マツダ CX-8、初の海外展開へ
マツダの中国現地法人、マツダチャイナは7月3日、『CX-8』を2018年下半期(7~12月)、中国市場に投入すると発表しています。
■マツダ CX-8とは
CX-8は、マツダの日本国内SUVラインナップにおける最上位モデル。多人数が乗車できるモデルでありながら、走りもスタイルも重視する顧客に向けて、3列シートクロスオーバーSUVという新たな選択肢を用意。
CX-8は日本国内において、2017年12月に発売。
累計受注台数は2万台を超えており、30~40代を中心に幅広い顧客に受け入れられています。
■中国でもマツダのCX-8は人気!
マツダは2018年4月、中国で開催された北京モーターショー2018に、CX-8を参考出品。大型SUVの人気が高い中国において、顧客の反応を探ってきました。
そして今回、CX-8を2018年下半期(7~12月)、中国市場に投入することを決定。
現在のところ、日本国内専売モデルのCX-8にとって、初の海外展開となる見込みです。
マツダチャイナの渡部宣彦 董事長は、「CX-8の中国投入により、マツダのブランド力、商品力、販売力を引き続き向上させ、販売実績を伸ばしていく」と述べています。
【改めて知りたい】マツダのCX-8
■マツダ CX-8 基本スペック
駆動方式 | 2WD/4WD | |
---|---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4900×1840×1730 | 室内寸法(長さ×幅×高さ) | 2690×1540×1250 |
車両重量 | 1,780~1,900kg | |
最大乗車定員 | 6~7名 | |
燃費(JC08モード燃費) | 17.0km/L~17.6km/L | |
最小回転半径 | 5.8m | |
総排気量 | 2,188cc | |
最高出力 | 140kW<190PS>/4,500rpm | |
最大トルク | 450N・m<45.9kgf・m>/2,000rpm | |
燃料タンク容量 | 72~74L |
CX-8のエンジンには2.2リットルのディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)が搭載されました。
このディーゼルエンジンはピストン形状の変更やターボチャージャーなどの大幅な改良を加え、CX-5などに搭載している従来の2.2リットルと比べ、最高出力は175psから190psへ、最大トルクは420Nmから450Nmへとパワーアップ。
最大7人乗りという多人数SUVでも、ディーゼルならではの立ち上がりの良い加速感や高トルクの走りができるようにしたということです。
新車価格は約319万円~です。