ダイハツの軽トールワゴン&SUV キャスト 価格・ 試乗評価・燃費ほか
ダイハツの軽、キャスト。キャストは「生活を彩る自分仕様の軽自動車」をコンセプトに開発されました。軽トールワゴンタイプのキャストスタイルとキャストスポーツ、そしてSUVタイプのキャストアクティバという3タイプがあります。本記事ではそんなキャストについて価格・ 評価・燃費など様々な角度から見ていきます。
■【選べる3モデル】ダイハツ キャストとは?
キャストは、ダイハツが販売している車です。
社長の三井正則氏はキャストの車名の由来について「毎日の生活はまさにドラマ。そのドラマの『キャスト』でありたい」と述べていました。
キャストは、軽トールワゴンの「STYLE」、「SPORT」。
そして軽クロスオーバーSUVが「ACTIVA」と、3つのバリエーションを設定していることが特徴です。
普段使いがメインならスタイル。
走りを求めるならスポーツ。
普段使いとのバランスを考えるならアクティバがオススメです。
ダイハツ キャスト スタイル
■ダイハツ キャスト スタイル 基本スペック(ボディサイズ・燃費ほか)
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1600 | |
---|---|---|
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2005×1320×1245 | |
ホイールベース(mm) | 2455 | |
車両重量(kg) | 890(2WDは840) | |
乗車定員(名) | 4 | |
燃料消費率(km/ℓ)(JC08モード燃費) | 25.0~30.0 |
■キャスト スタイル エクステリア(外装)・インテリア(内装)画像
■ダイハツ キャスト スタイル 試乗評価
2WDで30.0km/リットルの燃費性能を誇るスタイルのNAモデルだが、ダイハツ最新のエンジン、ムーヴから進化した最新制御のCVTによって、動力性能はきつい登坂を除けば必要十分。ダイハツのNAユニットはトルキーさが自慢でもあるのだ。ステアリングにはパワーモードも備わり、強めの加速力がほしいときにも対応してくれる(限界はあるが)。
キャストはデザインや走りの質感にこだわった1台だから、静粛性もなかなかのものだった。吸音、遮音材をふんだんに使うとともに、車内に騒音が侵入する経路=穴を徹底的にふさぐ努力のたまものだろう。
乗り心地に関しては疑問が残る。サスペンションはスタイル、アクティバともに基本はいっしょ。しかしスタイルはキビキビした走り狙いなのかロープロファイルの55サイズがおごられ、アクティバは足回りを乗り心地方向にセッティングしやすい60サイズとなるのだ。
■ダイハツ キャスト スタイル 価格
【スタイルグレード】
■Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” (2WD)1,582,200円
■Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” (4WD)1,706,400円
■Gターボ“SA Ⅲ”(2WD)1,517,400円
■Gターボ“SA Ⅲ”(4WD)1,641,600円
■G“プライムコレクション SA Ⅲ”(2WD)1,479,600円
■G“プライムコレクション SA Ⅲ”(4WD)1,603,800円
■特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”(2WD)1,436,400円
■特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”(4WD)1,560,600円
■G“SA Ⅲ”(2WD)1,414,800円
■G“SA Ⅲ”(4WD)1,539,000円
■特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ”(2WD)1,296,000円
■特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ”(4WD)1,420,200円
■X“SA Ⅲ” (2WD)1,290,600円
■X“SA Ⅲ” (4WD)1,414,800円
■X (2WD)1,225,800円
■X (4WD)1,350,000円
ダイハツ キャスト スポーツ
■ダイハツ キャスト スポーツ 基本スペック(ボディサイズ・燃費ほか)
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1600 | |
---|---|---|
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2005×1320×1245 | |
ホイールベース(mm) | 2455 | |
車両重量(kg) | 890(2WDは850) | |
乗車定員(名) | 4 | |
燃料消費率(km/ℓ)(JC08モード燃費) | 24.6~24.8 |
■キャスト スポーツ エクステリア(外装)・インテリア(内装)画像
■ダイハツ キャスト スポーツ 試乗評価
キャスト スポーツの外観は他の2者とかなり違った印象を受ける。その根底にあるのは走りへの期待感だ。フロント部分はLEDデイライト付エアロとダークメッキを施したフロントグリルが精悍さを強調し、Cピラーやドアミラー、エアロバンパーに施した赤色のアクセントが否が応でも走りを意識させる。また、専用サスと16インチホイールを履いたタイヤなど、走りと見た目でとことんスポーティな走りを追求したと言っていいだろう。
走りの印象もまるで違う。アルトターボRSは5速AGSを使ったダイレクト感のある走り。対するキャスト スポーツはCVTによるスムーズさの中にもターボエンジンならではの力強さを感じさせる走りとなる。特にアルトターボRSの軽量ボディは絶対的な速さで優位性があるのは明らかだ。ただ、5速AGSは変速時に息付きは伴うし、走行ノイズもかなり激しい。キャストスポーツはロードノイズも小さく、その意味で対極の位置にあるクルマなのだ。
年齢が進むと速さだけを追求したクルマを選ぶには抵抗がある。また年齢相応の快適さと質の高さが欲しくなる。キャスト スポーツはまさにそんな世代に最適な一台になると言っていいだろう。
■ダイハツ キャスト スポーツ 価格
【スポーツグレード】
■スポーツ“SA Ⅲ”(2WD)1,647,000円
■スポーツ“SA Ⅲ”(4WD)1,771,200円
ダイハツ キャスト アクティバ
■ダイハツ キャスト アクティバ 基本スペック(ボディサイズ・燃費ほか)
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1630 | |
---|---|---|
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2005×1320×1245 | |
ホイールベース(mm) | 2455 | |
車両重量(kg) | 890(2WDは840) | |
乗車定員(名) | 4 | |
燃料消費率(km/ℓ)(JC08モード燃費) | 25.0~30.0 |
■ダイハツ キャスト アクティバ エクステリア(外装)・インテリア(内装)画像
■ダイハツ キャスト アクティバ 試乗評価
ダイハツの新型車『キャスト』のなかで、SUV感あふれるスタイリングが与えられているのが「アクティバ」。
最大の特徴は165/60R15サイズのタイヤが装着されることと、それに伴って最低地上高が180mmに高くなっていること。当然のことながら車高も高くなる。そこにアンダーガードやガーニッシュ類を装着することでSUV感を強調している。
3タイプで登場した『キャスト』。それぞれに試乗せねば…とチャンスを作ってきたが、個性という点でレポーターが1番明快、かつクルマの仕上がりも一頭抜き出ている…と感じたのが、この「アクティバ」だった。
その理由は“とにかく乗り味がいい”からだ。個人的な好みもあるかもしれないが、3タイプの中では乗り味がもっともしなやかで重厚で心地よく感じ、それは他2タイプとは歴然とした差に思えた。サスペンションのストロークも十分だし、165/60R15サイズのタイヤもタプッ! と安心感のある乗り味に貢献していそう。
しっとりとしたステアリングの感触や、タイヤからの入力を受け止めるボディのシッカリ感も心強さをおぼえる。総じて、クルマ全体のバランスが非常に良好で、軽らしからぬ、欧州Aセグメントのコンパクトカーと肩を並べる上等な走りっぷり、仕上がりに感じた。
■ダイハツ キャスト アクティバ 価格
【アクティバグレード】
■Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” (2WD)1,582,200円
■Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” (4WD)1,711,800円
■Gターボ“SA Ⅲ”(2WD)1,517,400円
■Gターボ“SA Ⅲ”(4WD)1,647,000円
■G“プライムコレクション SA Ⅲ”(2WD)1,479,600円
■G“プライムコレクション SA Ⅲ”(4WD)1,609,200円
■特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”(2WD)1,436,400円
■特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”(4WD)1,566,000円
■G“SA Ⅲ”(2WD)1,414,800円
■G“SA Ⅲ”(4WD)1,544,400円
■特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ” (2WD)1,296,000円
■特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ” (4WD)1,425,600円
■X“SA Ⅲ” (2WD)1,290,600円
■X“SA Ⅲ” (4WD)1,420,200円
■X (2WD)1,225,800円
■X (4WD)1,355,400円