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【新車販売台数ランキング】トヨタの"高級車"が強い!11月のランキングで「アルファード」「ランドクルーザー」が上昇

【新車販売台数ランキング】トヨタの"高級車"が強い!11月のランキングで「アルファード」「ランドクルーザー」が上昇

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年11月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ プリウス、アルファード、ランドクルーザーの順位が大幅にが上昇、先月に引き続きトヨタ勢の攻勢がみられたほか、日産 ノートやセレナも上昇し、日産とトヨタで上位のほとんどを占有する結果となりました。一方一部大幅な下落を見せたトヨタ車も存在します。

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トヨタ ルーミーやライズなど、ダイハツOEM車の一部改良を実施

《画像提供:Response》《撮影 宮崎壮人》 トヨタ ルーミー

2024年11月は、トヨタ ルーミーやライズといった、ダイハツのOEMモデルの一部改良が発表されたほか、トヨタ RAV4、スープラの一部改良モデルなどが登場しました。うちスープラはファイナルモデルも発表され、まもなくの終了が告げられています。

また、ライズ同様、スバル レックス、ダイハツ ロッキー、そして日産 フェアレディZも一部改良を発表。フェアレディZについては、これを機に受注再開が図られています。

さらに、かねてより市販化要望の高かったミツオカ M55の市販車が発表され注文受付が始まるなど、多くのニュースがありました。

一部改良も多く、今すぐランキングに影響を与えそうな車種はありませんでしたが、多くのトヨタ車が急上昇したほか、日産の主力車種が大きな力を発揮するなどランキングには、いくつか変化があったようです。それでは11月のランキングを確認してみましょう。

トヨタ車&日産車が好調…トヨタは高級車もランクアップ

《画像提供:Response》《写真撮影 山内潤也》 トヨタ アルファード

11月のランキングもやはりトヨタ ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)が1位、そして、続く2位となったのもやはり、トヨタ カローラ(カローラクロスやカローラツーリング等を含むカローラシリーズ)と、上位2位はここ数ヶ月全く変わっていません。

前年比もそれぞれヤリスが、111.3%、カローラが121.6%とお互い好調で、1位のヤリスとの販売台数差は約2,000台となっており、今後もこの差が埋まることがなさそうです。

3位には、5位から浮上したトヨタ プリウスが、4位には6位から上昇。トヨタ シエンタが、5位には10位から上昇したトヨタ アルファードがランクイン。

トヨタ車が一気に上位に集まり、上位5位を独占する形になりました。アルファードについては、新車価格500万円を超える高級車ながら前年比174.1%と超好調ぶりをみせており、“高級ミニバンの代名詞”と呼ぶにふさわしい活躍を見せています。

一方、比較的安価なコンパクトミニバンのシエンタは、前年比79.2%と低調気味。現行モデルが欲しい人に行き渡ってきたのか、ライバルのホンダ フリードにユーザーが流れているのか、今後の動きに注目です。

6位には8位から上昇した日産 ノートがランクイン。また、7位には前述のフリードがランクインしています。フリードは前年比135.1%と相変わらず好調。ライバルのシエンタとの販売台数差は約1,000台と相変わらずその差は埋まりませんが、今年はカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、功績も残しており、いつか逆転するときが来てもおかしくありません。

8位には、13位から一気に上昇した日産 セレナがランクイン。直近ではハイブリッド車の4WDモデルの追加や、一部改良によるカラーバリエーション追加が行われており、これの助けもあってか上位陣に返り咲きました。

9位には11位から上昇したトヨタ アクアが、10位には16位から上昇したトヨタ ランドクルーザーW(ランドクルーザー、ランドクルーザー250等を含むランドクルーザーシリーズ)がランクイン。幾度となくランキングが乱高下する同車の前年比は182.4%。現在は生産・納車が好調なことがうかがえます。

このほか、ホンダ「ステップワゴン」がランキング外(23位)から、20位に昇格。現在生産が止まっていることが報じられていますが、改良の予兆かもしれません。今後の動向に注目です。

一方で大幅に下落したトヨタ車も

《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ ライズ(左 Z:ハイブリッド・2WD、右 Z:ガソリン・2WD)

11月のランキングでは、多くのトヨタ車、特に高価格帯のトヨタ車の好調が見られ、ランキング上位をほぼ独占。ホンダ、日産も奮闘しますが僅かな車種を送り込むのみにとどまっています。一方トヨタ車の中でも、一気に順位を落としたクルマもあります。

まず4位から14位に一気に降格したトヨタ ライズ。トヨタの安価で人気なコンパクトSUVですが、前述の通り直近一部改良が行われており、この影響があるのかもしれません。前年比も84.5%と厳しい状況です。

また同様に、トヨタ ルーミーも3位から17位に降格。こちらもトヨタで人気のスライドドアつきワゴンですが、ライズと同様一部改良が行われており、同様の影響があるのかもしれません。前年比も40.5%とかなり不調で、今後の動向が注目されます。

このほか、トヨタ ノアも9位から11位と降格。一時期はかなり好調だったノア/ヴォクシーですが、一定の落ち着きを見せているようです。

下落したトヨタ車はすぐ回復する?

《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ ライズ Z(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)

2024年11月のランキングでは前述の通りトヨタ車の猛勢が見られた一方で、ルーミーやライズといった超人気車種の下落も目立ちました。

ですがおそらく、人気車種なだけに、いきなりの下落は考えづらく、一部改良による影響が大きいと思われます。

だとすると12月にはほとんど好調に戻り、他車種を押しのけ、またトヨタ一強の状況に戻るかと思われます。今後のランキングはどのような展開を迎えるのか、1月に発表される12月のランキングに注目です。

2024年11月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1 (ー) 1 ヤリス トヨタ 18,808 111.3
2 (ー) 2 カローラ トヨタ 16,193 121.6
3 (↑) 5 プリウス トヨタ 9,774 116.4
4 (↑) 6 シエンタ トヨタ 8,871 79.2
5 (↑) 10 アルファード トヨタ 8,866 174.1
6 (↑) 8 ノート 日産 8,090 117.8
7 (→) 7 フリード ホンダ 7,896 135.1
8 (↑) 13 セレナ 日産 6,837 100.2
9 (↑) 11 アクア トヨタ 6,803 104.2
10 (↑) 16 ランドクルーザーW トヨタ 6,370 182.4
11 (↓) 9 ノア トヨタ 5,982 87.9
12 (ー) 12 ヴォクシー トヨタ 5,838 92.1
13 (↑) 14 クラウン トヨタ 5,770 127.4
14 (↓) 4 ライズ トヨタ 5,315 84.5
15 (↓) 15 ヴェゼル ホンダ 4,858 51.7
16 (→) 17 ハリアー トヨタ 4,593 76.3
17 (↓) 10 ルーミー トヨタ 4,530 40.5
18 (→) 18 フィット ホンダ 4,291 100.9
19 (→) 19 ソリオ スズキ 4,235 107.7
20 (↑) 23 ステップワゴン ホンダ 3,792 78.6
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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