マクラーレン新型車「600LT」のイメージ・性能が公開!
マクラーレンオートモーティブは、6月28日に新型車「600LT」のティザーイメージ、7月11日に性能をを公開しました。本記事では「600LT」の最新情報をご紹介します。
画像はマクラーレン「600LT」
新型車「600LT」は2016年から2022年までの6年に及ぶ事業計画、”Track22”に基づき発表された5台目の車です。「600LT」の実機は7月12日「グッドウッドフェスティバルオブスピード」のヒルクライムに出走し、豪快なドーナツターンを披露しました。
■「600LT」のベースは、「570Sクーペ」
マクラーレン「600LT」は同社のスポーツシリーズの第1弾である、「570Sクーペ」をベースにデザインされ、さらなる高性能を求めてパワフルなエンジンを軽量ボディに組み合わせたモデルです。
マクラーレン「570S クーペ」
今回発表された、「600LT」のテールランプのデザインと、2015年に発売された「マクラーレン570S クーペ」のテールランプデザインを比較してみると、どちらも特徴的なランプの形をしていることが分かります。
画像はマクラーレン「600LT」
画像はマクラーレン「570S クーペ」
■LTはロングテールの略称
マクラーレン「675 LT」
「600LT」という名前に含まれている「LT」は「ロングテール」の略称で、1997年発売の伝説的名車「F1 GTR」の特徴だったロングテールを元にしたモデルであることを示します。
マクラーレンは、2015年に「650 S」をベースにした「675LT」を500第限定で発売しました。500台限定で発売された「675 LT」は即時完売し、その人気の高さを見せつけています。
マクラーレン「600LT」 最新情報
それでは、公開されたティザーイメージと共に「600LT」の最新情報をご紹介します。
■マクラーレン「600LT」 最新情報 エクステリア
基本的にはデザインのベースとなった「570Sクーペ」と同じく、低い車高とフロントからリアまで流れるようなボディが特徴的です。
「600LT」のデザインは「570S クーペ」をベースにしながらも、部品の23%以上を変更しカーボン素材をふんだんに使用したことで96kgの軽量化に成功し、乾燥重量は1,247kgに抑えています。
また軽量化に加えて、後ほどご紹介するパワートレインが向上したため、リップスポイラーやサイドシル、ディフューザー、固定式リアウィングなどを取り付けることでダウンフォースを引き上げています。
■マクラーレン「600LT」最新情報 インテリア
また、インテリアにはマクラーレン「P1」で初採用されたカーボンファイバー製レーシングシートと、軽量なアルカンターラトリムが広範囲に渡って使用されています。
■マクラーレン「600LT」最新情報 パワートレイン
画像は「600LT」のエグゾーストパイプ
マクラーレン「600LT」には3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンが搭載されており、最大出力600ps、トルクは63.2kgmを誇ります。
加速性能は、0~100km/h加速が2.9秒、0~200km/h加速が8.2秒、最高速が328km/hベース車両のマクラーレン570Sクーペを大きく上回るスペックを獲得しています。
マクラーレン「600LT」発売時期・価格
マクラーレン「600LT」は生産台数に限定数はありませんが、2018年10月から2019年10月までの期間限定モデルです。「600LT」は職人の手によって1台ずつ手作りで生産されます。
また、本体価格は日本円で約2780万円からとなっています。
マクラーレン「600LT」公式動画
マクラーレン公式YouTubeチャンネルでは3本の動画が公開されています。