トップへ戻る

【新車販売台数ランキング】トヨタ「アルファード」の人気がスゴイ!500万円を超える高級車が3位にランクイン

【新車販売台数ランキング】トヨタ「アルファード」の人気がスゴイ!500万円を超える高級車が3位にランクイン

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年12月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「アルファード」「ヴォクシー」といったミニバンの順位が大幅に上昇、先月に引き続きトヨタ勢の盤石さを見せつけたほか、ホンダ「フリード」「WR-V」などのホンダ勢も僅かですが上昇しています。しかしながら大きな変動はあまりみられなかったようです。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

アルファードの廉価モデルなども登場!

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・アルファード・エグゼクティブラウンジ(PHEV・E-Four)

2024年11月は、トヨタ「ルーミー」やスバル「ジャスティ」、ダイハツ「トール」といった、ダイハツのOEMモデルの一部改良が発表されたほか、スバル「レヴォーグ」「WRX」、マツダ「CX-60」、ダイハツ「コペン」などのの一部改良モデルも登場しました。

多くの車両が一部改良となりましたが、大きな新車発表はありませんでした。一方トヨタの高級ミニバン「アルファード」の一部改良も行われ、この際廉価グレードの追加や最上級の4座仕様モデルも追加されており、これについては、継続的にランキングに影響を与えるかもしれません。

そんな中発表された12月のランキング、どのような展開を迎えたのか、確認してみましょう。

トヨタ車&ホンダ車が好調…アルファードがついに3位に

《画像提供:Response》〈写真撮影 中野英幸〉トヨタ ヤリス クロス ハイブリッド E-Four

12月のランキングでもトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位となり、王者が交代することはありませんでした。

続く2位もトヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」で、こちらも変動なし。ここ数ヶ月この状況は全く変わらない結果となりました。

前年比もそれぞれヤリスが106.6%、カローラが111.4%と地味ながら好調で、1位のヤリスとの販売台数差“約2,500台”もキープ。今後もこの状況は続くでしょう。

3位には、5位から浮上したトヨタ「アルファード」がランクイン。12月の一部改良で、510万円・8人乗りの最廉価グレードXが追加され話題となった同車ですが、最廉価でも510万円と高価なモデルながら大きな躍進を見せています。前年比も162.4%と凄まじく、同時に追加されている最上級モデルの4座仕様やPHEVモデルも合わせて、さらなる向上も期待されます。

4位には先月同様トヨタ「シエンタ」がランクイン。5位にはアルファードの代わりに5位まで下落したトヨタ「プリウス」がランクインし、先月と同じくトヨタ車が上位5位を独占しています。

一方、シエンタやプリウスの前年比は、シエンタで73.6%、プリウスで95%と少し丁重気味。現行モデルが欲しい人に行き渡り、動きが鈍化しているようです。

一方6位には7位から上昇のホンダ「フリード」がランクイン。フリードの前年比も98.4%と必ずしも好調とは言えない状況ですが、ライバルのシエンタとの販売台数差は約300台に迫っておりいつか逆転する瞬間が来るかもしれません。

7位には、5位から下落した日産「ノート」がランクイン。スポーツスペックの追加など、ラインアナップ追加もありましたが、現状大きな変化はないようです。

8位には、9位からから上昇したトヨタ「アクア」がランクイン。アクアには直近で大きな変化はありませんが、前年比は115.7%と比較的好調を維持しています。

9位には8位から下落した日産「セレナ」が、10位には12位から上昇したトヨタ「ヴォクシー」がランクイン。ヴォクシーの前年比は133.7%と比較的好調で、セレナとの入れ替えもありうるかもしれません。

このほか、15位から11位にホンダ「ヴェゼル」が登場、「WR-V」も21位から18位に昇格するなどホンダ勢の躍進が見られます。日産との提携でも注目が集まる同社は、今後の動向が期待されます。

大幅に下落した車種はなし

12月のランキングでは、先月に引き続きトヨタ車が好調で、ランキング上位に大きな変化はみられませんでした。日産が少し勢いを落とす中で、ホンダが奮闘していますが、結果僅かな車種を送り込むのみにとどまっています。

そしてランキング後半にも大きな変化はなく、大幅下落した車種はありませんでした。

まず12位にランクインしたのは11位から降格したトヨタ「ノア」。しかし前年比も111.1%と順調で、すぐに地位を取り戻すことでしょう。

13位にランクインしたのは14位から順位を上げたトヨタ「ライズ」。先月一気に下落してから、この立場に落ち着いたようです。

14位には、10位から下落したトヨタ「ランドクルーザーW(ランドクルーザー、ランドクルーザー250等を含むランドクルーザーシリーズ)」が続きますが、前年比は152%と好調で、本来の順位に戻ったとも見れる動きです。

このほか、20位に19位から下落したスズキ「ソリオ」が、トヨタ・ホンダ・日産以外で唯一のランクインとなりました。

500万円を超える高級車が3位に

《画像提供:Response》〈写真撮影:豊崎淳〉ホンダ フリード 新型(クロスター)

2024年12月のランキングでは、500万円を超える高級車でも3位にランクインさせるトヨタの底力を見せつける結果となりました。

また、ホンダの攻勢もみられますが、現状トヨタの牙城を崩すほどではなく、今後の展開に期待です。

12月には大きな新型車の登場もなく、1月のランキングにも大きな変化はないかもしれません。来月に発表される、1月の結果に注目です。

2024年12月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 15,244 106.9
2(ー) 2 カローラ トヨタ 12,712 111.4
3(↑)  5 アルファード トヨタ 7,581 162.4
4(ー) 4 シエンタ トヨタ 6,908 73.6
5(↓) 3 プリウス トヨタ 6,858 95.0
6(↑) 7 フリード ホンダ 6,577 98.4
7(↓) 6 ノート 日産 6,476 108.0
8(↑) 9 アクア トヨタ 5,650 115.7
9(↓) 8 セレナ 日産 5,566 92.6
10(↑) 12 ヴォクシー トヨタ 5,206 133.7
11(↓) 15 ヴェゼル ホンダ 4,905 70.8
12(↓) 11 ノア トヨタ 4,900 111.1
13(↑) 14 ライズ トヨタ 4,351 86.2
14(↓) 10 ランドクルーザーW トヨタ 4,324 152.0
15(↓) 13 クラウン トヨタ 4,128 105.3
16(↑) 18 フィット ホンダ 3,552 83.1
17(↓) 16 ハリアー トヨタ 3,255 69.9
18(↑)  21 WR-V ホンダ 2,903 (24-3)
19(↑) 20 ステップワゴン ホンダ 2,733 63.4
20(↓) 19 ソリオ スズキ 2,665 92.1
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

2025年~2026年 新車情報はこちら

2024年11月のランキングはこちら

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

クラウドローンのマイカーローン

  • カービュー査定

関連するキーワード


新車販売台数ランキング

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年4月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、スズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」といった3位まで入れ替わりはなく、スライドドアを有する人気のスーパーハイトワゴンたちの膠着状態が継続しています。このほか、スズキ「アルト」や、「ジムニー」といったスズキ勢が好調なようです。


【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年3月新車販売台数ランキングによると、言うまでもなくホンダ「N-BOX」が圧倒的な販売台数で1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気のスーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続いています。このほか、ダイハツがさらなる復活を見せていますが、大きな変化はありませんでした。


【新車販売台数ランキング】3月はどんなクルマが売れた? トヨタ「カローラ」「シエンタ」を抑えて1位に輝いたのは?

【新車販売台数ランキング】3月はどんなクルマが売れた? トヨタ「カローラ」「シエンタ」を抑えて1位に輝いたのは?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年3月の新車販売台数ランキングによると、1〜5位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、6位以下ではトヨタ「アクア」やホンダ「フィット」などコンパクトハッチ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年2月新車販売台数ランキングによると、いつも通りホンダ「N-BOX」が1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気車種の変わらぬ強さを見せつけました。ダイハツ「タント」が復活して以来、スーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、多少の変化はあります。


最新の投稿


ホンダ新型「アコード」発表!量産モデル初の「ハンズオフ機能」搭載

ホンダ新型「アコード」発表!量産モデル初の「ハンズオフ機能」搭載

2025年5月29日、ホンダはセダン「アコード(ACCORD)」の新たなモデル「アコード e:HEV Honda SENSING 360+」を正式発表しました。販売は翌5月30日より開始されています。


フィアット新型「600」発表!初のハイブリッド搭載モデルがついに登場

フィアット新型「600」発表!初のハイブリッド搭載モデルがついに登場

2025年5月27日、Stellantisジャパン株式会社は、フィアット初のマイルドハイブリッドモデル、「600 Hybrid(セイチェント ハイブリッド)」を正式発表。同日より、全国のフィアット正規ディーラーにて発売しました。


電話不要の「ストリマ」で車買取一括査定を安心・手軽に体験!

電話不要の「ストリマ」で車買取一括査定を安心・手軽に体験!

車を売るなら「高く・手間なく」が理想。でも従来の車買取一括査定は、電話ラッシュや調整の煩わしさがネックでした。そんな悩みを解消するのが、2025年1月にリリースされた新サービス「ストリマ」です。電話は一切不要で、やりとりはすべてチャットで完結。しかも、こちらが指定した日時・場所に査定スタッフが来てくれるという「ここ来て!査定」など、徹底的にユーザーファーストな設計が特徴です。そこで本記事では、「ストリマって何?」「本当に安心?」「他社との違いは?」といった疑問を持つ方に向けて、サービスの特徴や使い方、メリット・デメリットを徹底解説します。ストリマが自分に合ったサービスかどうかを見極めたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください


フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ史上初の4ドア・4人乗りモデル「プロサングエ」を詳しくご紹介します。このモデルは、一般的なSUVやクロスオーバーとは異なる新しいジャンルの車として誕生しました。モデル名の「プロサングエ」はイタリア語で「サラブレッド」を意味し、その名が表すように、フェラーリらしい力強い走りと高級感ある快適性を両立。V12エンジンや乗り降りしやすい観音開きの後部ドアなど、特徴的な魅力を分かりやすくお伝えします。


トヨタ新型「bZ4Xツーリング」発表!新たなステーションワゴンSUV日本導入へ

トヨタ新型「bZ4Xツーリング」発表!新たなステーションワゴンSUV日本導入へ

トヨタは2025年5月15日、BEV(バッテリーEV)でSUVの「bZ4X」のステーションワゴンモデルとも言うべき新型「bZ Woodland」を北米で世界初公開しました。合わせて同車の日本市場向けモデルとなる「bZ4Xツーリング」についても、2026年春頃に導入されることが発表されました。