トップへ戻る

【エンジンオイル】ちゃんと答えられる?エンジンオイル5つの役割

【エンジンオイル】ちゃんと答えられる?エンジンオイル5つの役割

エンジンが正常に作動するのに不可欠なアイテムがエンジンオイル。どんなに進化したエンジンでもエンジンオイルなしでは正常に作動しない。それはガソリンエンジンでも、ディーゼルエンジンでも、レシプロエンジンでも、ロータリーエンジンでも変わらない。では、エンジンオイルはエンジンのなかでどんな役割をしているのだろうか?

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

なぜ、エンジンオイルが必要なのか

エンジンが正常に作動するのに不可欠なアイテムがエンジンオイル。どんなに進化したエンジンでもエンジンオイルなしでは正常に作動しません。

それはガソリンエンジンでも、ディーゼルエンジンでも、レシプロエンジンでも、ロータリーエンジンでも変わりません。

では、エンジンオイルはエンジンのなかでどんな役割をしているのだろうか? エンジンオイルが担っている5つの役割について説明していこう。

世界で7兆9122億円もの巨大市場

地味な存在に思われがちな「エンジンオイル」ですが、じつは世界で8兆円近い巨大な市場になっています。

富士経済による「潤滑剤関連市場の現状と将来展望 2016」によると2015年の潤滑剤世界市場は7兆9122億円。2016年には1.7%増の8兆0512億円、2025年には15.3%増の9兆1224億円に達すると見込んでいます。

では、なぜこれほどの巨大な市場が生まれるかというと、エンジンオイルがエンジンにおいて非常に重要な役割を担っているからなのです。

潤滑油の世界市場「潤滑剤関連市場の現状と将来展望 2016(富士経済)」

ちなみに長期的には電気自動車や水素自動車といったエンジンオイルを必要としない車種の普及が予想される、試乗の圧迫が懸念されていますが、当面は普及台数が小規模にとどまるため、2025年ごろまではガソリン車用エンジンオイルの市場は拡大することが予想されています。

エンジンオイルの役割1「潤滑」

まず1番にあげられるのが油のツルツル滑る性質を利用した「潤滑」という役割です。

エンジンの内部ではピストンやシリンダーのように金属と金属が接触し、擦れ合っているいますが、オイルがない状態で金属同士を擦り合わせると、摩擦熱であっという間に焼き付いてしまいます。

油には潤滑する性質があるため、金属と金属の間にオイルを介在させることで摩擦熱の発生を緩和できるのです。

エンジンオイルの役割2「冷却」

2番目の役割は熱を伝える性質を利用した「冷却」です。

エンジンのなかで発生した熱をオイルが吸収してエンジンの外に逃がして行きます。その際エンジンの熱をオイルが逃がすためには、オイルの温度(油温)はある程度のレベルまでに保たれる必要があります。

高性能なエンジンの場合は、オイルクーラーなどが追加されてオイルの温度が管理されているのです。

エンジンオイルの役割3「密閉」

エンジンオイル3番目の役割はオイルの粘りを利用した「密閉」です。

エンジンには「ピストン」と「シリンダー」という部品が使われています。エンジン内部の燃焼室で燃料を爆発させ、その燃焼ガスの圧力でピストンはシリンダーと呼ばれる筒の中を動き、その動きでエンジンは動いているのです。

その際、シリンダーの内壁とピストンの間に隙間があると圧力が逃げてしまうので、オイルの粘りを利用して密閉をしています。

ピストン

エンジンオイルの役割4「防錆」

4番目の役割は「防錆」(「ぼうせい」が正しい読みだが、わかりやすく「ぼうさび」と発音することもある)です。

普段の生活でも油が持つ「防錆」の性質を実感されているかたが多いかも知れません。オイルで錆を防げる仕組みとしては、オイルの被膜が金属表面を水分や酸性成分などと遮断することと、オイルが水分や酸性成分を取り込んで金属に影響を及ぼさないようにすることだと言われています。

エンジンオイルの役割5「洗浄」

最後の5番目は「清浄」です。

エンジンのなかで燃料が燃えると「スス」などの副産物が生まれます。洗浄性能の高いオイルはこの汚れをオイルが汚れを取り込んで放しません。

エンジンオイルが黒く変色するのはエンジン内が汚れる代わりに、エンジンオイルがススを取り込んでいるからと言えるでしょう。

最後に

記録によれば、人類は古代ピラミッド時代には石材を運ぶ際のオリーブオイルを潤滑剤として使用していたという。人類と潤滑油の歴史は機械文明が発生する以前から、連綿と続いてきました。

エンジンオイルの役割を知って、オイル選びやオイル交換の頻度などに役立てて行きたいですね。

エンジンオイルに関する情報

  • カービュー査定

関連する投稿


満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

オリコン株式会社は、同社グループ会社である株式会社oricon MEが、過去2年以内に工賃を伴う自動車の整備サービスを依頼したことのある全国の18~84歳までの男女を対象に実施した『カーメンテナンスサービスについての顧客満足度調査』の結果を発表しました。


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


オートバックスのオイル交換料金と作業時間は?予約は必須?工賃を無料にする神カードも

オートバックスのオイル交換料金と作業時間は?予約は必須?工賃を無料にする神カードも

マイカーをお持ちの皆さんにとって、車はとても便利な乗り物ですが、メンテナンスをしてあげていますか?オイルの役割・交換の必要性やオートバックスでのオイル交換にかかる時間・料金などをみていきたいと思います。


【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

エンジンオイル交換の際に、エンジンオイルを規定量よりも入れ過ぎてしまったらどうなるのでしょうか?本記事ではエンジンオイルをエンジンに入れすぎた場合のエンジンへの影響、エンジンオイルの量を測る方法や、エンジンオイルを入れすぎてしまった場合の対処法を掲載しています。


最新の投稿


トヨタ「ランドクルーザー250」ガソリン車を一部改良!大人気の「丸目ライト」設定や最新セキュリティを標準装備

トヨタ「ランドクルーザー250」ガソリン車を一部改良!大人気の「丸目ライト」設定や最新セキュリティを標準装備

トヨタ自動車は2026年4月3日、ランドクルーザー“250”シリーズのガソリン車(VXグレード)を一部改良して発売しました。最新の安全・運転支援システムや盗難防止機能が標準装備されたほか、カスタマイズで人気の丸目LEDヘッドランプがメーカーオプションに追加。価格は577万9,400円となっています。


夏タイヤの交換時期はいつ?スタッドレスから戻す目安・地域別一覧・寿命の見分け方を解説【2026年版】

夏タイヤの交換時期はいつ?スタッドレスから戻す目安・地域別一覧・寿命の見分け方を解説【2026年版】

夏タイヤへの交換目安は、「最低気温が1週間ほど続けて7℃を上回る頃」です。「そろそろ夏タイヤに替えようかな」と思いながら、何週間も先延ばしにしていませんか?交換時期を間違えると、制動距離が伸びてリスクが高まるだけでなく、高価なスタッドレスタイヤを無駄に消耗させてしまいます。特に2026年は各メーカーでタイヤ価格の上昇傾向が続いているため、適切なタイミングで交換することは、安全面だけでなく経済面でも大切です。この記事では、迷いがちな夏タイヤへの交換時期の目安や、手持ちのタイヤ寿命の見分け方を分かりやすく解説します。


メルセデス・ベンツ「GLE」改良新型を欧州で発表!約3,000点の部品刷新で大幅進化

メルセデス・ベンツ「GLE」改良新型を欧州で発表!約3,000点の部品刷新で大幅進化

メルセデス・ベンツは2026年4月1日、ミドルサイズSUV「GLE」および「GLEクーペ」の改良新型を欧州市場で発表しました。約3,000点におよぶ部品の刷新をはじめ、高性能なマイクロLEDヘッドランプの採用や、最新世代の「MB.OS」によるデジタル体験の強化など、マイナーチェンジの枠を超えた大規模なアップデートが施されています。


スバルが新型EV「ゲッタウェイ」を世界初公開!3列シートと最大420馬力を備えた次世代SUV

スバルが新型EV「ゲッタウェイ」を世界初公開!3列シートと最大420馬力を備えた次世代SUV

スバルは、ニューヨークインターナショナルオートショー2026にて新型バッテリーEV「ゲッタウェイ(GETAWAY)」を世界初公開しました。トヨタとの共同開発によるスバル初の全電動3列シートSUVであり、最大420馬力のツインモーターや約300マイル以上の航続距離など、注目の詳細スペックが明らかになっています。


日産「キックス e-POWER」改良新型をバンコクで初公開!表情を大胆にチェンジ

日産「キックス e-POWER」改良新型をバンコクで初公開!表情を大胆にチェンジ

日産自動車は、バンコクモーターショー2026にて改良新型となる「キックス e-POWER」を世界初公開しました。立体的なVモーショングリルを採用してエクステリアを大胆に刷新したほか、タイ市場初となる「プロパイロット」の搭載など、機能面も大きく進化しています。