クルマの電子キー。電池切れした女性のエピソードが話題に。
昨年末、Twitterである方が遭遇した車のカギに関するやりとりが話題になりました。
お客さん「クルマの鍵の電池が切れちゃって開かないんですぅ」
— 篠籐 暁生 (@Shinoto_Akio) 2017年12月19日
私「電池なくても開きますよ」(鍵穴に挿してドアを開ける」
お客さん「凄ーい!!でもこれじゃエンジンが」
鍵を挿してエンジンをかける
お客さん「凄ーい!!魔法みたい!!」
私「( ´△`)」
ある女性がキーの電池が切れて困っていたところ、Twitter主の方がカギの存在と、使い方を教えてあげたというエピソード。
電子キー(スマートキー)のほうが「魔法みたい」であるというのはさておき、もしかしたら女性は電子キー(スマートキー)の中にあるエマージェンシーキーの存在を知らなかったのかもしれません。
車の電子キー 電池切れでも、ドアをあけてエンジンをかける方法
電子キーが反応しなくてもあわてずに車のドアを開け、エンジンを始動しましょう。
メーカーにより呼称は様々ですが、電子キー(スマートキー)の電池切れになってしまった際の対処法をご紹介します。
(キーの電池切れ時の対処方法は、メーカー、または車種によって異なります。本記事で紹介するのは一例であることをご了承ください。)
■1・エマージェンシーキーを取り出す
画像:ホンダ製のエマージェンシーキー取り外し方法
ほぼ全てのキーには物理的な鍵がエマージェンシーキーとして内蔵されています。エマージェンシーキーの取り外し方は様々ですが、取扱説明書などでエマージェンシーキーの取り外し方を参考にしてください。
■2・運転席のドアを解錠する
エマージェンシーキーで運転席のドアを解錠します。
車によってはドアノブ部分の鍵穴がカバーで隠れている場合があります。
また、開錠後10秒以上経過すると防犯アラームが鳴る車種がありますが、落ち着いて次のステップでエンジンをかければ防犯ブザーは停止します。
■3・エンジンをかける
スマートキーを採用している車種は、エンジン始動に物理的なキーを指す箇所が無い車種も多いです。キーシリンダーがあれば鍵を挿すことでエンジンが掛かる車種もあります。
鍵を指す箇所が無い車種の場合、普段はポケットに入れていてもエンジンがかかりますが、電池切れの際はスマートキーをエンジンスタートボタンに近づけるとエンジンをかけることができます。
【電子キーの電池切れ】各メーカーのエンジンのかけ方
電子キーが電池切れの際の、各メーカーの対処法をリンクとして掲載させて頂きます。
メーカーによっては車種ごとに対応方法が違うため、全てを網羅できてはいませんが、参考になれば幸いです。
日産サイト内で「電池切れ」を検索した結果ページにリンクしています。該当する車種の情報ページをご覧下さい。
車種毎の電子マニュアルに電池切れの際の対処方法が記載されています。
まとめ
車の購入時に説明を受けていれば慌てることは無いと思いますが、説明されていない場合や自身が購入した車ではなく家族が購入した等の場合、エマージェンシーキーの存在すら知らないという人は多いのではないでしょうか。
また、近年では自動車免許を取得する際に通う教習所の教習車も電子キー(スマートキー)で、エンジンスタートもプッシュ式の車両も増えているようです。
鍵を挿してエンジンを掛けるという概念を知らない人が、今後増えてしまうのかもしれないですね。