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車のエンジンがかからないときは慌てずに!原因と対処法を徹底解説

車のエンジンがかからないときは慌てずに!原因と対処法を徹底解説

車のエンジンが突然かからなくなってしまうと、焦ってしまいますよね。特に急いでいるときや、寒い朝に起こると余計に困るものです。「バッテリーが上がった?」「燃料切れ?」と、さまざまな可能性が頭をよぎりますが、まずは落ち着いて原因を探ることが大切です。本記事では、車のエンジンがかからないという状況に遭遇した際に、まず試すべき基本的な対処法から、原因ごとの解決策、さらにはエンジントラブルを防ぐための予防策まで、詳しく解説します。

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定期的なメンテナンスを行う

エンジントラブルを未然に防ぐには、定期的なメンテナンスが大切です。特に、バッテリーの状態やエンジンオイルの管理を怠ると、突然エンジンがかからなくなるリスクが高まります。

バッテリーの点検

バッテリーの寿命は3〜5年程度です。交換時期になっていないか確認することに加え、電圧が低下していないかなども定期的にチェックしましょう。

エンジンオイルの管理

走行距離5,000km、または半年に一度の交換がおすすめです。また、交換時期ではなくとも定期的にオイルの量が減っていないか、ディップスティックで確認しておきましょう。

燃料の管理

燃料残量が少ない状態で放置しないようにしましょう。ディーゼル車の場合、冬季は寒冷地仕様の燃料を使用するのもよいでしょう。

セルモーターや電装系のチェック

セルモーターが正常に作動するか確認しておきましょう。ヒューズが切れていないか定期的に点検しておくと安心です。

定期的なメンテナンスを行うことで、エンジントラブルを防ぎ、安心して車を運転できます。

車のエンジンがかからないときのよくある質問

エンジンがかからないトラブルに直面すると、さまざまな疑問が生まれることがあります。「キュルキュル音はするけどかからない」「バッテリーは生きているのに動かない」といった症状は、単純なバッテリー上がりとは異なる場合もあります。

ここでは、エンジントラブルに関するよくある質問とその解決策について詳しく解説します。

キュルキュル音がしてエンジンがかからないときの原因は?

エンジンを始動しようとすると「キュルキュル」と音がするものの、エンジンがかからない場合は、いくつかの原因が考えられます。この音は主にセルモーターが動作しているときに発生し、バッテリーや燃料系統、点火系統に問題がある可能性があります。

このような状態が確認された際には、バッテリー電圧を測定し、不足している場合は充電または交換を行いましょう。燃料系統に問題がある場合は、燃料を補給し、ポンプの作動音を確認し、セルモーターの異常が疑われる場合は、整備工場で点検を依頼しましょう。

電気はつくけど車のエンジンがかからないときの原因は?

エンジンがかからないものの、ヘッドランプや車内灯などの電気系統が問題なく動作する場合、バッテリー以外の原因が考えられます。このような場合、シフトの誤操作やセキュリティシステムの作動などが関係していることが多いです。

このような場合には、下記の対処法を試してみましょう。

・シフトレバーが正しい位置にあるか確認し、必要に応じてブレーキを踏みながらシフトを動かす
・スマートキーの電池を交換し、キーを直接スタートボタンにかざす
・セキュリティアラームが作動していないか確認し、リモコンキーでロック解除を試す
・スターターリレーを交換することで改善するか試す

それでもエンジンがかからない場合は、電装系の故障が疑われるため、整備工場で詳しい診断を受けることをおすすめします。

まとめ

車のエンジンがかからないトラブルは、バッテリー上がりや燃料切れなどの簡単な原因から、セルモーターや電気系統の故障といった専門的な修理が必要なものまで、さまざまな要因が考えられます。

エンジンがかからない状況を未然に防ぐためには、日頃からのメンテナンスが重要です。また、ロードサービスへの加入も万が一の時のために検討しましょう。バッテリーの状態を定期的にチェックし、燃料管理を適切に行うことで、トラブルのリスクを軽減できます。

いざというときに慌てず対応できるよう、今回紹介した対策を参考に、日頃からしっかり準備をしておきましょう。

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