東京湾アクアラインはETC利用でこんなに安くなる!
行楽シーズンのお出かけで行く機会が増える、東京湾アクアラインと海ほたるパーキングエリア。本記事では、東京湾アクアラインの料金と混雑時間帯、海ほたるパーキングエリアのみどころをご紹介します。
東京湾アクアラインは神奈川県川崎市の浮島ICと、千葉県木更津市の木更津金田ICを繋ぐ、海底トンネルを含む道路です。
1997年12月18日に開通し、東京湾を横切る形で川崎から木更津までおよそ15分でつくことが可能です。
■ETCを利用するだけで半額以下に!
東京湾アクアラインはETC割引を利用することで半額以下で通行することが可能です。下記の価格表を御覧ください。
通常料金 | ETC車割引料金 | |
---|---|---|
軽自動車 | 2470 | 640 |
普通車 | 3090 | 800 |
中型車 | 3700 | 960 |
大型車 | 5090 | 1320 |
特大車 | 8490 | 2200 |
開設当初は普通車で片道5050円の通行料を取ることが計画されていましたが、当時建設大臣だった亀井静香議員によって普通車片道4000円の通行料が決定されました。
さらに、2002年7月に普通車片道3000円、ETC割引で2320円の通行料に変更されました。
2009年8月には千葉県知事に当選した森田知事の選挙公約を達成する形で、普通車片道の料金がETC割引で800円に変更。その結果、木更津アウトレットモールの客数が増加し、千葉県南部への経済波及も凄まじいものとなりました。
■いつまで続く?ETC割引で800円(普通車)
森田知事のもと、2009年8月から始まった東京湾アクアラインの通行料金800円ですが、この通行料金はあくまでも一時的なものです。この割引はいつまで続くのでしょうか?
2014年時点の報道では当面10年間は料金が据え置きになると言われています。国や千葉県で方針転換がない場合は、料金はそのままとなる見込みです。
東京湾アクアラインが渋滞する時間帯は?
どこに出かけても混雑する長期休暇はなるべく賢く移動したいですよね。そこで、東京湾アクアラインが混雑する時間帯をご紹介します。
東京湾アクアラインの木更津金田ICから〜川崎浮島JCTが混雑するのは、17時をピークとして15時から20時の間が渋滞する時間帯です。
この時間帯は午前中から千葉方面に出かけていた車が、夜遅くなる前に都内に戻ろうとすることから発生します。
東京湾アクアラインが渋滞する場所と原因は?
■(上り線)川崎浮島JCT付近、海ほたるPAトンネル付近での渋滞
東京湾アクアラインが渋滞する理由の1つには、坂道での減速による渋滞が挙げられます。
対策として上り方面の川崎浮島JCT付近では、ペースメーカーライトを設置しドライバーに速度低下の注意喚起を促す仕組みを2013年から続けています。
東京湾アクアラインを走行する際には、上り坂と下り坂に注意しましょう。
■海ほたるPAでのトイレ渋滞
もう1つの原因がトイレ渋滞です。東京湾アクアラインに入ってしまうと海ほたるPAの1ヶ所しかないため、「トイレに行っておこう」という人が増加します。
そこで海ほたるPAの駐車場に車が列をなし、トイレも混雑するという渋滞の連鎖が引き起こされます。
東京湾アクアラインを利用する際はトイレは事前に済ませておいたほうが良さそうです。
時間をずらすとお得に!土日祝(期間限定)「ヨル得」とは?
東京湾アクアラインの交通渋滞の対策として、NEXCO東日本や木更津市はオフピークタイムの通行を推奨しています。その中でも代表的な取り組みが「ヨル得」です。
「ヨル得」は、千葉県から川崎方面に向かう車で混雑する時間帯に木更津市内や木更津アウトレットモールで食事やショッピングをすると様々な特典を受けることができるキャンペーンです。
「ヨル得」は2018年9月30日までの土日祝日限定で行われています。詳細に関しては、下記ページのPDFをご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?本記事では、東京湾アクアラインのETC割引後の料金と、東京湾アクアラインが渋滞しやすいポイントをご紹介しました。