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【新車販売台数ランキング】上位6位はすべてトヨタ車に!人気すぎるトヨタの”力”が明白に

【新車販売台数ランキング】上位6位はすべてトヨタ車に!人気すぎるトヨタの”力”が明白に

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年10月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「ルーミー」「ライズ」「プリウス」が上昇、上位6位全てがトヨタ車となったほか、トヨタ「アルファード」も浮上し、トヨタ車の力強さを見せつける展開となりました。

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スズキ新型「フロンクス」やレクサス「LBX」の廉価グレードが登場

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉スズキ フロンクス(4WD)

2024年10月は、スズキ新型「フロンクス」や三菱「アウトランダー」のマイナーチェンジのモデル、レクサス「LBX」の廉価グレード、マツダ「MX-30」の一部改良モデルなどが登場したほか、スバル「クロストレック」のストロングハイブリッドモデルの登場が予告されるなど、多くのの新型車の発表がありました。

しかし、フロンクスは初登場の車種で、影響力が見えにくく、他新車も大きな影響力を持つ車ではなく、今すぐランキングに影響を与えそうな車種はありませんでした。

一方、6月にも不正問題が発覚し出荷停止となっていたトヨタ「ヤリスクロス」でしたが、9月より大幅に回復、先月一気に勢いを取り戻しましたが、今月も継続し、圧倒的独走を見せています。

また多くのトヨタ車が息を吹き返し上位へと進行、ランキング上位6位まですべてトヨタ車となったようです。それでは10月のランキングを確認してみましょう。

トヨタ車が超好調か

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉トヨタ ルーミー

10月のランキングもやはりトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位、6月にも不正問題が発覚し出荷停止となっていたトヨタ「ヤリスクロス」の影響で、7月〜 8月は1位を逃しましたが、生産再開が9月にも行われ、9月のランキングでは「ヤリス」が1位に回帰。10月も継続となりました。前年比も、105.7%と快調を取り戻しています。

そして、続く2位となったのは、8月まで1位となっていたトヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」。前年比は125.8%とこちらも好調ですが、1位のヤリスとの販売台数と比べると、約2,000台も差があり、この差を埋めるのは難しそうです。

3位には、4位から浮上したトヨタ「ルーミー」がランクイン。4位にはトヨタ「ライズ」が7位から急浮上しています。ルーミーとライズは、ダイハツのOEM車ですが、不正問題も終了し、その勢いを完全に取り戻したようです。前年比はルーミーで116.7%、ライズで181.7%とかなり好調で、今後の展開も期待できそうです。

そして5位には9位から昇格したトヨタ「プリウス」がランクイン。前年付も106%と期待できる進捗なほか、直近ではPHEVモデルのお買い得な廉価グレードも登場しており、こちらも今後の躍進に期待が持てそうです。

6位には5位から下落したトヨタ「シエンタ」がランクイン。前年比85.9%と先月同様厳しい状況となっていますが、同じコンパクトミニバンでライバル車種となるホンダ「フリード」は7位に下がりながらも前年比は160.2%と好調をキープ。台数の差は約1,000台もありますが、いつか逆転するときが来るかもしれません。

8位には、3位から一気に下落した日産「ノート」がランクイン、上級モデルの「ノート オーラ」やスポーティモデルとなる「オーラ ニスモ」もマイナーチェンジを果たし、豊富なラインナップとなりましたが、トヨタ車の人気に押し切られる形で一気に下落。前年比は112.8%と快調ですが、トヨタ車の強さにはなかなか太刀打ちができなかったようです。

9位には12位から上昇したトヨタ「ノア」が、10位には18位から上昇したトヨタ「アルファード」がランクイン。生産状況によって大きくランキングが変動しているのか、トヨタのミニバンたちは激しい上下動を繰り返しています。

このほか、トヨタ「アクア」が13位から11位に昇格するなど、トヨタ車の上昇が多く見られます。

トヨタ車好調の一方で、ランキングを下げる他メーカー

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産セレナ e-4ORCE

10月のランキングでは、トヨタ車の攻勢が見られ、ランキング上位6位を独占したほか、多くのトヨタ車がその順位を上げました。一方トヨタ車の上昇に押し出されるようにして、一気に順位を落としたクルマもあります。

まず8位から13位に一気に降格した日産「セレナ」。フルモデルチェンジで迫力ある外観や、新たなパワートレイン、先進安全装備を手に入れましたが、販売の面ではトヨタ車に及ばず、ライバルの「ノア/ヴォクシー」に遅れを取る形になりました。前年比は102.6%と悪くはない状況ですが、今後の伸びを大きく期待できる数値ではないのも事実です。

しかし、セレナは直近で一部改良を行い一部グレードの価格を安くしたほか、ハイブリッドモデルの4WDも追加するなど、商品力に磨きをかけており、今後の展開に期待ができる状況でもあります。

また、ホンダのコンパクトカー「フィット」も10位から18位まで降格。直近では一部改良を行うも前年比は91.6%と振るわない状態。さらなる商品力向上策が必要かもしれません。

トヨタ車の攻勢が目立つ展開に…今後はどうなる?

《画像提供:Response》《写真撮影 山内潤也》 トヨタ ライズ

2024年10月のランキングでは前述の通りトヨタ車の猛勢が見られました。直近ではトヨタ車の上下動が激しくなかなか安定していませんでしたが、生産が好調なのか、10月ではその勢いを取り戻しています

ダイハツもトヨタも不正問題による出荷停止を完全に払拭したようですが、その一方で他メーカーは、外に追い出されてしまっているようです。

ですが、フリードの前年比も好調が続くほか、フロンクスなど、魅力的な車種の投下も続きます。今後のランキングはどのような展開を迎えるのか、まだまだ注目です。

2024年10月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 3 ヤリス トヨタ 16,830 105.7
2(ー) 2 カローラ トヨタ 14,865 125.8
3(↑)  4 ルーミー トヨタ 12,868 116.7
4(↑) 7 ライズ トヨタ 10,453 181.7
5(↑) 9 プリウス トヨタ 9,337 106.5
6(↓) 5 シエンタ トヨタ 9,161 85.9
7(↓) 6 フリード ホンダ 8,091 160.2
8(↓) 3 ノート 日産 7,618 112.8
9(↑) 12 ノア トヨタ 6,789 84.7
10(↑) 18 アルファード トヨタ 6,591 131.2
11(↑) 13 アクア トヨタ 6,582 125.3
12(↓) 11 ヴォクシー トヨタ 6,520 89.2
13(↓) 8 セレナ 日産 6,347 102.6
14(ー) 14 クラウン トヨタ 5,865 187.3
15(ー) 15 ヴェゼル ホンダ 5,577 78.7
16(ー) 16 ランドクルーザーW トヨタ 5,549 156.0
17(ー) 17 ハリアー トヨタ 4,763 88.4
18(↓)  10 フィット ホンダ 4,330 91.6
19(ー) 19 ソリオ スズキ 3,887 110.4
20(↑) 21 WR-V ホンダ 3,829 (24-3)
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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