ダッジのバイパーが生産終了!!
米国を代表するスポーツカーのひとつ、ダッジ『バイパー』。
バイパーの生産終了日が明らかになりました。
これは、ダッジブランドを擁するFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USが発表したものです。
FCAUSによれば「2017年8月末をもって、バイパーの生産を終了する」そうです。現行バイパーは4世代目モデルでした。
バイパーは、2012年4月、ニューヨークモーターショー2012で、『SRTバイパー』の名前で発表されました。
バイパーには、現在のダウンサイジングトレンドとは無縁の、大排気量V型10気筒ガソリンエンジンを積んでいました。時代の流れを感じますね。
このV10は先代同様、排気量は8.4リットル。
しかし、ピストンやインテークマニホールド、エグゾーストバルブなどに、大幅な改良を受けており、最大出力は640ps、最大トルクは83kgmを引き出します。
これは先代比で、40ps、5.5kgm強化された計算。
動力性能は0‐96km/h加速を3秒以下で駆け抜け、最高速は331km/h、0‐400m加速は11秒台半ばと、世界でもトップクラスです。
バイパーは、2017年モデルとして5種類の限定車を発表(すでに完売しています)。
この限定車のラインオフが完了する8月末をもって、1991年の初代から続く26年の歴史に幕を下ろします。
バイパーが好きすぎて79台!?ファンのバイパーコレクションが話題に
バイパーがどれだけ愛されているのか、がわかるエピソードをご紹介します。
この話は、ダッジブランドを擁する米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が明らかにしたもの。
「テキサス州のWayne と D'Ann Rauh夫妻に、79台目のバイパーを納車した」と発表しました。
同夫妻は、米国では熱狂的なバイパーコレクターとして、有名な存在。
これまでに購入したバイパーは77台で、全て大切に維持されているそうです。
同夫妻は、FCA USの米国ミシガン州コナー・アベニュー組み立て工場を訪問し、夫婦それぞれ1台ずつ、合計2台のバイパーのキーを受け取りました。
これで、同夫妻のバイパーコレクションは、79台に。
愛を感じますね。
■最終生産車が即完売!最短は40分!?
バイパーの最終限定車が、即完売の人気になったことが分かりました。
ダッジブランドによれば、
「バイパーの最終モデル206台は、すべて完売した」と発表しています。
ダッジブランドは、バイパーの最終モデルとして、6種類の限定車を設定。
6月24日に受注を開始したところ、合計206台が2日以内に完売しました。
中には、受注開始から40分で完売した「1:28 Edition ACR」と呼ばれるモデルも…。
バイパーに対するファンの根強い支持がうかがえますよね。
現行バイパーは4世代目モデル。現在のダウンサイジングトレンドとは無縁の大排気量の8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンを搭載します。
最大出力は640ps、最大トルクは83kgm。動力性能は0‐96km/h加速を3秒以下で駆け抜け、最高速は331km/h。0‐400m加速は11秒台半ば。
2014年9月に発表された2015年モデルでは、8.4リットルV10がパワーアップ。従来の640psから5ps引き上げられ、645psを引き出します。
6速MTにも改良を施し、高速燃費は20マイル/ガロン(約8.5km/リットル)と、従来比で約5%向上させているそうです。
デトロイトモーターショー15では画期的なカスタマイズが話題に
バイパーのカスタマイズプログラム、ご存知ですか?
米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)のダッジブランドは、2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、『バイパー』のカスタマイズプログラムを発表しました。
このプログラムは、2015年型のバイパーに設定しました。
2015年モデルは2014年9月に発表。8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンがパワーアップ。従来の640psから5ps引き上げられ、645psを発揮。6速MTも改良。高速燃費は20マイル/ガロン(約8.5km/リットル)と、従来比で約5%向上しています。
当時の2015年モデルでは、米国のベース価格を8万4995ドル(約1000万円)に設定。
この価格は、従来比で1万5000ドル(約176万円)の大幅な値下げとなりました。さらに2015年モデルから、完全受注生産車となっていました。
デトロイトモーターショー15で発表されたカスタマイズプログラムは、「1 of 1」と命名。ダッジによると、自動車メーカー初の画期的なカスタマイズプログラムになったということです。
その内容は、ボディカラーが8000種類、ストライプが2万4000種類、ホイールが10種類、内装トリムが16種類、エアロパッケージが6種類と豊富。組み合わせは、2500万通りを超えています。
また、事前に18分の1スケールのモデルカーを製作し、顧客に実車のカスタマイズイメージを確認してもらう手法を導入していまいた。
今聞いても、すさまじい組み合わせの数ですね。
■ワンオフのカスタマイズも!!左右で色が違うバイパーができた
米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)のダッジブランドは2月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、『バイパー』のワンオフモデルを初公開しました。
このワンオフモデルは1月、デトロイトモーターショー15で発表されたプログラム、「1 of 1」を利用したカスタマイズの提案。
ダッジによると、「1 of 1」は自動車メーカー初の画期的なカスタマイズプログラムです。
その内容は、ボディカラーが8000種類、ストライプが2万4000種類、ホイールが10種類、内装トリムが16種類、エアロパッケージが6種類と豊富。組み合わせは、2500万通りを超える。また、事前に18分の1スケールのモデルカーを製作。顧客は実車のカスタマイズイメージを確認できる。
シカゴモーターショー15では、「1 of 1」の最新作として、『バイパーGTC』グレードがベースのカスタマイズ車を初公開。車体の左右で、ボディカラーが異なる大胆な仕上がり。アルミホイールの色も、ブラック、ガンメタリックと左右で違う。
パワートレインに変更はない。8.4リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、645psを発生する。