トップへ戻る

一台ですべてを賄えるクルマとは?

一台ですべてを賄えるクルマとは?

新型MINI クロスオーバー は、「これ一台ですべて賄えるMINI」だそうです。3ドアのMINIですべての要求に答えるのは無理がありますが、MINI クロスオーバーなら、MINIらしさを堪能できて、実用性もあるようです。それでは、MINI以外で「一台ですべてを賄えるクルマ」とはどのようなクルマになるのでしょうか?

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

「すべて」とは?何をさすのか

ホンダ フリード

何もメルセデス並みの乗り心地でテスタロッサより速く走れて軽自動車並みの燃費と価格のクルマを探すつもりはありませんが、良く三拍子揃った〇〇という言い方がありますが、これを当てはめてみてはどうでしょう。

国内の一般的な消費者がクルマに求める三つの条件をあげると、低燃費、低価格、安全性ということになるでしょうか。そかし、これでは最新の軽自動車で決まりとなってしまい、長距離ドライブでの快適性とか荷物もたくさん積み込めるという要求が満たせません。そこで、経済性、居住&荷室スペース、安全性能、そして走行性能というマルチな性能を持ったクルマと定義することにしました。

日産エクストレイル

日産エクストレイル

日産エクストレイル

6月8日にマイナーチェンジされたエクストレイルは、高速道路同一車線において「自動運転」をかなえてくれる”プロパイロット”を設定して話題を集めています。自動運転レベルとしては「レベル2」と未熟ながらも、運転者支援システムとしては高水準であり、車選びにおいて今、最も重要視されつつある安全性能は十分に備えた車種であることは間違いありません。

また、他の同クラスのSUVと比較してリーズナブルな価格設定であることも見逃せません。高級感では及ばないものの、トヨタのハリアーより約90万円ほど安い設定であり、メーカーオプションの”プロパイロット”約14万円を装備してもまだ割安感があります。また、割安な2.0L車は1.5Lハイブリッド車並みの219万円台、低燃費のハイブリッド車でも258万円台ですからクラス下のC-HRと同価格帯。

居住性能もワイドなボディで十分な広さがありながら、SUV特有の目線の高さで取り回しも良く、長距離ドライブも快適な後席の居住性も十分。エクストレイルには3列シートも用意されており、広いラゲッジルームとしても使えます。ただし、ハイブリッド車は3列シートしか選べないのが残念。

スズキワゴンR

スズキ ワゴンRスティングレー

スズキ ワゴンRスティングレー

軽自動車の欠点であるパワーの無さからくる、長距離ドライブや高速道路のストレスも、スティングレーハイブリッドTなら、ターボエンジンとそれをアシストするモーターの力で解消。もちろんその低燃費性能は28.4㎞/L。最も上級なグレードなので165万円と高めですが、ターボ無しの通常モデルワゴンRなら107万円で、32.4㎞/Lの燃費ですからライフスタイルに合わせて選択す方が良いでしょう。

フルモデルチェンジでプラットフォームが新しくなったワゴンRの室内は、これまで位以上に広がり、功績の居住性も余裕があります。また、2人乗車なら驚くほどの荷物を積むこともできます。

安全性については、2つのセンサーで、前方の歩行者やクルマを検知。コンパクトなシステムを実現し、自動ブレーキ機能や誤発進抑制機能など、6つのサポートが付くデュアルセンサーブレーキサポートをグレードによってメーカーオプション設定しています。唯一残念なのがここで、全機種に設定されないのはきわめて残念。セットで6万円弱なので、標準装備してもいいくらいなのです。

ホンダ フリード

ホンダ フリード

ホンダ フリード

これまで大勢を占めていたミニバンの、あまりに大きなボディに苦労していた主婦層が、このくらいなら血丁度いいと選び始めたのがフリード、そしてトヨタのシエンタからなるコンパクトミニバンです。背は従来のミニバンより低いのにかかわらず、3列シートを設けた広い室内スペースに豊富なシートアレンジで、荷室も広々。1.5Lクラスのエンジンであっても軽くなった車体と、重心の低さで走行性能も十分です。

そして、何よりも普通の乗用車感覚で運転できるので、他の車種から乗り換えても違和感ななく、取り回しにも優れています。1.5Lクラスの割安なグレードから、動力性能と低燃費を備えたハイブリッド車から選べます。

安全性能についても、ホンダの先進運転者支援システムである「ホンダセンシング」と「サイドエアバッグシステム+ サイドカーテンエアバッグシステム」がタイプ別に設定されています。

まとめ

これらを「一台ですべてを賄えるクルマ」としてみましたが、前提としてファミリーユーザー向けとなります。お子さんがいなかったり、一人暮らしの方が求める場合は、条件が他の項目に変わることもあり、異なる車種が浮かび上がるでしょう。例えば経済性という条件のかわりに豪華さを加えたり、あるいは走行性能が最優先になったらどうでしょうか。また、「荷物なんか載せなくてもいい」という方もいるかも。

「一台ですべてを賄えるクルマ」を捜すには、いかに自分にあった条件を備えた車を探すことが重要であり、そのために我慢する部分をいかに最小限にとどめるか、このような事になるのではないでしょうか?

  • カービュー査定

関連する投稿


日産 新型「エクストレイル NISMO」発表!新たなハイパフォーマンスSUVが登場

日産 新型「エクストレイル NISMO」発表!新たなハイパフォーマンスSUVが登場

日産は2025年8月21日、クロスオーバーSUV「エクストレイル」の新たなマイナーチェンジモデルを発表。同時にそのハイパフォーマンスモデルとなる新たな「エクストレイル NISMO」が発表されました。同年9月24日より全国で一斉に発売される予定です。


日産 新型「エクストレイル」発表!マイナーチェンジ実施で新仕様大量投入

日産 新型「エクストレイル」発表!マイナーチェンジ実施で新仕様大量投入

日産は2025年8月21日、クロスオーバーSUV「エクストレイル」の新たなマイナーチェンジモデルを発表。9月18日より全国で一斉に発売する予定です。


ホンダ新型「フリード」発表!ガソリンモデルの塗装と先進安全装備を強化

ホンダ新型「フリード」発表!ガソリンモデルの塗装と先進安全装備を強化

ホンダは、2025年3月27日、3代目となる現行型「フリード(FREED)」のガソリン車の一部改良を発表。今回の一部改良に合わせ、原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い全国メーカー希望小売価格を改定しており、実際の発売は7月24日に予定しており、これに先立って、4月10日から全国のHonda Carsで受注を開始するといいます。


ホンダ新型「フリード」発表!塗装の強化と安全装備の選択肢を拡大

ホンダ新型「フリード」発表!塗装の強化と安全装備の選択肢を拡大

ホンダは2025年1月20日、3代目となる現行型「フリード(FREED)」の一部改良モデルを発表。今回の一部改良に合わせ、原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い全国メーカー希望小売価格を改定しており、実際の発売は2月6日の予定です。


新型「ミニ・クーパー・コンバーチブル」発表!8年ぶり全面刷新で大幅進化

新型「ミニ・クーパー・コンバーチブル」発表!8年ぶり全面刷新で大幅進化

ビー・エム・ダブリュー株式会社は2024年10月10日、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントにおけるオープン・モデル「ミニ・クーパー・コンバーチブル(MINI COOPER CONVERTIBLE)」のフルモデルチェンジを遂げた新型モデルを発表。同日より販売を開始しました。実際の納車は、2025年第一四半期以降を予定しているといいます。


最新の投稿


高速情報協同組合の法人ETCカードを徹底解説【特徴と強み】

高速情報協同組合の法人ETCカードを徹底解説【特徴と強み】

法人でETCカードを作ろうとすると、個人とは異なり審査のハードルが高く、思うように発行できず困ってしまうケースが少なくありません。とくに、中小企業や新設法人では「社用車の高速料金をどう管理するか」という課題が大きく、効率化を進めたい企業ほど悩みが深くなりがちです。そこで注目されているのが、高速情報協同組合が提供する法人ETCカードです。クレジット機能を持たない安心の仕組みで、複数枚のカード発行や明細管理のしやすさなど、法人利用に特化した機能がそろっています。本記事では、法人ETCカードの特徴やメリット、他社との違いを分かりやすく解説し、申込みを検討しやすいように詳しく紹介します。


2025-2026年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュ・Uターンラッシュは年始に集中!NEXCOが渋滞予測を発表

2025-2026年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュ・Uターンラッシュは年始に集中!NEXCOが渋滞予測を発表

NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本/JB本四高速/(公財)日本道路交通情報センターは、2025-2026年の年末年始期間(2025年12月26日(金)~2026年1月4日(日)の10日間)における高速道路での交通集中による渋滞予測を発表しました。


トヨタ新型「ハイラックス」世界初公開!日本ではディーゼルモデルを2026年半ばに導入へ

トヨタ新型「ハイラックス」世界初公開!日本ではディーゼルモデルを2026年半ばに導入へ

トヨタは2025年11月10日、ピックアップトラック「ハイラックス」の10年ぶりにフルモデルチェンジを遂げた9代目となる新型モデルを世界初公開しました。世界ではBEVやFCEVなど様々なモデルが展開される予定ですが日本では、ディーゼルモデルを導入見込みで、2026年年央に発売する予定だといいます。


自宅の空き駐車場を貸し出すなら特P|費用ゼロで始めるスマホ駐車場経営

自宅の空き駐車場を貸し出すなら特P|費用ゼロで始めるスマホ駐車場経営

自宅の空き駐車場や、使っていないちょっとした空きスペースを「そのまま収入源」にできるサービスとして、特P(とくぴー)が注目を集めています。特Pは、月に200万人以上が利用する駐車場シェアサービスで、スマホから簡単に登録でき、初期費用や月額費用も一切かかりません。外出中の空き時間も収益になるため、「副業として始めたい」「ただ眠らせているスペースを活用したい」というユーザーに最適です。この記事では、自宅の空き駐車場・空きスペースを貸し出す特Pの仕組みやメリット、実際の収益例、始め方までをわかりやすく解説します。


自動運転を搭載した車に期待することは主に「交通事故の減少」と「運転負担の軽減」【株式会社トータス調べ】

自動運転を搭載した車に期待することは主に「交通事故の減少」と「運転負担の軽減」【株式会社トータス調べ】

株式会社トータスは、運転免許を保有する20代~50代の男女を対象に「自動運転搭載車の利用意向に関する調査」を実施し、結果を公開しました。