トップへ戻る

【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が復活!?日産「ノート」も人気に?9月のランキングも大変動

【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が復活!?日産「ノート」も人気に?9月のランキングも大変動

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年9月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「ヤリス」が、1位を取り戻したほか、日産「ノート」が3位に、ホンダ「フィット」が10位に急浮上するなど、入れ替えの激しい展開となりました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ホンダ新型「シビック」やトヨタ「プリウスPHEV」の廉価グレードが登場

《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 400万円以下で登場するトヨタ プリウスPHEV Gグレード

2024年9月は、トヨタ「プリウス(PHEV)」の新たな廉価グレードやホンダ「シビック」のマイナーチェンジのモデル、スバル「インプレッサ/クロストレック」、日産「セレナ」の一部改良モデルなどのほか、スズキ「スペーシアギア」や、ホンダ「N-BOX JOY」 といった軽スーパーハイトワゴンのSUVモデルなど、多数の新型車の発表がありましたが、影響力のありそうなモデルは軽自動車で、乗用車のランキングに今すぐ影響を与える車種はありませんでした。

一方6月にも不正問題が発覚し出荷停止となっていたトヨタ「ヤリスクロス」については、その状況が8月まで継続していたようですが、ここに来て一気に勢いを取り戻したほか、様々な車種が急上昇、入れ替えの激しい展開となったようです。

9月のランキングを見ていきましょう。

トヨタ「ヤリス」が復活!やっぱり人気は圧倒的か

《画像提供:Response》《写真撮影 中野英幸》 トヨタ ヤリスクロス Z(プロトタイプ)

今年に入り、トヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」と、トヨタ「カローラ(カローラクロスやカローラツーリング等を含むカローラシリーズ)」の1位争いが展開されておりましたが、6月にも不正問題が発覚し出荷停止となっていたトヨタ「ヤリスクロス」の影響で、ヤリスクロスが下落、7月に引き続き8月も1位を逃しました。

そんな中、生産再開が9月にも行われ、9月のランキングでは「ヤリス」が1位に返り咲きました。一方前年比は、77.7%と依然厳しい状況が続いています。

そして、続く2位となったのは、8月まで1位となっていた「カローラ」。前年比は98.9%と大きな変化は無く、安定した販売台数となっています。

3位には、6位から急浮上した日産「ノート」がランクイン。上級モデルの「ノート オーラ」やスポーティモデルとなる「オーラ ニスモ」もマイナーチェンジを果たし、豊富なラインアップが揃ったことが功を奏したようです。前年比も105%と快調で今後もこの地位を維持するかもしれません。

続く4位のポジションは先月同様トヨタ「ルーミー」がランクイン。また、ルーミーと同じくダイハツのOEM車となる「ライズ」も徐々に順位を取り戻しており、9月では7位まで復活。

ルーミーの前年比は97.9%と以前の勢いをほぼ取り戻しているほか、ライズに至っては154.3%と大きく盛り返しており、ダイハツの不正の影響はほぼなくなったと言ってもいいかもしれません。

そして5位には2位から降格したトヨタ「シエンタ」がランクイン。前年比86.4%とやや厳しい状況ですが、一方で同じコンパクトミニバンのホンダ「フリード」は6位に下がりながらも前年比は153.2%とかなり好調。この2車の争いに注目です。

8位には、少し降格した日産「セレナ」がランクイン、9位にはトヨタ「プリウス」が続き、ともに前年比は100%を切っており、やや厳しい状況が見られます。

一方10位には、16位から上昇したホンダ「フィット」がランクインしており、前年比も142.9%とかなり好調で、直近の一部改良などが良い影響をもたらしている可能性があります。

このほか、先月は厳しい状況となったトヨタ「ノア」「ヴォクシー」もそれぞれ12位、11位に昇格。トヨタ「クラウン」、ホンダ「ヴェゼル」も14位、15位に上昇するなど、今月は大きく順位が入れ替わっています。

トヨタ「アルファード」がかなり厳しい状況に…生産に何かあった?

《画像提供:Response》《写真撮影 山内潤也》 トヨタ・アルファード 新型

ヤリスが1位を取り戻すほか、様々なクルマがその地位を挙げるなど大きな変化があった9月。その一方で、ランキングを落としているクルマもあります。

まず9位から18位に一気に降格した「トヨタアルファード」。高級ミニバンの代名詞とも言える人気を誇る同車ですが、前年比も84.9%とかなり厳しい状況に。

トヨタでは現在、件の認証不正により一部車種の一部改良を実施出来ずに受注が止まっているという情報もあります。もしかしたらこの点が影響をしている可能性もあります。

また、同じくトヨタの本格SUV「ランドクルーザーW」も16位まで降格。前年比は128.5%とかなり好調状態ですが、納車が思ったように進まないのか、他車の勢いにまけてしまったようです。

そして同じく「ハリアー」も17位に降格、前年比は102.2%とそこまで悪くありませんが、こちらも何かしらの改良が行われるタイミングが近いのかもしれません。

また、7月14位から20位にランクダウンしたホンダ「ステップワゴン」は、9月で20位以内のランキングから姿を消し、9月では復活。微妙な狭間を彷徨っているようです。

ダイハツ不正問題は完全に終焉か…一方トヨタの車種が降格

《画像提供:Response》《写真提供:トヨタ自動車》 トヨタ・ランドクルーザー250 ZX ファーストエディション

2024年9月のランキングでは前述の通り多くの入れ替わりがありました。

7月には、納車が順調なのかトヨタ「アルファード」やトヨタ「ランドクルーザーW」がその勢いを増していましたが、降格が続いており、今後はどうなるのかに注目が集まります。

また、不正問題による出荷停止で1位を明け渡していたヤリスが、一気に回復するほか、日産「ノート」も突然の好調ぶりを見せています。

来月のランキングはどのような展開を迎えるのか。目が離せません。

2024年9月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(↑) 3 ヤリス トヨタ 13,047 77.7
2(↓) 1 カローラ トヨタ 12,822 98.9
3(↑) 6 ノート 日産 10,831 105.7
4(−) 4 ルーミー トヨタ 10,495 97.9
5(↓) 2 シエンタ トヨタ 10,033 86.4
6(↓) 5 フリード ホンダ 8,943 153.2
7(↑) 10 ライズ トヨタ 8,680 154.3
8(↓) 7 セレナ 日産 8,270 99.2
9(↓) 8 プリウス トヨタ 7,771 82.1
10(↑) 16 フィット ホンダ 6,677 142.9
11(↑) 13 ヴォクシー トヨタ 6,657 86.8
12(↑) 15 ノア トヨタ 6,401 74.6
13(↓) 12 アクア トヨタ 5,984 99.6
14(↑) 17 クラウン トヨタ 5,897 216.9
15(↑) 18 ヴェゼル ホンダ 5,833 106.3
16(↓) 9 ランドクルーザーW トヨタ 5,779 128.5
17(↓) 14 ハリアー トヨタ 5,354 102.2
18(↓) 11 アルファード トヨタ 4,908 84.9
19(−) 19 ソリオ スズキ 4,590 109.2
20(↑) 21 ステップワゴン ホンダ 3,626 67.5

出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

2024年~2025年 新車情報はこちら

2024年8月のランキングはこちら

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

クラウドローンのマイカーローン

  • カービュー査定

関連するキーワード


新車販売台数ランキング

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」王座奪還!?三菱「新型デリカミニ」も大躍進!11月に売れた軽自動車とは?

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」王座奪還!?三菱「新型デリカミニ」も大躍進!11月に売れた軽自動車とは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年11月新車販売台数ランキングによると、10月に不動の人気を誇っていたホンダ「N-BOX」が突然4位まで陥落していましたが、再び1位に返り咲きました。N-BOXの代わりに1位となっていたダイハツ「ムーヴ」は3位に沈みました。また、日産のスライドドアを備える軽スーパーハイトワゴン「ルークス」が8位から5位に上昇しました。このほかいくつかの順位変動がありました。


【新車販売台数ランキング】ランキングはほぼトヨタ独占に!?11月にもっとも売れたクルマとは

【新車販売台数ランキング】ランキングはほぼトヨタ独占に!?11月にもっとも売れたクルマとは

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年11月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「シエンタ」の順位が4位まで向上したものの、上位1〜3位まではこれまで通り全く入れ代わりがありませんでした。一方、ホンダのMクラスミニバン「ステップワゴン」が急上昇するなど多少の変化はあります。


【軽自動車販売台数ランキング】ついに「N-BOX」が王座陥落!?大人気国民車を抑えて1位になった「ダイハツ車」とは?

【軽自動車販売台数ランキング】ついに「N-BOX」が王座陥落!?大人気国民車を抑えて1位になった「ダイハツ車」とは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年10月新車販売台数ランキングによると、不動の人気を誇っていたホンダ「N-BOX」が突然4位まで陥落したほか、3位でくすぶっていた6月にも新型となったダイハツ「ムーヴ」が1位に躍り出ました。また、同じくダイハツのスライドドアを備える軽スーパーハイトワゴン「タント」も上昇し3位になりました。このほか13位だったダイハツ「ミラ」が7位になるなどダイハツの攻勢が目立ちました。


【新車販売台数ランキング】トヨタの「ミニバン」人気が止まらない!トヨタ車一強のランキング再び

【新車販売台数ランキング】トヨタの「ミニバン」人気が止まらない!トヨタ車一強のランキング再び

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年10月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「ライズ」の順位が安定し、先月に引き続き上位1〜4位まで全く入れ替えがなかったほか、トヨタの高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」が急上昇するなど、多くの変化がありました。


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!?人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年9月新車販売台数ランキングによると、不動の人気を誇るホンダ「N-BOX」が1位なのはこれまでと変わらなかったほか、以下5位まで順位の変動はなく、順位が固定かされている様子が確認できました。6月にも新型となったダイハツ「ムーヴ」が3位で安定しており、同じくスライドドアを備えるダイハツの「タント」より人気があるようです。このほか12位だった日産「デイズ」が8位になるなど一部の車種が躍進を見せています。


最新の投稿


ズバット車買取比較の特徴と使い方|メリデリと高く売るコツなど解説

ズバット車買取比較の特徴と使い方|メリデリと高く売るコツなど解説

車を売るときに気になるのは、「面倒なく相見積りを取りたい」「どこに依頼すれば高く売れるのか」という点です。ズバット車買取比較は、入力した情報に基づき、条件に合う車買取業者へまとめて査定依頼ができる車買取一括査定サービスです。ディーラー下取りと迷っている人でも、複数社の見積りを比べて納得したうえで売却先を決めやすいのが特徴です。一方で、申込み後の連絡対応など、事前に押さえたい注意点もあります。本記事では、ズバット車買取比較の特徴と使い方を中心に、メリット・デメリットや注意点を整理して、高く売るコツまでをまとめています。


トヨタ新型「RAV4」世界初公開!個性あふれる3つのモデルを用意

トヨタ新型「RAV4」世界初公開!個性あふれる3つのモデルを用意

トヨタは2025年12月17日、フルモデルチェンジを果たした6代目となるクロスオーバーSUV「RAV4」を発売しました。GRスポーツおよびPHEVモデルのみ、2025年度内の発売となる見込みです。


年末年始の国内旅行、移動手段は"自家用車"が中心【パーキングサイエンス調査】

年末年始の国内旅行、移動手段は"自家用車"が中心【パーキングサイエンス調査】

パーキングサイエンス株式会社は、観光庁が発表している「旅行・観光消費動向調査(2024年10–12月)」をもとに年末年始の動向を分析した結果を公開しました。


愛車の一括査定サイト【イカプラ(一括査定プラス)】│特徴とメリデリ・使い方

愛車の一括査定サイト【イカプラ(一括査定プラス)】│特徴とメリデリ・使い方

車を売却したいけれど、車買取一括査定サービスは営業電話が何度も来そうで不安。そんな方にオススメしたいのが、愛車の一括査定サイト【イカプラ(一括査定プラス)】。イカプラは、加盟店の中から最高額を提示した買取業者1社に絞って案内してくれるため、複数社とのやり取りに追われる心配がないのが特徴です。申込みは、サイト入力のほか電話にも対応しており、入力が苦手な方でも進めやすく、3時間以内(3営業時間内)に買取業者の案内があるため、スピード重視の方にも向いています。そこで本記事では、イカプラの特徴やメリット・デメリット、利用方法、他サービスとの違いまで分かりやすく解説。最後まで読むことで、あなたにイカプラがピッタリか判断できるようになりますよ。


スズキ新型「キャリイ」発表!デザイン大幅刷新を実施

スズキ新型「キャリイ」発表!デザイン大幅刷新を実施

スズキは2025年12月19日、軽トラック「キャリイ」および「スーパーキャリイ」の新たなマイナーチェンジモデルを正式発表しました。実際の販売は、2026年1月23日より開始されます。