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エンジンの警告灯が点灯・点滅する原因と消し方など対処法を解説

エンジンの警告灯が点灯・点滅する原因と消し方など対処法を解説

車に乗っている時にエンジン警告灯が点灯してしまい、どうしたらいいのか焦ってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。ここではエンジンの不具合を知らせる警告灯が点灯・点滅する原因と消し方などの対処法を解説します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


エンジン警告灯とは

エンジン警告灯とは

エンジン警告灯とは

エンジン警告灯とは、エンジンの不具合やトラブルを知らせるためのランプです。ドライバーがすぐに目につくようにスピードメーターの近くに設置されています。

エンジン警告灯は、エンジンのマークをかたどったもので色はオレンジ。通常はエンジンをかけた時に起動して明るくなり、正常なら消えます。しかし、何らかの異常を感知した場合、黄色または赤色が点灯する仕組みです。

エンジン警告灯の色とその意味

エンジン警告灯の色とその意味

エンジン警告灯の色とその意味

エンジンの不具合を知らせる警告灯には3つの色があり、点灯する色によって意味があります。その3つの色とは、信号機と同じ赤・黄・緑です。

もっとも危険な状態は赤色で、すぐに車を止める必要があることを示します。黄色は、何らかの異常があり点検が必要であること、そして緑色は正常であることを示します。赤色と黄色のランプが点灯した場合は注意が必要です。

警告灯の種類

警告灯の種類

警告灯の種類

警告灯には、シートベルトが未装着であることを知らせるものや半ドアを警告するもの、さらにガソリンの残量やブレーキオイルが不足していることを知らせるブレーキ警告灯の他、バッテリーの異常を知らせるバッテリー警告灯など、さまざまな警告灯があります。

その中でも特に注意すべきなのが、エンジンやエンジン関係の機器に異常がある場合に点灯するエンジン警告灯です。

上記で説明したように、車に搭載されている警告灯は、メーカーや車種によって違いはあるものの、警告や注意を示す色に赤色と黄色が採用されています。

赤色、もしくは黄色が点灯した場合は、すぐに運転を中止して対応しなければいけない状態です。エンジン警告灯は、特に注意が必要な箇所なので、色の違いについて毎回確認するようにしましょう。

エンジン警告灯がつく原因

エンジン警告灯がつく原因

エンジン警告灯がつく原因

エンジンをかけてオレンジ色のランプが点灯し、緑色から徐々に消えていけば正常ですが、黄色もしくは赤色が点灯した場合、何らかの不具合が生じている可能性があります。

これは、車の排気もしくは呼気系統で異常を感知し、ランプの色で危険を表しているためです。
エンジンの警告灯がつく原因には以下の2つがあります。

1.エンジンをかけた時
2.センサーの異常を感知した時

エンジン警告灯がつく原因が分かれば、対処法も変わってくるのでどのような状態で警告灯がつくのか、ひとつずつチェックしていきましょう。

エンジンをかけた時

車に乗ってエンジンをかけるとすべての警告灯のセンサーが点灯します。その中には、シートベルト警告灯や半ドア警告灯なども含まれ、安全が確認されると消えていきます。

エンジン警告灯も、エンジンを入れてセンサーが作動するため、エンジンをかけた時にエンジン警告灯のランプも点灯します。

少し待ってランプが消えたら走行が可能。仮に黄色の点滅や赤色の場合はエンジンを止めて車の状態を確認する必要があります。

メーカーや車種によっても異なりますが、黄色もしくはオレンジ色の状態から消えるのが一般的です。
エンジンをかけた時には、走行前の確認の一つとして消えたことをチェックしてから運転を開始するようにしましょう。

センサーの異常を感知した時

車にはさまざまな機器やセンサーが設置されており、安全に走行できるように常にチェックされています。黄色もしくは赤色が点灯した場合は、何らかの支障を感知した時ですが、どのようなトラブルが起きているのでしょうか。

エンジン警告灯のセンサーには以下の5つがあります。

1.O2センサー
2.エアフローセンサー
3.イグニッションセンサー
4.アクセル開度センサー
5.バッテリーセンサー

ここからは5つのセンサーについて、その働きと考えられる不具合について詳しく解説します。

O2センサー

O2センサーとは車の排気ガスに含まれている酸素の濃度を測るセンサーです。排気ガスに含まれる酸素の濃度を測定し、異常を感知すると警告灯で知らせてくれます。

排気ガスに含まれる酸素の濃度を計測し、エンジンへの負荷が軽いか高いのかを判断してくれます。正常な空気と燃料費との比率を常に監視しているため、O2センサーが故障すると燃費が悪くなる他、排気ガスの臭いが気になるようになります。

エアフローセンサー

エアフローセンサーとは、エンジンの中に送る空気の量を測るセンサーです。
エアフローセンサーでは、センサーを通る空気の量を計測し、燃料の噴射量と点火するタイミングを決定しています。

燃料と空気のバランスを適切に調整しないとエンジントラブルに発展します。

エアフローセンサーの不具合にはエンストやエンジンの回転数が低くなることもあります。エンストやエンジンの回転数が低くなってきたと感じた時には、エンジンに送る空気の量が乱れていることが考えられます。

イグニッションセンサー

イグニッションセンサーとは、エンジンの点火のタイミングをコントロールする装置です。適切にエンジンへの点火が行われないとエンジン警告灯が点灯します。

点火のタイミングや点火不良の場合、エンジンがかかりにくくなる他、思うように加速できなかったり、エンジンの振動を感じるようになります。

アクセルポジションセンサー

アクセルポジションセンサーとは、アクセルペダルの動きを計測するセンサーです。アクセルへの踏み込みや深さを計測します。

アクセルの踏み込みに異常がある場合、アイドリングが安定しなくなる他、エンジンがかかりにくくなることがあります。

バッテリーセンサー

バッテリーセンサーとは、自動車内部に流れている電流の動作をチェックするセンサーです。車を動かす電気の流れや、電流の精度をモニタリングし測定した値を出力しています。バッテリーが上がってしまった時や、交換後の接続異常などで不具合が発生する場合があります。

バッテリーは消耗品なので、寿命がくると電流の流れが悪くなりバッテリーセンサーが異常として知らせる場合もあります。

その他考えられる原因

上記で説明した原因以外にも電気系統の異常や、給油口のキャップが閉まっていない時や、電気系統の異常や、速度計の不具合によって警告灯が点灯する場合もあります。

エンジン警告灯が点灯した場合、上記でご紹介したセンサーによる異常以外も考えられるため、給油口の汚れや不具合がないかどうかチェックしてみます。

電気系統による点灯も考えられるため、早めに修理を依頼するようにしましょう。

エンジンの警告灯が点灯した場合の対処法

エンジンの警告灯が点灯した場合の対処法

エンジンの警告灯が点灯した場合の対処法

エンジンの警告灯は、走行前に確認することもできますが、走行途中で点灯する場合もあります。エンジンの警告灯が点灯した場合、どのように対処したらいいのか順を追って確認していきましょう。

安全な場所に車を止める

走行中にエンジンの警告灯が点灯すると、焦ってしまうかもしれませんが、まずは落ちついて安全な場所に停車させます。路肩に駐車することは避け、駐車場を見つけて停車させましょう。

高速道路を走行している場合も、路肩には止めず近くのパーキングエリアに止めるか、一般道に下りて駐車場を探して安全な場所に停車させます。

異音や異臭の確認

エンジンの警告灯が付いた時間や場所、普段聞いたことがない音やにおいがあったかどうか、警告灯に気づいて車を止めた場所、走行時に気になった点を覚えておっくと、修理を依頼した時状況を伝えやすくなります。

時間が経過すると状況を忘れてしまうので、点検や修理に依頼する時のために記録に残しておくようにするとディーラーや整備工場も状況を把握しやすくなるでしょう。

ディーラーに点検してもらう

車の状況を把握した後で、ディーラーもしくは整備工場に電話して指示を仰ぎます。

状態によってはそのまま運転して修理に入るかもしれませんし、緊急を要する場合は対処法をアドバイスしてもらいます。

エンジンの警告灯が点灯した場合には、これらの作業を行い、車の点検をしますが原因が分からない場合でもそのままにせずディーラーもしくは整備工場に状況を連絡のうえ早めに点検を受けるようにしましょう。

エンジンの警告灯の消し方

エンジンの警告灯の消し方

エンジンの警告灯の消し方

エンジン警告灯は不具合がある場所を処置しないと消えない仕組みになっています。どこに原因があるのかはコードで表示されますが、専用の診断機でないと特定できません。

エンジン警告灯が赤、もしくは黄色が点灯したら車を安全な場所に止め、ディーラーや整備工場に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

エンジン警告灯が点滅する場合

エンジン警告灯が点滅する場合

エンジン警告灯が点滅する場合

エンジン警告灯は点滅する場合もあります。これは、警告灯の配線トラブルによるもので、黄色の点滅や赤の点滅の場合もエンジン警告灯が点灯した際と同じ対処法が必要です。

エンジン警告灯が点滅していたら早めに修理を依頼し、慌てず対処するためにも、ディーラーと担当者の電話番号はアドレス帳に入力しておくともしもの時に安心です。

エンジン警告灯が点灯した時にやってはいけないこと

エンジン警告灯が点灯した時にやってはいけないこと

エンジン警告灯が点灯した時にやってはいけないこと

エンジン警告灯が点灯した時は、冷静な対処が必要ですが、やってはいけないことがあります。
それは、車に負担をかけてしまう行為です。例えば、急な加速はエンジンに負担をかけてしまうので避けます。

エンジン警告灯が点灯したまま走り続けるのは危険なので、点灯したらすぐに安全な場所に駐車して車の点検を行います。

点検する際には、勝手な自己判断も危険なので、ボンネットを開けてパーツを触るという行為も止めましょう。

エンジン警告灯を消すための修理費用相場

エンジン警告灯を消すための修理費用相場

エンジン警告灯を消すための修理費用相場

エンジンの警告灯を消すための修理は、どこに原因があるのかで費用も変わってきます。各種センサーの異常の場合、点検と修理、交換と技術料がかかり、30,000円〜40,000円前後になるでしょう。

あくまで一般例なのでこの限りではありません。O2センサーの場合、修理費用よりも部品代がかかるので、状態にもよりますが、10,000円前後、エアフローセンサーの場合15,000円前後なので、修理よりお新品に交換した方がいいケースもあります。

エンジン警告灯はどこに不具合があるのか、専用の診断機を用いないと修理が必要な個所が分かりません。車のメンテナンスを請け負うオートバックスやエネオスなどなら、専用の機械で警告灯の診断をすることも可能です。

定期的に点検を受けよう

定期的に点検を受けよう

定期的に点検を受けよう

エンジン警告灯は、車に不具合が起きている証拠です。そのままにしておくと車の状態が悪化してしまう他、事故やケガにつながるので早めに対処が必要です。

車の所有者には定期点検と車検が義務付けられていますが、車に乗る前に行う日常点検や、月に一度点検日を決めて確認するなど、習慣化すると車の状態を把握するきっかけになります。

長距離を移動した時や、違和感を感じた時には点検を受けて、常に車をベストな状態にしておくようにしましょう。

まとめ

エンジン警告灯は車の状態を表すサイン

エンジン警告灯は車の状態を表すサイン

エンジン警告灯は色の違いによって車の状態をサインとして表してくれます。色の種類と意味、そしてどのような不具合で点灯するのかを知っているのと知らないのとでは対処法が変わってきます。もし点灯した場合には焦らず停車して車の状態を確かめることが最優先になるので、日頃から車の状態を把握するようにしましょう。

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