ベンツ、レベル5完全自動運転車のコンセプトカーを発表
メルセデス・ベンツ社はデンマーク・コペンハーゲンにて、レベル5の完全自動運転を掲げたコンセプトカー「Vision Urbanetic ヴィジョン・アーバネティック」を発表しました。本記事では発表された
本記事では「Vision Urbanetic」 についてご紹介します。

「Vision Urbanetic」は都市生活と環境負荷

「Vision Urbanetic」はレベル5の完全自動運転を掲げているコンセプトカーです。完全自動運転のため、ステアリングホイールやペダル、ダッシュボードなどは一切排除されています。
そのかわり、複数のカメラやセンサーシステムで車両の周囲をモニターし、歩行者にはフロント部分に設けられたメッセージを表示することが可能です。
■1台2役!商用車・乗用車の使い分けが可能

さらに「Vision Urbanetic」はレベル5の完全自動運転、電気自動車(EV)であること以外にも大きな特徴があります。
それは車台部分とボディ部分が分かれていることで、商用車と乗用車になることができることです。

丸みを帯びたボディタイプは最大で12人の乗員がのることができ、ライドシェアリングなどでの利用を想定しています。

長方形のボディタイプでは商用車として積載効率を追求し、欧州基準規格の「ユーロパレット」を最大10個搭載することが可能です。

まとめ
自動車メーカー各社は、相次いで完全自動運転のコンセプトカーを発表しています。なかでも、今回のメルセデス・ベンツの発表した「Vision Urbantic」は、1台で2役の活躍ができるというアイデアが新しいものでした。コンセプトカーは自動車の未来を想像させてくれます。こうした車が走る未来もそう遠くないかもしれません。