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【エンジンオイル交換】交換時期・タイミング。どれが正解?

【エンジンオイル交換】交換時期・タイミング。どれが正解?

半年に1度の交換を勧められることも多い自動車のエンジンオイル。適切な交換時期はいつなのでしょうか?こちらの記事ではエンジンオイルの交換時期についてを説明しています。


半年に1度おすすめされるエンジンオイル交換、実際どうなの?

ディーラーで新車購入時に加入をすすめられる、「メンテナンスパック」。

メンテナンスパックの特典として「半年ごとにエンジンオイル交換」の文字を目にした方も多いはずです。

まずは、「半年ごとのエンジンオイル交換は必要なの?」という疑問にお答えします。

適切なエンジンオイルの交換時期、確認したい4つのポイント

エンジンオイルの交換時期は、車種タイプや車の乗り方によって異なります。

適切なエンジンオイルの交換時期の目安は、メーカーの車種ごとの取扱説明書に記載されていますが、今回はトヨタのアフターサービスを例に、一般的なエンジンオイル交換時期を下記に記載しました。

 
エンジンオイル交換の目安
車種交換の目安(距離)交換の目安(時間)
ガソリン車1万5,000km1年
軽自動車(ガソリン車)1万5,000km1年
ガソリンターボ車5,000km6ヶ月
軽自動車(ターボ車)5,000km6ヶ月
ディーゼル車/ディーゼル(ターボ車)1万km1年

上記の表を見ると、「半年ごとのエンジンオイル交換」は、一般的なガソリン車にとって少し早い交換タイミングとなります。

しかし、悪路の走行が多い場合や、走行距離そのものが多い場合、頻繁にアップダウンのある走行等
は交換目安がガソリン車で7,500km、若しくは6ヶ月となるため普段どのような状況下で車の運転をしているかによって左右されます。

ディーラーにエンジンオイル交換を頼む前に、
■1. メーカー推奨エンジンオイル交換時期
■2. マイカーの走行距離
■3. 前回のエンジンオイル交換時期からの経過日数
■4. 普段の走行する道路のコンディション等(悪路走行やアップダウンが多い道の走行が多くないか等)

の4つのポイントを確認してから判断するといいでしょう。

知っておきたいエンジンオイルの5つの役割

エンジンオイルはエンジンの内部で循環し、エンジンを保護する役割を担っています。
エンジンは下記のような5つの作用でエンジンを守っています。

■1. 潤滑作用
エンジン内部のピストンリングとシリンダー壁の摩擦を減らし、滑らかに動かす役割

■2.密封作用
ピストンリングとシリンダーの間にある気密を保ち、爆発や圧縮ガスの吹き抜けを防ぐ役割。

■3.冷却作用
エンジンから発生した熱を吸収して必要以上の加熱を防ぐ役割。


■4.洗浄作用
エンジン内部に付着するスラッジやススを取り払い包み込む役割。

■5.防錆作用
金属の表面に膜を作り、水分等が直接触れないようにして、エンジン内部にサビが発生するのを防ぐ役割

エンジンオイル交換をしないと、どうなる?

とは言っても、エンジンオイルを変えないとどうなるのか不安な方もいらっしゃると思います。

エンジンオイルを交換しないと下記のようなトラブルの原因となります。

■エンジン内部の摩擦抵抗が上がる
→エンジンに負荷がかかることで燃費が悪くなる。

■エンジンオイルが劣化する
→潤滑作用が薄れ異音やエンジン音が大きくなる。

■オイルの劣化や、オイル量の不足
→最悪の場合、エンジンが焼き付いてエンジン交換が必要になる。

エンジンオイルは劣化するスラッジやススを包み黒く濁ります(上記画像:中央)。

劣化したエンジンオイルは定期的に新品のエンジンオイルに交換をすることで、エンジン外に排出されます。

しかし、あまりにも長い間劣化したエンジンオイルを放置すると、スラッジがエンジン内部にこびりつき(上記画像:右)エンジントラブルの原因となります。

マイカーの状態を踏まえて、適切な交換時期にエンジンオイルを交換するようにしましょう。

まとめ

エンジンオイルの適切な交換時期は、車種や走行距離、前回のエンジンオイル交換からの経過日数や普段走行している道路コンディション等が関連しています。

ご自身のマイカーにあったタイミングでエンジンオイルを交換し、賢く節約しましょう。

おすすめのエンジンオイルについても下記の記事にて紹介していますので是非ご覧下さい。

おすすめのエンジンオイルに関する記事はこちら

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