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車のターボタイマーとは?必要性や取り付けに掛かる費用、使い方まで徹底解説

車のターボタイマーとは?必要性や取り付けに掛かる費用、使い方まで徹底解説

ターボ車に取り付けるターボタイマー。ターボ車に長く乗ってある人であれば役割や必要性について理解していると思いますが、これから初めてターボ車に乗る方やNA車(非ターボ車)に乗っている方にとっては、どのような役割なのかご存知でない方も多いもではないでしょうか?今回はターボタイマーの必要性から取り付け方や費用、使い方について紹介していきます。


ターボタイマーとは?

ターボタイマーとは、ターボ車に装備されるアフターパーツの名称です。

この装置を装備していると、自動車のエンジンキーをOFFにした後、予め設定した時間までエンジンが切れずに作動し、設定した時間にエンジンが停止します。

例えば、ターボタイマーで「3分」と設定した場合、エンジンを切って車を降り、ドアロックをかけます。あとは車を離れてしまっても問題ありません。3分経過すると、自動的にエンジンが切れます。

何故、このような機能が生まれたのか?についてですが、必要性はターボ車におけるターボチャージャーの特性に起因しています。

ターボチャージャーとは

そもそも、自動車のエンジンが、どのような動きをしているかについての説明ですが、自動車のエンジンは下記の4つの手順を連続して行っています。

1.空気とガソリンを混合した混合気を吸気
2.吸い込んだ混合気を圧縮する
3.圧縮した空気を燃焼させる
4.排気によって空気を排出する

3.の燃焼の際の爆発により、ピストンを動かす事でタイヤの回転に繋がり、自動車の推進力となっているのです。

下記の動画による説明が非常にわかりやすいので、是非参考にして下さい。

この動きの中にターボチャージャーが加わると、エンジンに吸気する混合気の量を増加させる(過給)ことができ、過給することで燃焼・爆発が大きくなり、エンジンはより強い推進力を生み出します。

ターボチャージャーとは自動車に、より強い力を発揮させるための過給機構なのです。

ターボタイマーの役割

エンジンキーをOFFにしてから時間差でエンジンを切るターボタイマーですが、その役割はターボチャージャーを冷却する事にあります。

ターボチャージャーの仕組み・構造を簡単に説明すると、排気ガスの流れを受け回転するタービンと、その回転力を伝達するシャフト、伝達された回転力で空気を取り込み圧縮するコンプレッサー、タービンとコンプレッサー周辺の流れを制御するハウジングで構成されています。

タービンの回転速度は、エンジンの回転速度が数千rpmなのに対し、数十万rpmとなり、さらには高温の排気ガスを直接受けるため、非常に高温になります。

これを冷却させるのがエンジンオイルの役割の1つですが、エンジンオイルの循環はエンジンを作動している時にしか起こりません。

つまり、走行終了後すぐにエンジンを停止してしまうと、超高温のターボチャージャーは冷却されずタービンの軸受けなどが、高温に耐え切れず焼け付いてしまう可能性があるのです。

そのため、ターボ車は停車後に一定時間アイドリングをしてからエンジンを停止する事が推奨されています。

ターボタイマーの役割は、この「一定時間アイドリングをしてからエンジンを停止させる」ことで、車に乗ったままの状態でアイドリングをしてからエンジンを切るのではなく、車から降りた状態でも指定した時間はアイドリングを行い、その後エンジンを切ってくれるのです。

ターボタイマーは必要?不要?

ターボタイマーはメーカーからの純正品や、ディーラーでのオプションには一切なく、アフターパーツメーカーからのみの販売となっています。

ターボタイマーが必要か不要かという点に関しては、判別が難しいところですが、必要なのであればメーカーが標準装備をするべきパーツであると言えるため、その点を考えればターボタイマーは「必須」のパーツであるとはいえません。

しかし、一部のターボ車の取扱説明書には「高速道路、走行後は数分間アイドリングをしてください」という注意書きもあり、アフターアイドリングは推奨されまています。ただし、この注意も推奨の域は出ず、ディーラーからも「アフターアイドリングは不要」と説明される場合もあるようです。

また、最近の自動車はターボチャージャーの精密さも向上し、エンジンオイルで潤滑させ冷却する必要性も薄くなっています。

とはいえ、高速道路などで高速走行をした後は、数十秒でもアフターアイドリングをしてからエンジンを停止した方が、ターボチャージャーへの負担は軽減されます。

これらのことからアフターアイドリングも「必須」ということでは無いにせよ、車への負担は軽減されるということになります。特に近年のターボ車であれば利用されている各パーツの強度も上がり、技術も進化しているため必要性はほぼありません。

ターボタイマーの要否についても、古いターボ車に乗っていて、自動車を労わり停車後に車内に留まアフターアイドリングするか、ターボタイマーを利用するか、個々の判断に委ねられる部分になります。

ターボタイマーの取り付け 掛かる費用・時間

ターボタイマーは専門店に取り付けてもらう事もできますが、自分で取り付ける事も難しくありません。

専門店では数千円の工賃で行ってくれますが、ここでは自分で取り付ける方法をご説明いたします。

まず、キットは3000円前後から購入できます。また、複数の導線を束ねたワイヤーハーネスというものがあると取り付けが簡単になり、導線の取り回しもしやすいので合わせて購入しましょう。こちらは1500円ほどで購入できます。

では、取り付け方法です。
30分前後の作業時間になります。

①運転席下部のパネルを外す
 ドライバーなどで簡単に外せます
②キーシリンダーに接続されているハーネスを外す
 接続されているハーネスをターボタイマーのハーネスと付け替えます
③アースを取る
 ターボタイマーのアースを取ります
 ボディに通電している場所に接続します
④収納しパネルを戻す
 パネルを元あったように戻したら完了です

ターボタイマーの使い方

ターボタイマーの使い方は商品によって異なりますが、概ねエンジンを始動し、その後時間設定を行うタイプのものが多いです。最大で10分までのものから30分までのものもあります。

動作確認のため、一度短い時間で設定をしエンジンを切りましょう。設定時間を経過した後にエンジンが停止すれば設定と動作確認は完了となります。

まとめ

ターボタイマーの機能や必要性、使い方などについてはご理解いただけましたか?

最近のターボ車では、アフターアイドリングの必要性もなくなりつつあり、それに伴ってターボタイマーの必要性も少なくなってきました。

また、東京都や千葉県などでは条例にて駐車場でのアイドリングストップが義務付けられています。
(下記東京都 環境局より引用)

東京都では大気汚染、騒音、悪臭を防止するために、環境確保条例で地球温暖化にもつながるアイドリング・ストップを義務付けています。

義務の対象者と内容
〈運転者〉

自動車等を駐車、または停車する時は、エンジンを停止する(アイドリング・ストップ)義務があります。
原動機付き自転車も対象です。

条例上、アイドリング・ストップ義務の対象から除外される場合

1.信号待ちなどの、道路交通法の規定により停止する場合
2.交通の混雑などにより停止する場合
3.人の乗降のために停止する場合
4.冷凍車、医療用車、清掃車などの動力としてエンジンを使用する場合
5.緊急自動車が用務のために使用している場合
など

乗っている車や住まいの条例や環境にもよって異なりますが、少し古めのターボ車に乗っている方や、ブーストコントローラー使うなど、ブースト圧(過給圧)を上げている方は検討してみては如何でしょうか。

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