理由その1:若い人にも人気のCX-8
12月14日に発売して以来、月間販売計画1,200台に対し10倍を超える12,042台との受注実績になった「CX-8」。その年齢層の内訳は、30代から40代が中心、また30代以下のユーザーも40%を占めており、ミニバンのようにファミリー層だけではなく、お子さんがいない若いカップルなどにも支持されていることがわかります。
「ミニバンにとって代わるのは無理」、「価格が高すぎる」など、ネガティブな意見もありましたが、ふたを開けてみれば大ヒットといってもいい結果になりました。誰もが箱型のミニバンに乗りたいわけじゃない、スライドドアを多用することもあまりないという理由や、単純にSUVスタイルが気に入ったという人も含めて、キワモノ扱いから一転、人気車種になったのです。流行に敏感な人にとって人気の「CX-8」は買うべき大きな理由になるはずです。
理由その2:3列シートでもカッコイイCX-8
若い人がまず飛びついたのは、「CX-8」のエクステリアです。2017年にフルモデルチェンジされた「CX-5」とそっくりのフロントフェイスですが、「CX-5」より230mmも延長されたホイールベースと長いルーフが、スタイリッシュなボディラインとなり、全体のイメージがオシャレで上級感が感じられて、マツダの”鼓動”デザインがもっとも美しく見えるサイズ感だともいえます。
低ルーフで3列シート車といえば、国内ではホンダの「オデッセイ」や、トヨタの「エスティマ」がありますが、あくまでミニバンというジャンルであり、デザインもどうしてもミニバン寄りになります。そこに人気モデルの「CX-5」と同様のクロスオーバーSUVとしたのですから、これは2車よりカッコイイのは当然。スタイリングだけでも、「CX-8」を買うべき理由になります。
理由その3:乗り心地のよさや静粛性は想像以上のCX-8
セカンドシートには、左右席が独立したキャプテンシートと、左右6:4分割可動式のベンチシートの計3タイプを設定。10mm刻みで前後に120mm調整できるロングスライドや、サードシートへのウォークイン機能を備えています。また、3列シート車というと、ミニバンであってもサードシートの乗り心地は期待できません。
しかし「CX-8」では、サードシートも快適な座り心地と乗り心地を追求し、フロアと座面の高さを最適に設計するとともに、セカンドシートの下にサードシート乗員のつま先を入れられるスペースを確保するなど、サードシートも外観から想像するよりしっかりした空間が確保されています。
また、当然のように、リアのシートバックを倒せば、「CX-5」と比べ物にならない荷室スペースが得られ、ユーティリティにも優れているのは明白。さらには、静寂性を高め、上質な素材や細部にわたる造り込みを行ったインテリアは、それだけでも買うべき理由になるでしょう。
理由その4:車の大きさを感じさせない走行性能のCX-8
「ビアンテ」や「プレマシー」といったミニバンであっても、走行性能を犠牲にしなかったマツダ。SUVベースの「CX-8」であれば、6、7人乗りであっても優れた走行性能を持たせたのは当然です。基本部分は「CX-5」と同じながらも、エンジンでは、「CX-5」で採用された「SKYACTIV-D 2.2」を改良、約200 kgの車重増加に対応するため、トルクを30N・m、最高出力を11kWも向上させた結果、「CX-5よりも走りが良い!」という評価を得ています。
この「CX-5」を凌ぐ走りこそ、「CX-8」を買うべき最大の理由ではないでしょうか?
理由その5:先進安全技術を標準装備化したCX-8
国の推進する「セーフティ・サポートカーS」、しかも最高基準の「ワイド」の取得をいち早く取り入れているマツダ。
「CX-8」ももちろん「i-ACTIVSENSE」として、全車「サポカーSワイド」取得。
さらに、「サポカーSワイド」にに該当する機能に加えて、ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)、リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)、リアパーキングセンサー(センター/コーナー)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]、AT誤発進抑制制御[後退時]、を標準装備します。
そして、交通標識認識システムと、ドライバーが普通とは違う異常な行動を検知する「ドライバー・アテンション・アラート」をXD以上に標準装備されます。
この優れた安全装備も、「CX-8」を買うべき理由となるはずです。
まとめ
世界の流れは3列シートSUVだとしても、ミニバン文化が根付いた日本国内では、ブームを起こすのは不可能ではないのか。便利なスライドドアは欲しいし、広い室内はミニバンでないと無理。過去にもスバルの「エクシーガ」は不発だったし、三菱の「アウトランダー」もあまり売れているとは言えません。
それなのに「CX-8」は販売計画の10倍も受注を受けています。不思議に思う方は、この5つの理由を読んでください。その理由がきっとわかるはずです。