパクトを高め、同車のダイナミックなキャラクターをより強調しています。
また、ロールス・ロイス車で特徴的な“パルテノングリル”が、カリナンシリーズで初めてライトアップされるようになり、夜でもその存在感をしっかり示すようになりました。
インテリアでは、220万のステッチを施したデュアリティツイルのシートや、10万7,000個のパーフォレーションから成る新しいシートパターンを採用し、高級感が増しています。
《画像提供:Response》〈photo by Rolls-Royce Motor Cars〉ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
今回、改良モデルの発表と同時に、ロールス・ロイスをより直感的に表現し、進化させたという「ブラック・バッジ」も発表されています。
ブラック・バッジでは、ロールス・ロイスでは初となる23インチ・ホイールなど、専用の内外装が用意されるほか、最大出力600ps、最大トルク900N・mを発生する6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは、ゼット・エフ社製8速ATです。
価格や具体的な発売時期は、今後公開される見込みです。