北米日産『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)2018年型を公開
9月に、日産自動車の米国法人、北米日産は『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)の2018年モデルを発表しました。
現行アルティマは2012年8月、米国市場に投入されました。日産の米国市場における主力ミドルセダンが、アルティマです。日本市場には、ティアナとして導入されています。
■2018年型のアルティマ、特徴は車載コネクティビティとADAS
米国で発表されたアルティマの2018年モデルでは、ADAS(先進運転支援システム)と車載コネクティビティを充実させているのが特徴です。
先進運転支援システムでは、自動ブレーキにはじまり、前面衝突警告、レーダーを使ったブラインドスポットウォーニング、インテリジェントクルーズコントロール、リアクロストラフィックアラートなどを導入しているのだとか。
また、車載コネクティビティでは、日産コネクト付きのナビゲーションシステムが、Apple社の「CarPlay」とGoogleの「Android Auto」に対応しました。
日産コネクトは専用の通信ユニットや対応スマートフォンなどを使って、情報センターに接続することで、ドライブをより快適にするための情報を提供してくれるそうです。
■ティアナ、日本でもフルモデルチェンジか?時期は2018年?
そんなティアナですが、日本でもフルモデルチェンジを控えているのでは、と噂されています。
3代目となるL33型が2014年に日本で発売された後、2015年に一部改良・全グレードに自動ブレーキの追加、そして2016年にも一部改良・グレード体系の見直しが行われました。
2017年はマイチェンが行われていないことからも2018年にフルモデルチェンジがくるのでは、と期待してしまいますね。
そんなわけで、本記事では日産の大型セダン・ティアナについて見ていきます。
日産の大型セダン。ティアナ、知ってる?
ティアナは、2003年に発売された日産の大型セダンです。日産にとって世界戦略車として位置づけられているため、世界各国で販売されています。
世界で販売されているため、各地域によって名称が異なっています。
香港・シンガポールなどでは、「セフィーロ(初代のみ。以降はティアナ)」。北米では、「アルティマ」、オーストラリア、ニュージーランドでは「マキシマ」「アルティマ」などと異なるネーミングで販売されています。
■ティアナ 基本スペック・情報
全長×全幅×全高(mm) | 4,880×1,830×1,470 | |
---|---|---|
ホイールベース(mm) | 2,775 | |
車両重量(kg) | 1,470 | |
乗車定員(名) | 5 | |
エンジン | DOHC・直列4気筒 | |
最高出力 | 127kW(173PS)/6000rpm | |
最大トルク | 234N・m(23.9kgf・m)/4000rpm |
ティアナは、大きさを誇る4ドア大型セダンです。
同じサイズ感のセダンとなると、日産のスカイライン60thLimitedが、全長×全高×全幅:4,800×1,820×1,450でかなり近いサイズと言えます。
日産 スカイライン 60thリミテッド
■日産 ティアナ グレード別価格は?
ティアナ XV ナビAVMパッケージ(2WD) | 3,513,240 円 | |
---|---|---|
ティアナ XL ナビAVMパッケージ(2WD) | 3,213,000 円 | |
ティアナ XL(2WD) | 2,896,560 円 | |
ティアナ XE(2WD) | 2,563,920 円 |
ティアナは、約250万円~350万円が相場となっています。
ちなみに、同じくセダンのトヨタ、マークXは約265万円~385万円。
マツダのアテンザは、ガソリン車が約280万円~336万円。ディーゼル車が、約320万円~400万円ほどです。
他車と比較すると、ティアナは少しお求めやすい価格設定と言えそうです。
■日産 ティアナ 中古価格は
ティアナの中古価格ですが、調べてみたところ、230万円~290万円あたりが相場のようです。
グレードにもよりますが、新車価格と比較するとかなりお得になりますので、どうしてもティアナがいい、でも250万円も出せない、という方はぜひ検討してみてください。
■日産 ティアナ 評価・評判は
10年運転して、ついに、20万キロを超えて、ますます快調なドライビング性能。
車体は、すこーしがたが来たが、でも、まだまだ大丈夫そう。
いい車です。
乗り心地はよく、静粛性も高い。クルマに乗って、走り出すとスッと発進し、そのまま静かにフラットに加速して定常走行に入る。この感覚は疲れたあとにドライブするクルマとしては最高のフィーリング。仕事が終わっての帰宅時、出張から帰って来て空港からの道のり、などにひとりでクルマに乗り込み動かしたときにホッとする安心感を生み出してくれるのがティアナだ。
乗り心地の良さが意見として挙がっていました。
また、ティアナに長く乗り続けている方も多いようです。
最後に
今後の展開が気になるティアナ。2018年~新型は出るのでしょうか。続報に期待しましょう。
同じく日産のセダンが気になる!!という方はこちらの記事もご覧ください。