トップへ戻る

【バイデン大統領来日】アメリカ大統領 専用車「ビースト」がスゴイ!驚きの性能を紹介!

【バイデン大統領来日】アメリカ大統領 専用車「ビースト」がスゴイ!驚きの性能を紹介!

2022年5月に第46代アメリカ合衆国大統領のジョー・バイデン氏が来日し、多くの注目を浴びた大統領専用車「ビースト」ことキャデラック・ワン。シェルターのように堅牢で、かつ重装備の「動く要塞」とも形容されるこの大統領専用車「ビースト」ですが、どのような装備が搭載されているのか?一体どれほどの値段なのか?などについてまとめました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


2023年5月の記事はこちら

現キャデラック・ワンは、オバマ氏が大統領時代にやってきた

現在のアメリカ大統領 専用車である通称「キャデラック・ワン」は、オバマ氏が大統領に就任した2009年1月に大統領就任式で使用された車両となっています。GMは、2009年モデルのキャデラック・プレジデンシャルリムジンとして公表しました。

ビースト(キャデラック・ワン)の先代モデルは、2005年のジョージ・W・ブッシュ元大統領の2度目の就任式で登場した「DTS・プレジデンシャル・リムジン」。

キャデラックの最高級セダンDTSの名前が冠されていましたが、オバマ氏の大統領就任時に発表された新型には既存モデル名はなく、シンプルな格子状のグリルも既存の特定のモデルとは異なるシンプルなものとなっています。

警護上の配慮から、ボディサイズやエンジンスペック等の詳細は一切明らかにされていませんでしたが、アメリカの一部メディアの報道などから、徐々に詳細が明らかになっています。

大統領専用車 キャデラック・ワン 別名・ ビーストのスゴさとは!?

キャデラック・ワンという名称もエアフォース・ワンなどに倣い名づけられたもの。「ワン」という名称は大統領専用の乗り物のことを指し、アメリカのトップ=1番の「ONE」という意味があります。

大統領の専用車ということだけあって、防弾ガラスや装甲板といった防御機能はもちろんですが、「ビースト」「野獣」と言わしめる要素が多々あります。アメリカの一部メディアなどでも取り上げられていた情報をまとめます。

まず、1点目として挙げたいのが「ドア・窓のぶ厚さ」です。上記の画像からでは把握し難いですが、こちらをご覧ください。

見ての通り、装甲板のような相当な分厚さ。ドアの厚さはおよそ8インチ(20cm)、防弾窓に関しても5インチ(12.7cm)という厚さを誇っています。防弾ガラスの厚さを色々調べてみたところ、出てくる数字は1cm台~6cm台(10mm~60mm)がほとんど。ドア、窓の厚さだけみてもケタ違いなことがわかります。

画像で見るとドアのぶ厚さが良くわかる…!

それ以外の性能、装備にも驚くべき要素、情報が満載です。いくつか例をあげていくと、

■生物兵器、バイオテロ対策として、キャビンは完全に密閉される。
■使用しているタイヤはパンク耐性があるが、万が一タイヤが吹き飛ばされた場合、リムのみで走行が可能なランフラットタイヤ。
■燃料タンクは、フォームシールにより密封されているため直接銃撃等を受けても爆発しない。
■窓は運転席の窓のみ、3インチ(約7.6cm)だけ開く。
■車体下は爆弾、手榴弾から守るため耐爆処理が施されている。
■車体の素材には鉄鋼、アルミニウム、チタン、セラミックを利用。
■万が一の事態に備え、消防設備、酸素供給、大統領と同じ血液型の血液が格納されている。
■重さは約8トン。
■催涙ガス砲と夜間視界カメラが、車の前部に隠されてる。
■衛星電話が内蔵されており、ペンタゴンとの直接回線が可能。

という仕様。まさに「野獣」「動く要塞」と呼ぶにふさわしい重装備。大統領と同じ血液型の血液が、積まれているというのには驚きです。

また、詳細に関しては報じられていませんでしたが、ドナルド・ジョン・トランプ前大統領は、この大統領専用車 ビースト(キャデラック・ワン)に17億円掛け、さらにセキュリティーを強化した、と一部のメディアが報じていました。

本当だとしても「これ以上どこを?」と思ってしまいますが、一国の、アメリカの大統領ともなれば極必然、なのでしょうか。

ちなみに、アメリカ大統領専用車であるビースト(キャデラック・ワン)の値段は150万ドルで、2022年5月現在の日本円で約1億9200万円ほど。

同じリムジンが12台あり、使用していないときはシークレットサービス本部の地下で24時間監視され、駐車されているのだとか。

【無料】ガリバーにキャデラックの中古車探しを依頼する

【動画】これは、大失態!?大統領専用車、腹下こすり立ち往生

こちらは、2011年5月、アイルランドのダブリンを訪問中に起こった出来事。GM製のキャデラック プレジデンシャルリムジンこと「キャデラック・ワン」が、アメリカ大使館を出発しようとしていた際、約8トンという野獣の如し重量と、超ロングホイールベースが災いしたのか、車体底部を大使館の門の段差にこすりつけ、立ち往生してしまったのです。

当時の大統領であったオバマ氏の登場を待ちわび、歓声を上げていたギャラリーからも、どよめきが上がりました。事前に調査していれば防げたであろうこのトラブル。アメリカ大統領のセキュリティに関する大失態とも言えるこちらのトラブルは下記の動画から一部始終をご覧いただけます。

また、動画、画像などには残っておりませんが、2013年3月にはイスラエルを訪問中、走行中のアメリカ大統領専用車が、突然スローダウンし、停止してしまうというハプニングも。再始動を試みたものの、エンジンはかからずで、急遽、代わりの車が手配されるということが。

原因は燃料のガソリンを入れるところ、誤ってディーゼル用の軽油を入れたために、エンジンが停止してしまったのだとか。意外とおっちょこちょいなんでしょうか。

ちなみに余談ですが、アメリカ大統領専用車であるキャデラック・ワンこと、「ビースト」は、公務などで海外を走行する際、フロントの国旗をアメリカの国旗と、訪れている国の国旗を掲げて走行するようです。

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ!

関連する投稿


全長5.4mの大型SUV キャデラック新型「エスカレード」発表!8人乗りの新グレードを初採用

全長5.4mの大型SUV キャデラック新型「エスカレード」発表!8人乗りの新グレードを初採用

2024年1月22日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックのフラッグシップSUV「キャデラック エスカレード」の2024年モデルを発表。日本初採用となる8人乗りの新グレード「プレミアム」などを含め、全国のキャデラック正規ディーラーで同日より販売開始しました。


ゼレンスキー大統領が乗った車はBMW!各国首脳のG7広島サミットでの移動車を一挙紹介

ゼレンスキー大統領が乗った車はBMW!各国首脳のG7広島サミットでの移動車を一挙紹介

2023年5月19日から開催されたG7首脳会談(広島サミット)。主要議題の1つであるウクライナ情勢に関して、ウクライナ大統領のゼレンスキー氏が訪日したことに話題が集まりました。ゼレンスキー大統領の来日にあたって、さらに警備強化がされる広島市内で、ゼレンスキー大統領をはじめ、各国首脳が乗り込んだ車を紹介します。


地上最強の車「ビースト」が日本再上陸!バイデン大統領の専用車「キャデラック・ワン」はどんな車?

地上最強の車「ビースト」が日本再上陸!バイデン大統領の専用車「キャデラック・ワン」はどんな車?

2023年5月19日に開催されるG7首脳会談(広島サミット)・20日に開催される日米豪印首脳会合(クアッド)への参加で訪日した第46代アメリカ合衆国大統領のジョー・バイデン氏とともに、注目を浴びているのが大統領専用車「ビースト」ことキャデラック・ワン。バラク・オバマ大統領時代から、アメリカ大統領が訪日するたびに地上最強の車として注目が集まる大統領専用車「ビースト」ことキャデラック・ワンについて、一部メディアで報道されている情報をもとに、車両とその驚きの装備について紹介します。


2023年8月公開「トランスフォーマー/ビースト覚醒」ポルシェ964、シボレー・カマロなど名車の数々にも注目!

2023年8月公開「トランスフォーマー/ビースト覚醒」ポルシェ964、シボレー・カマロなど名車の数々にも注目!

2023年8月4日に日本で公開される映画「トランスフォーマー」のシリーズ最新作「トランスフォーマー/ビースト覚醒」。ビーストウォーズの主役である、ゴリラ姿のオプティマスプライマルがシリーズ初登場。また、新トランスフォーマーも登場し、謎に包まれた強大な敵を相手に共闘します。今回も必見なのが大迫力のバトルシーン、そして登場するポルシェ964、シボレー・カマロなど名車の数々。この記事では公開前の「トランスフォーマー/ビースト覚醒」の紹介とあわせて、これまでの作品を振り返ります。


ついに出た新型キャデラック エスカレード!価格、装備内容まで大追跡

ついに出た新型キャデラック エスカレード!価格、装備内容まで大追跡

2021年の高級SUV業界で台風の目になること間違いなしの車こそ、ついに新型の日本導入が始まったキャデラック エスカレードでしょう。本国アメリカでも特別なステータス性を持つエスカレード、登場した新型は最新装備も充実で見所が満載です。そのボディサイズのデカさが注目されがちなエスカレードですが、この記事でご紹介していく魅力を知れば、思わず欲しくなってしまうかもしれませんよ。


最新の投稿


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバルは2024年11月7日に、軽バン「サンバーバン」の一部改良モデルを発表しました。側面衝突時の乗員保護を高めたといいます。


オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

タイヤが安く買えることをテレビCMなどでアピールしている「オートウェイ」。本当に安く買えるのでしょうか。また、安く買えたとしても品質に問題はないのか不安に思われる方もいるでしょう。さらに、オートウェイはネットで簡単にタイヤが買えますが、取り付けはどうすればいいのか気になるところです。そこで本記事では、オートウェイの特徴や注意点をはじめ、本当に安いのか、品質は大丈夫なのかということや、購入して取り付けするまでの流れも解説します。そろそろタイヤ交換を考えている方は、この記事を読んで参考にしてください。