はじめに
米国ホンダは、米国ラスベガスで10月30日に開幕するSEMAショー2018において、新型「インサイト」のカスタマイズカーを初公開すると発表しました。
日本では2018年冬発売予定の「インサイト」ですがアメリカはすでに発売中です。
新型インサイトのパワートレインは、ホンダの2モーターハイブリッドシステムで、1.5リットル直列4気筒ガソリン「アトキンソンサイクル」エンジンに、2個のモーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたものです。
米国仕様はハイブリッドシステム全体で、151hpのパワーを発揮。
モーターは、27.2kgmのトルクを持ち米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地モードで23.4km/リットルと公表されています。
日本仕様はまだ不明ですが、それに準じたスペックや数値になると思われます。
詳しく見ていきましょう。
新型ハイブリット車「インサイト」
新型『インサイト』ですが、米国では今年6月29日に発表されておりすでに発売中で、米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地モードで23.4km/リットル。
ベース価格は2万2830ドル(約252万円)で販売されています。
新型インサイトは3世代目にあたり4年ぶりにスタイリッシュな4ドアクーペスタイルにて復活しました
ホンダの乗用車ラインナップの位置づけとしては、『シビック』と『アコード』の間に位置する5名乗りのクーペ型セダンになります。
パワートレインは1.5リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンと、評価の高い2モーターのハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッドi-MMD」を組み合わせとなっています。
米国ではホンダのセダンラインアップでは販売好調の『シビック』の上位モデルということでホンダの期待も大きそうです。
もちろんホンダの先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」が全車に標準装備されています。
燃費、走り、デザイン性の三拍子揃った上質な一台になっています。
日本では2018年冬に発売予定!
日本では『インサイト』は2018年冬に発売予定となっており現在ホームページで先行公開中です。
米国仕様と日本仕様違いは標準装備としては、フロントグリルを専用デザインとして、トランクスポイラーを追加し更にスポーティな外観を実現しています。
更に走りの面でも独自のチューニングを施し、国内ユーザーのニーズに応える仕上がりを目指したそうで非常に楽しみですね。
今後、ホームページで新型インサイトに関する情報を順次公開していくとのことで注目していきたいですね。
動画にてスタイリッシュさをアピール
ホンダは動画にてトヨタ・プリウスを思わせるハリボテを切り出してスタイリッシュなインサイトに変身するというプロモーション動画でスタイリッシュさをアピールしています。
インサイトのカスタマイズカー
毎年秋に米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーのイベントSEMAショーにて新型インサイトのカスタマイズカーを初公開すると発表しました。
SEMAショー2018で初公開予定の新型インサイトのカスタマイズカーは、17インチのSBK製ホイールを装着し、前後バンパーやフォグランプには、クロームのトリムが追加されています
ドアシルやドアパネル、足元には照明を追加装備。
アメリカンホンダは、これらのオプション装備は全米のホンダディーラーで購入可能とのことで日本のホンダアクセスの純正アクセサリーのような位置づけでしょうね。
日本では無限があるのでインサイトの無限パーツも発売されるでしょうから非常に楽しみですね!
さいごに
『インサイト』の車名は久しぶりの復活になり4ドアクーペのスタイリッシュなデザインで復活してきました。
最近セダンでもデザイン性重視で輸入車やクラウンなどこぞってクーペ風のシルエットのセダンを発売してきています。
インサイトものその流れにのってきたイメージですが、デザイン的に非常にスタイリッシュで欧州車にも負けていないデザインだと思います。
日本でもシビックとアコードの間位の価格設定になるかと思いますが、ホンダセンシング標準装備、ハイブリットで燃費もよく、走りも良いとなればヒットする可能性は非常に高いと思います。
筆者としてはシビックハッチバックを試乗しましたが同等の走行性能が期待できるのか発売されたら試乗してみたいですね。
日本でのインサイトの発表を楽しみに待ちたいと思います。