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略称は「サポカー」国が定めるセーフティ・サポートカーとは?

略称は「サポカー」国が定めるセーフティ・サポートカーとは?

【9/6 更新】日本自動車会議所は、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた車「安全運転サポート車」の愛称を「セーフティ・サポートカー(略称=サポカー)」に決定したと発表ししました。この「サポカー」はどのように分類されているのか、どんな車種が該当しているのかをまとめました。


【サポカー】セーフティ・サポートカーとは

国土交通省と経済産業省は「高齢運転者の事故を減らすため、運転支援機能を備えた車の普及啓発に取り組む」ことを目的として自動ブレーキシステムを初めとする安全運転を支援するための先進技術を、官民あげて普及啓発を図るための「安全運転サポート車」という制度の設立に取り組んでいきました。

この制度は、「トヨタセーフティーセンスP」や「ホンダセンシング」など各社が提供している安全運転支援パッケージをユーザーが比較検討を行えるよう、国が基準を作り、等級制度のような形でわかりやすく分類を行う制度です。

客観的な基準による分類を行う事で一般の消費者が自動車を購入する際に、安全機能の判断がやりやすくなることが期待されます。また、普及を進めるために認定された自動車について、任意自動車保険のASV(先進安全自動車)割引の導入などが検討されてきました。

2017年4月、日本自動車会議所は、この「安全運転サポート車」を展開するにあたり、その愛称を「セーフティ・サポートカー(略称=サポカー)」に決定したことを発表しました。

一般向け「サポカー」と、高齢者向け「サポカーS」

このセーフティ・サポートカー(サポカー)には全ての運転者を対象とした「サポカー」と、高齢者を対象とした「サポカーS」という2つの分類があります。

全運転者向け「サポカー」

全ての運転者向けの車両の愛称は「セーフティ・サポートカー」(サポカー)で、高齢運転者に限らず、全ての運転者の交通事故防止に貢献する「自動ブレーキ」を搭載した車が対象となります。

自動ブレーキシステムを搭載した車両を全ての運転者に対して「セーフティ・サポートカー」の愛称で普及啓発を行います。

高齢者向け「サポカーS」

高齢運転者向けの車両の愛称は「セーフティ・サポートカーS」(サポカーS)となりました。

サポカーSには高齢者の安全運転をサポートする機能の対応状況により「サポカー ベーシック」「サポカー ベーシック+」「サポカー ワイド」という分類が行われる予定です。

2017年7月に決定したサポカーSのロゴ各種

低速自動ブレーキ「サポカーSベーシック」

「セーフティ・サポートカー ベーシック(サポカー ベーシック)」の対象は
・30km/h以下の低速自動ブレーキ(対車両)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置
と、定義づけられています。

自動ブレーキシステムの動作対象も対車両に限定され、30km/h以下という条件も付いているため、ホンダの「シティー ブレーキ アクティブ システム」など、比較的簡易的なシステムも対象に含まれます。

ホンダ「シティー ブレーキ アクティブ システム(CTBA)」

高速でも作動する自動ブレーキ「サポカーSベーシック+」

「セーフティ・サポートカー ベーシック+(サポカー ベーシック+)」では
・自動ブレーキ(対車両)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置

と、定義づけられており「ベーシック」に比べると自動ブレーキシステムの作動速度から「30km/h以下」という条件が外されています。

対人自動ブレーキや先進ライト対応「サポカーSワイド」

「セーフティ・サポートカー ワイド(サポカー ワイド)」になると
・自動ブレーキ(対歩行者)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置
・車線逸脱警報装置
・先進ライト

を装備した車両と定義づけられおり、ベーシック、ベーシック+に比べ多くの安全機能が追加され、自動ブレーキシステムの対象も「車両」に加え「対人」も含まれるようになります。

「ホンダセンシング」や「トヨタセーフティーセンスP」など、現時点ではミドルクラス以上の車両に搭載されている安全機能が対象となるようです。

トヨタセーフティーセンスP「プリクラッシュセーフティシステム」

ホンダセンシング「車線維持支援システム(LKAS)」

マツダ「アダプティブ・LED・ヘッドライト」

「サポカー/サポカーS」のロゴマークが決定

2017年5月、経済産業省・国土交通省・日本自動車会議所が「安全運転サポート車」の愛称として決まった運転者全体向け「セーフティ・サポートカー(サポカー)」と高齢運転者に推奨する「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」について、普及啓発のためのロゴデザインを募集していました。

ロゴのコンセプトは、「運転者全般の安全運転を支援する車」という「サポカー」のコンセプトと「高齢運転者の安全運転を支援する車」という「サポカーS」のコンセプトがそれぞれ分かりすく伝わり、シンプルなロゴであること、とされています。そして2017年7月に決定したロゴがこちらです。

応募された作品数は192件で、自動車関係団体などからの投票で候補作品を選定。その結果を参考に経済産業省・国土交通省・日本自動車会議所が最終的に決定しました。

決定したデザインは「安全運転を支援する車」というコンセプトが伝わるデザインが自動車関係団体などから評価され、熊野真哉さん(39歳・北海道・男性)の作品が選定されました。

交通事故を減らすため、運転支援機能を備えた車の、普及啓発に取り組みである「サポカー・サポカーS」。今後もサポカー、サポカーS認定の車両が増えていくことを望みます。

サポカー/サポカーSに該当する車種は?

サポカー、サポカーSについてを説明、紹介させて頂きましたが、具体的にはどの車種が該当しているのかが気になるところ。

該当車種が多いため、メーカー毎に「サポカーSワイド」の対象車と、車種情報についてまとめました。※2017年9月現在は、マツダ、トヨタの車種を掲載しています。随時更新の予定です。

サポカーSワイドの説明に戻る

マツダ サポカーS ワイド 該当車種一覧

まずはマツダの車種からご紹介していきます。マツダは近年安全技術に力を入れて取り組み数多くの車種が、サポカーSのワイドに該当しています。下記マツダの車種は全グレードが該当となっています。

■CX-3

【一部改良】マツダのCX-3(CX3)完全網羅!価格・燃費・評価

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マツダのCX-3(CX3)、一部改良とガソリン車を追加して2017年7月に販売開始されました。気になる実際の評価や、燃費、価格、中古価格についてまとめました。CX-3が気になっている方、必見です。

■CX-5

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アクセラスポーツ/アクセラセダン

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マツダが、日本が、世界に誇るアクセラ。新しくなった理想のエンジン、SKYAKTIVEの走りごこち、ヨーロッパで大人気の美しいフォルム。走る歓びの追求は、粋を凝らしたエクステリア、徹底的に計算された快適空間作りの結晶として現れています。今、乗りたくなる車、楽しいを追求した車の秘密に迫ります。

■アテンザ セダン/アテンザ ワゴン

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90年代において一大スポーツカーブームを火付け役になったのがRXシリーズを作ったマツダです。そのマツダがカペラの後継者として作ったのがマツダアテンザであり、2002年にリリースされた当初から高い人気を維持し、マツダのフラッグシップとなっています。今回はその進化をまとめました。

トヨタ サポカーS ワイド 該当車種一覧

トヨタもサポカー/サポカーSなどの安全支援技術について、力を入れており2017年8月28日には技術と人(活動)で安全を目指す「サポトヨ」活動の拡充を発表しています。該当車種は下記となります。グレードによっては一部グレードのみ、オプション設定が必要、など車種、グレードによって異なりますので、「サポカーSワイド」に該当しているから検討する、という場合はご注意下さい。

■プリウス/プリウスPHV

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■カムリ

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■ピクシスエポック

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2017年9月6日現在では、マツダ、トヨタの車種をご紹介していますが、随時更新してお届けできればと思います。

安全技術が進化し、交通事故が少なくなるのは非常に喜ばしいことですね。

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