カーオーディオとは
カーオーディオは車載オーディオのことです。ラジオを聴くのはもちろん、CDやDVDを楽しんだり、スマートフォンなどの電子機器とBluetoothでつないで音楽を楽しむこともできます。ハンズフリー通話を用いることもできるので便利な道具です。
この記事ではBluetooth接続のカーオーディオを説明していきます。
Bluetoothのカーオーディオの魅力
Bluetooth対応のカーオーディオのメリットはなんといっても、スマホ等の音楽をそのまま聴けることに限ります。
スマホで音楽が聴けるということは、自分のスマホに入っている音楽をそのまま楽しむことができるということ。
ダウンロードした楽曲はもちろんのこと、インターネットに接続できればSpotifyやprime musicといった音楽サイトや、YouTubeやAbemaTVといった動画ストリーミングサイトも使用することができます。
自分の好きな音楽を楽しんだり、ムードをつくったり、子供をあやしたりいろいろなことに使えます。
違反行為にご注意ください
また、ハンズフリー通話を車載オーディオとスピーカーで使用する場合は、停車中ならば使用できる可能性が高いです。道路交通法で運転中にカーナビやスマホの画面を見たり、片手や両手で操作することは禁止されています。
それに加えて地方自治体の「道路交通規則」または「道路交通法 施行細則」で外の音が聞こえないほどの大音量で音楽などを聞く行為が禁止されているケースがあります。
ヘッドホンやイヤホンが禁止されいる根拠がこの条例です。外の音が聞こえる程度の音量で停止中の操作であれば、スピーカーを介してなら通話しても条例には抵触しない可能性が高いです。
しかし、万が一にも運転中にスイッチや画面を操作すれば、片手を離すため道路交通法に抵触するので明確に違反行為となります。2019年には「ながら運転」が厳罰化される予定です。必ず停車中に操作しましょう。
Bluetooth対応の選び方
機能面ではバージョンや大きさ、対応してるメディアに注目して選んでみましょう。
■Bluetoothのバージョン
現在の最新規格は5.0です。バージョンが新しい(数字が大きい)ほど高速で省電力なので便利です。
バージョン2.0以降であればハンズフリー機能やオーディオ機能に対応しているので、2004年以降に発売されたものを選ぶようにすることをお勧めします。さらにEDR(Enchanced Data Rate)に対応していると、大きなデータを転送するのに便利です。
他にもクラスとプロファイルもよく述べられますが、新しいものを買う分には特に注意する必要はありません。
クラスについては、カーオーディオは通常Class2なので、10m以内にスマホがあれば使えますので気にする必要はないでしょう。
プロファイルはHFP、PBAP、A2DP、AVRCPに対応していれば問題ありません。
これらは5年以上前のものを買わない限りはほぼ対応されているのでこだわりがない限りは無視して大丈夫です。
■サイズ
1DINと2DINの2種類で、車によって異なります。
1DINは50mm×180mmで、欧州車によくみられる大きさです。
2DINは100mm×180mmで1DINの2倍です。ときに横幅200mmのワイドサイズのモデルもあるので車の仕様書をチェックしてみましょう。
2DINに対応するお車なら、1DINのサイズ機器を2つ積むことも可能です。カーナビのような他の車載機器との兼ね合いも考えて大きさを選びましょう。
■SDカードなど対応可能メディア
Bluetoothによる接続だけでなく、CDやUSB、SDカードに対応するものもあります。普段よく使うメディアに対応しているのを選ぶのがベストです。
また、もしも音質にこだわりがあるならDSP(デジタルシグナルプロセッサー)という調整機能が入っているものを選べば、音質改善が見込めるので気になる人は合わせてチェックしてみてください。
おすすめカーオーディオ10選
ここからはおすすめの商品をAmazonのリンクとともにご紹介いたします。
■<1>Clarion(クラリオン) CX315 USBスロット/BluetoothR搭載 2DIN CDレシーバー CX315
2DINの規格です。CD/CD-R/CD-RW、USB、iPod/iPhone USB接続、Bluetooth(ハンズフリー/オーディオストリーミング)だけでなくフロントAUX端子とワイヤレスリモコン対応している優れもの。トヨタや日産の純正オーディオにも使われているメーカーなので信頼できる一品です。
■<2>カロッツェリア(パイオニア) カーオーディオ AppleCarPlay AndroidAuto?対応 2DIN CD/DVD/USB/Bluetooth FH-9400DVS
2DINの規格です。ハンズフリー通話やDVD/CD/Bluetooth/USB/AUX/FM・AMチューナーに対応していることに加え、「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応したディスプレイオーディオです。pioneerも音楽で有名なメーカーなので間違いないメーカーです。
■<3>カロッツェリア(パイオニア) カーオーディオ DEH-7100 1DIN CD/USB/Bluetooth
CD、CD-R/RW、Bluetooth、USB、iPod/iPhone、AUX、FM/AMに対応し、ハンズフリー通話に対応し小型ながらに高性能なカーオーディオです。こちらは1DINの対応です。
■<4>ケンウッド(KENWOOD) CD/USB/iPod/BluetoothRレシーバー DPX-U740BT
2DINサイズでCD/USB/iPod/Bluetoothレシーバーに対応し、もちろんハンズフリー通話も使えます。Kenwoodもpioneerと同じく老舗のオーディオメーカーなので性能に遜色はありません。
■<5>カロッツェリア(パイオニア) カーオーディオ MVH-7500SC
1DINサイズでBluetoothとUSBに対応と機能は控えめですが、スマホをカーナビのように接続し固定することができるので、古いオーディオスペースの小さい車にお勧めです。
■<6>デンソーテン販売 ソーリン(SOLING) カーナビ SL1118NVW (幅200mm) 地デジ(ワンセグ)/USB/CD/Bluetooth/6.75型VGAワイド SL1118NVW
ナビの名目ですがオーディオにも対応しています。6.75型VGA 2DIN ワンセグ/CD/FM・AM(ワイドFM対応)/外部入力(VTR)Bluetooth接続でハンズフリー通話が可能です。世界60ヵ国でオーディオを販売中のメーカーです。
■<7>デンソーテン販売 イクリプス(ECLIPSE) カーナビ AVN-R9W 地図無料更新 地デジ(ワンセグ/フルセグ)/VICS WIDE/SD/CD/DVD/USB/Bluetooth/Wi-Fi 7型ワイド AVN-R9W
2DINで、上と同じくカーナビのカテゴリですが、BluetoothやCDに対応するオーディオとしての機能に加え、Wi-Fiに対応しているのがポイント。2DINのスペースがあればスマホやルーター経由で情報を更新できるので毎月新しい情報が手に入るのも高評価なポイントです。
■<8>カロッツェリア(パイオニア) サイバーナビ 7型ワイド カーナビ AVIC-CW901
フルセグ/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/FM・AMチューナーに対応していることに加え、圧縮音源もハイレゾ音源さながらに再生できるマスターサウンドリがついている音質にこだわる人にお勧めしたい一品です。オートサウンドウェブグランプリ2017にてゴールドアワードを受賞した実力者です。
■<9>デンソーテン販売 ソーリン カーオディオAM/FM/USB/SD/Bluetooth 1DINチューナー SL5107BT
ハンズフリー通話やラジオに対応しているので予算は押さえてオーディオを楽しみたいならお勧めしたい品物です。少し車内がうるさい車だとエンジン音を拾ってしまうというレビューもあるので状況あわせて選びましょう。
■<10>カロッツェリア(パイオニア) カーオーディオ DEH-5500
CD/Bluetooth/USB/iPhone/チューナー に対応し、22万色の「マルチカラーLEDイルミネーション」 、「タイムアライメント」機能、「13バンドグラフィックイコライザー」機能などの高性能DSPを搭載している1DINの中ではかなりの高性能なモデルです。
まとめ
Bluetoothが使えると音楽に通話に、カーライフがぐんと充実します。運転中の操作や大音量での運転は控えて、楽しくお過ごしください。