あのパリスヒルトンが選んだ日本車とは!?
パリス・ヒルトン(C) Getty Images
■幅広い分野で活躍しているパリスヒルトン
ニュースやワイドショー、その他メディアでも取沙汰される事が多いパリスヒルトンですが、「ヒルトンホテル」一族の令嬢ということでセレブとして紹介されるのも納得できます。
取り組んでいる仕事の分野は幅広く、ファッションモデル、ファッションデザイナー、更には女優や歌手をこなすという多彩な能力を持っています。世界有数の経済紙であるForbes誌が選ぶ「最も影響力が強い有名人ランキング」では、何度もランクインしているほどの財力と知名度を持っています。
私生活に関してもニュースになることの多いパリスヒルトンですが、プライベートで使用している高級車への拘りについても報道されています。この記事では、セレブなヒルトンが所有している数台のうちの1台として、レクサスLFAを紹介していきます。
■レクサスLFAとはどんな車?
パリス・ヒルトンの愛車 ホワイトのレクサスLFA
そもそもレクサスとは、日本のトヨタ自動車が、世界で通用する高級車を販売するために展開したブランドです。
高級車ブランドとして世界中に知られているレクサスですが、レクサスLFAのライバルはフェラーリ、ポルシェと言ったような、イタリアやドイツの高級スーパーカーをライバルとして開発されています。
フラグシップモデルとしての位置づけのため、販売台数は世界限定500台、車両価格の総額は日本円で3750万円と希少価値の高い特別な車です。
たった500台を販売するために開発に費やされた歳月はなんと5年にも及びます。LFAの販売で採算をとると言うよりは、レクサスブランドを象徴するためだけに開発された、まさに「フラグシップモデル」と言えます。
限定500台で販売されたLFAですが、予約の段階で500台の枠は埋まり、現在は販売を終了しています。
■性能も素材も超セレブなLFA!関連グッズもセレブだった
価格については先ほど紹介した通りですが、3750万円にはしっかりとした理由があります。エンジンについてですが、LFAのために専用設計された排気量4.8LのV型10気筒エンジンが搭載されています。
レクサスLFAのエンジン
2009年まで自動車レースの最高峰である、F1世界選手権に参戦していたトヨタの技術がふんだんに盛り込まれています。最高出力は560馬力、最高速度は時速325kmとレーシングカー並みの性能です。車体についてもF1と同じ「カーボンファイバー」が採用されており、軽さと強度を両立した仕上がりです。ここまででも十分セレブなのですが、なんとレクサスで使用しているカーボンをつかったランドセルも発売されています。
関連グッズにLFAやF1と同じ高級素材を採用する辺りがセレブであると言えます。気になる価格は15万円との事です。その他にも様々なグッズが販売されてるので、気になる方はチェックしてみてください。
レクサス、LFA のカーボン素材採用した「高級ランドセル」
あのジョージ・クルーニーも乗っている!911GT3 RSの魅力
ジョージ・クルーニー (c)Getty Images
■ポルシェ伝統の911を受け継ぐ公道を走れるレーシングカー
ドイツの老舗メーカーポルシェから販売されているのが、この「911 GT3 RS」です。
1960年代から続いている伝統の「911」の名を受け継いでいるのがこのGT3 RSであり、スペックを見ると公道を走ることができるレーシングカーと言っても過言ではないと思います。排気量3996ccの6気筒エンジンから発揮される最高出力はなんと500馬力です。
停止状態からたったの3.3秒で時速100kmに達する性能を持っており、最高速度は時速310kmと、日本ではサーキットでしか出すことの出来ない速度領域の性能です。
一方で、ナンバー付きのスポーツカーとしての配慮もされていて、トランク容量は125リットルに設定されています。ファミリーカーと比較すると積載能力は劣りますが、元々走りを楽しむための車として販売されているので、大きな問題にはならないと思います。
■デザインの特徴と気になる価格について
911 RS GT3のデザインの特徴としては、全幅1900mmにまで拡大された迫力のワイドボディであるという点を挙げることができます。
走行性能を極限まで向上させるために、フロント20インチ、リア21インチのホイールを履いています。タイヤの太さもレーシングカー並みの物を履いているため、巨大なタイヤを収めるための手段としてワイドボディが採用されています。
気になるお値段ですが、車両価格は2530万円(日本では)に設定されています。高いと思うか、安いと思うかは人それぞれなので一概には言えませんが、運動性能を高める為の軽量化や足回りの強化など、2500万円オーバーの車両価格でも納得できる内容が盛り沢山です。
マグネシウムやカーボンファイバーなどの高価な素材を惜しみなく使っている事もRS GT3の特徴と言えます。
■快適性と走行性を兼ね備えたハイパフォーマンスカー
車好きとして有名なジョージ・クルーニーも所有しているポルシェ911 GT3 RSですが、速さと快適さを兼ね備えている点が人気車種として数えられるポイントだと言えます。
速さを求めて足回りを極端に固めてしまうと乗り心地は悪化し、快適性という意味ではマイナスになってしまう場合があります。
かといって快適性を求めすぎてしまうと、快適装備を追加していった結果、車両重量が増加してしまい、運動性能が低下してしまうということも十分にあり得ます。
その相反する項目を両立させたのがGT3 RSであり、適度な固さでしなやかに動くサスペンションや、車両の姿勢を安定させるウィング類が装備されています。
公道では快適に過ごし、サーキットではレーシングカー顔負けの速さを見せるといったように、オールマイティーな場面で性能を発揮するのが、この車の最大の魅力です。
超お金持ち!ジャスティンビーバーの愛車コレクション
ジャスティン・ビーバー(C)Getty Images
■同じ車種を2台所有するほどのフェラーリ愛
車好きなら誰でも一度は憧れるフェラーリですが、価格帯は数千万円ととても高価で、多くの人にとっては高嶺の花です。
しかし、なんとジャスティンビーバーは17歳の時に既にフェラーリF430を所有していました。
フェラーリF430スクーデリア
17歳がフェラーリを所有しているというだけでも驚きですが、その後F430の後継車種である、フェラーリ458イタリアを2台も購入しているという驚くべき事実があります。
フェラーリF458
この458イタリアは排気量4.5LのV型8気筒エンジンで、最大出力は578馬力という性能を誇っています。時速100kmに達するまでわずか3.3秒、最高速度は時速325kmとされていて、まさにスーパーカーと言える車両です。
価格もスーパーカーに相応しく、販売開始当時で2830万円の価格設定がされていました。
■ランボルギーニNo.1の販売台数を誇ったガヤルド
フェラーリと同じくイタリアの自動車メーカー、ランボルギーニから販売されていたのがガヤルドです。
2003年の販売開始から、2013年に生産中止されるまでに生産された台数は1万4022台。大衆車を基準にすると少ない台数ですが、1台あたり2500万円以上する車両がこれほど売れるというのは、スーパーカーと呼ばれる分野においては大ヒットと言えます。
ランボルギーニ ガヤルド
生産時期によって排気量やパワーは異なりますが、ランボルギーニ伝統のV型10気筒エンジンは、最終モデルの段階で570馬力を発生する驚異的な仕様になっています。この大パワーを受け止めるために、4WDシステムを導入しているという点が大きな特徴です。
ランボルギーニ ガヤルドLP 570-4 スクアドラ コルセ
既に販売は終了されているため新車での購入はできませんが、生産台数が多いので、中古で探す場合には探しやすい車種と言えます。中古車市場の価格帯は、車両の状態や需要と供給により日々変動するので、購入予定のある方は要チェックです。
■実用性に優れたランドローバー
スーパーカーと呼ばれる部類のフェラーリやランボルギーニ以外にも、ジャスティンビーバーはランドローバー社のレンジローバーを所有しています。
レンジローバー
積載能力に優れ、その気になれば悪路も走ることが出来るというのがレンジローバーの大きなメリットです。居住スペースの確保などのインテリアを優先させた結果、エクステリアデザインが犠牲となってしまう場合も少なくないですが、この車両はインテリアもエクステリアも完成度が高い事が特徴となっています。
価格帯は車種やグレードにより様々ですが、500万円台から購入可能車種もあるため、数千万円する車と比較すると手の届きやすい価格帯といえます。
最上級の乗り心地を求める方向けには、1300万円オーバーのグレードも用意されているので、予算と希望に合った車種を選ぶことが可能です。
『レンジローバー』「SVオートバイオグラフィー ダイナミック」
『レンジローバー イヴォーク』世界限定モデル「エンバー リミテッドエディション」