三菱の新型SUV・エクリプスクロスが東京モーターショー2017にて日本初公開
三菱の新型SUVである『エクリプスクロス』。
三菱の新たな方向性を斬新なクーペタイプのデザインで表現した新世代SUVの第1弾になります。2017年のジュネーブモーターショーで初公開され、欧州では受注を開始していますが、右ハンドル・日本仕様のお披露目は東京モーターショーが初。
大いに盛り上がりました。
■クーぺの三菱エクリプスが、SUVとなって帰ってきた
エクリプス
エクリプスは、1989年の初代発売以来、累計98万2024台を米国市場で販売した三菱のクーぺです。
現在、スポーツ&スぺシャルティカー市場は縮小したとはいえ、エクリプスは米国で最も成功を収めた日本のスポーツカーの1台といえます。
三菱 新型SUV エクリプスクロス 最新情報
■三菱 新型SUV エクリプスクロス スペック(ボディサイズ/エンジン他)
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,405×1,805×1,685mm(ホイールベース:2,670mm) | |
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エンジン/トランスミッション | 1.5L ダウンサイジング直噴ターボエンジン / CVT | |
駆動方式 | 4WD |
エクリプスクロスには、1.5L ダウンサイジング直噴ターボエンジンを採用。ダウンサイジングターボは欧州でもよく採用されています。
排気量を小さくしながらも、動力性能を落とさないのがダウンサイジングターボ。まだ、公式から燃費についての情報が出ていませんが、燃費も期待できそうですね。
■三菱 新型SUV エクリプスクロス エクステリア(外装)
エクリプスクロスには、三菱のデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」を採り入れ、コンセプトカーのような洗練されたデザインと、力強さを併せ持つクーペSUVとしました。
三菱の強みである4WD技術、SUV、そして斬新さを凝縮したモデル。三菱はこのエクリプスクロスを持続的成長を支える商品の柱と位置づけています。
リアの2分割ウインドウも特徴的ですね。
■三菱 新型SUV エクリプスクロス インテリア(内装)
内装はというと、ブラックとシルバーのシックな仕上がりになっています。
インストルメントパネルが象徴的ですね。
■三菱 新型SUV エクリプスクロス 価格は
エクリプスクロスの価格についてですが、今だ公式の発表はされていません。
ですが、三菱が発売している7人乗りのSUV・アウトランダーよりもボディサイズが小さいことから、アウトランダーよりも低価格になると予測できます。
アウトランダーの価格は約280~330万円程度ですので、少なくとも300万円以下にはなるのではないでしょうか。
■【3月1日発売】新型エクリプスクロスが販売開始 253万円から
三菱自動車は3月1日、新型コンパクトSUV『エクリプスクロス』を販売開始しました。価格は253万2600円から309万5280円です。
エクリプスクロスは、『RVR』『アウトランダー』『アウトランダーPHEV』に続く、三菱SUVラインアップの新型モデル。これまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、三菱自動車らしいクーペSUVに仕上げています。
■新型エクリプスクロス、PHEVモデルも検討中!
三菱自動車の益子修CEOは、同日開いた発表会で事前受注が5000台に達したことやプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの追加設定を検討していることを明らかにしました。
また益子CEOは「エクリプスクロスに続く商品刷新計画としては、来週のジュネーブモーターショーで世界初披露する『アウトランダー PHEV』の2019年モデル。PHEVシステムも大幅な改良によって、よりEVらしく、よりSUVとしての魅力を高め、夏ごろに投入する計画。また『デリカ』ブランドが誕生してから50周年を迎えた本年、デリカD:5のモデルチェンジを予定している」ことも披露した