運転好きに根強いMT人気、新車の選択肢は狭め?意外と多め?
《画像提供:Response 》パガーニ ウアイラ ロードスター BC インテリア
日本の自動車市場ではAT車の人気がまさに圧倒的。日本自動車販売協会連合会の調査では、2019年に発売された国産乗用車のなんと98.6%がAT車であったとのことで、MT車はわずか1%あまりとなっていることになります。
とはいえ、MT車の販売比率が少なくラインナップ数が少なくなっている2022年現在でも販売されているMT車は、こだわりが満載の名車が勢揃い。車好き、ドライブ好きに根強い人気を誇るMT車を、まだまだ新車でもしっかりと楽しめるはずです。
貴重な現行MT車を、メーカー別に一台ずつご紹介していきますので、お気に入りをぜひ探してみてください。
■AT限定の方も、たった4時限の「限定解除」でMTを堪能できる!
普通自動車免許をお持ちの方でも、AT限定を選択される方が増えており、およそ7割近い方がAT限定で普通自動車免許を取得されているとのこと。AT限定普通免許ではMT車を運転できませんが、意外と手間のかからない「限定解除」をすることで、限定なしの普通免許を取得することができ、車をダイレクトに操る実感に満ちたMT車を堪能することができます。
AT限定免許の限定解除は、限定解除講習を実施している自動車教習所なら実技4時限の受講のみ。また、複数回の受験が必要になってしまう場合がほとんどとは思われますが、運転免許試験場でのいわゆる「一発試験」で限定解除することもできます。
MT車が乗れるようになる、というよりも、制限なく全ての普通車が運転できるようになるフリーパス、と考えると、今すぐにMT車を手に入れる予定のない方でも、時間を見つけて限定解除にチャレンジしたくなってくるのではないでしょうか。
お近くの自動車教習所で限定解除講習を行なっているかどうか、まずは問い合わせてみるとよいでしょう。
【2022年最新】MTが選べる現行乗用車32台 メーカー別全まとめ
《画像提供:Response 》ホンダ N-ONE RS ペダル(アクササリー装着車)
ここからは、2021年12月現在でMT仕様がラインナップされている現行車をメーカー別にまとめてご紹介していきます。
各メーカーの車種は、コンパクトカー、セダン/ワゴン、SUV、スポーツカーといったおおよそのタイプ順と50音順でご紹介していきます。総勢31台の稀少なMT車をぜひチェックしてみてください。
各車両のMT仕様の設定有無とスペック情報は、2021年12月現在 メーカー公式サイト調べによるものです。
【トヨタのMT乗用車】ジャンル豊富に10台が揃う充実っぷり
■ヤリス:6速MTで日々の運転を楽しく!気分上々のハッチバック
《画像提供:Response 》トヨタ ヤリス
コンパクトながらシャープで存在感のあるデザインが見どころのヤリスは、1.5リッターガソリン車の2WD仕様で6速MTを選択することができます。
ライバル車種から続々とMTの設定が消えていく中でマニュアルが選べるだけでなく、6速MT車でもレーダークルーズコントロールなど高度な安全機能が備わっている点も注目ポイントですね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,940mm×1,695mm×1,500mm | |
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ホイールベース | 2,550mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 990kg | |
燃費 | WLTCモード:19.6km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,490cc | |
エンジン最高出力 | 88kW(120PS)/6,600rpm | |
エンジン最大トルク | 145N・m(14.8kgf・m)/4,800-5,200rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 1,561,818円(消費税抜) |
■カローラ/カローラツーリング/カローラスポーツ:新世代の走行性能
《画像提供:Response 》トヨタ カローラ(右)、カローラツーリング(中)、カローラスポーツ(左)
セダンのカローラ、ステーションワゴンのカローラツーリングに、オーリスから改名したカローラスポーツの3台からなる新世代カローラは、刺激的なデザインに充実装備のコスパの良さ、さらに大幅に向上した操縦性能と乗り心地と、あらゆる面でランクアップした仕上がりが特徴的です。
3台とも1.2リッターガソリンターボ車に6速MTの設定があり、軽快な回転フィールをよりダイレクトにコントロールすることができるでしょう。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,495mm×1,745mm×1,435mm | |
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ホイールベース | 2,640mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,300kg | |
燃費 | WLTCモード:15.8km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンターボ 1,196cc | |
エンジン最高出力 | 85kW(116PS)/5,200-5,600rpm | |
エンジン最大トルク | 185N・m(18.9kgf・m)/1,500-4,000rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,204,000円(消費税抜) |
■カローラアクシオ/カローラフィールダー:狙い目?激安価格に注目
《画像提供:Response 》トヨタ カローラアクシオ
先ほどご紹介した新世代カローラの前の世代となるカローラアクシオとカローラフィールダーも、グレードを限定してまだ販売が継続されています。新世代カローラは全車3ナンバー仕様となったことで、5ナンバーの扱いやすいボディサイズを維持したカローラアクシオとカローラフィールダーにも需要があるようです。
アクシオでは税抜140万円台、フィールダーでは税抜150万円台という、MT車としてだけでなく普通車としてもかなり格安な価格が注目ポイントで、熟成の進んだセダンやステーションワゴンを、リーズナブルな価格とMTで楽しむことができます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,400mm×1,695mm×1,460mm | |
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ホイールベース | 2,600mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,070kg | |
燃費 | WLTCモード:17.2km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,496cc | |
エンジン最高出力 | 80kW(109PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 138N・m(14.1kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 1,416,000円(消費税抜) |
■C-HR:欧州仕込みの走れるSUV!1.2ターボとMTがお似合い
《画像提供:Response 》トヨタ C-HR GRスポーツ
アグレッシブなフロントフェイスに、クーペそのもののような絞り込まれたルーフラインで、SUVながら異色の存在感を持つC-HR。開発段階では欧州で10万キロもの走り込みが行われたとのことで、高速域でもフラつかないしなやかでスポーティな乗り味が人気となっています。
そんなC-HRでは、1.2リッターガソリンターボ車で6速MTが選択可能。さらにスポーティな内外装に専用チューンが施された「GRスポーツ」でももちろんMTを選ぶことができます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,390mm×1,795mm×1,550mm | |
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ホイールベース | 2,640mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,400kg | |
燃費 | WLTCモード:15.4km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンターボ 1,196cc | |
エンジン最高出力 | 85kW(116PS)/5,200-5,600rpm | |
エンジン最大トルク | 185N・m(18.9kgf・m)/1,500-4,000rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,529,091円(消費税抜) |
■コペン GRスポーツ:メーカーの枠を超えた走る楽しさの追求
《画像提供:Response 》トヨタ コペン GRスポーツ
コペンといえばダイハツを代表するスポーツカーのひとつですが、なんとトヨタ車以外で初設定となる「GRスポーツ」グレードが設定されるとともに、トヨタからもOEMモデルの販売が行われるという、異例の展開が話題を呼びました。
ターボエンジンを巧みに操るのにぴったりな5速MTが設定されていますので、オープンカーの開放感とスポーツドライビングの楽しさを心ゆくまで感じることができます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,280mm | |
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ホイールベース | 2,230mm | |
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 850kg | |
燃費 | WLTCモード:18.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64PS)/6,400rpm | |
エンジン最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 2,215,636円(消費税抜) |
■GRヤリス:ラリー直結ガチスポーツを味わうなら、やっぱりMT!
《画像提供:Response 》トヨタ GRヤリス
見るからにヤリスとは異なる戦闘的なルックスが特徴的なGRヤリスは、WRC参戦車両とのつながりを強く感じさせる本格4WDスポーツ。1.6リッターターボエンジン搭載車は6速MTの設定のみとスパルタンな構成で、カリカリのスポーツカーらしさが感じられます。
2022年シーズンのWRCからは、ついにGRヤリスをベースとした車両「GRヤリス ラリー1」での参戦が始まりますので、こちらの戦績にも注目です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,805mm×1,455mm | |
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ホイールベース | 2,560mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,280kg | |
燃費 | WLTCモード:13.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 1,618cc | |
エンジン最高出力 | 200kW(272PS)/6,500rpm | |
エンジン最大トルク | 370N・m(37.7kgf・m)/3,000-4,600rpm | |
駆動方式 | 四輪駆動(4WD) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 4,145,455円(消費税抜) |
■GR86:MT設定を死守!ハチロクは老若男女が楽しめるスポーツカー
《画像提供:Response 》トヨタ GR86
お手頃な価格で後輪駆動のスポーツカーの楽しさを体感できた86は、一代にして大ヒットモデルになりました。後継となるGR86は、エンジン排気量が2.4リッターに拡大されたことでさらに走りのスイートスポットを拡張。意のままに操れる軽量低重心ボディはそのままで、2021年10月のデビュー以降注目を集めています。
その新しいエンジンに組み合わされるのは、6速ATだけでなくもちろん6速MTも死守。AT車と異なってMT車では予防安全装備が一切装備されないのが痛いところですが、純ガソリンスポーツカー最後の1ページとなるかもしれないご時世だけに、お早めに手に入れておきたいところですね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,265mm×1,775mm×1,310mm | |
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ホイールベース | 2,575mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,270kg | |
燃費 | WLTCモード:11.9km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒ガソリン 2,387cc | |
エンジン最高出力 | 173kW(235PS)/7,000rpm | |
エンジン最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/3,700rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,044,545円(消費税抜) |
■トヨタの商用車なら、これら7車種でもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、トヨタの商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
ピクシストラック/バン
タウンエーストラック/バン
ダイナ
ハイエースバン
コースター
【日産のMT乗用車】ギンギンのマーチ NISMO、Zももうすぐ!
■マーチ:かわいいマーチが豹変したNISMO S!専用エンジンを堪能
《画像提供:Response 》日産 マーチ NISMO S
ころんとしたフォルムが愛らしいコンパクトカーのマーチですが、標準仕様とは一味違う「NISMO S」を選択すると、標準車の1.2リッターエンジンとCVTではなく、1.5リッターの専用エンジンに5速MTを組み合わせたホットな仕様を楽しむことができます。
NISMOの息吹があらゆる部分のアップグレードに現れたマーチ NISMO Sは、往年のホットハッチを思わせるような切れ味抜群の走りが魅力的。使い勝手に優れた5ドアコンパクトながら、スポーツドライビングの楽しさを存分に味わえます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,870mm×1,690mm×1,495mm | |
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ホイールベース | 2,450mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,010kg | |
燃費 | WLTCモード:- | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,498cc | |
エンジン最高出力 | 85kW(116PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 156N・m(15.9kgf・m)/3,600rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 1,706,000円(消費税抜) |
■【登場直前】新型フェアレディZもMT継続の見込み!
《画像提供:Response 》日産 Z 新型(海外仕様車)
国内仕様の発売が待たれる新型フェアレディZですが、すでに正式発表済の海外仕様車「Z」では、6速MTの設定が確認されています。
歴代Zのイメージをモチーフにした懐かしくも新しいデザインをまとい、新たに3.0リッターのV6ガソリンツインターボエンジンが搭載され、令和の現代に純ガソリンエンジンのスポーツカーとして登場する新型フェアレディZ。期待が高まりますね。
■日産の商用車なら、これら4車種でもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、日産の商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
NT100クリッパー
NV100クリッパー
NV350キャラバン バン
アトラス
【ホンダのMT乗用車】意外と少なめ3台でもこだわりが満載!
■N-ONE:軽随一の上質感!異例の6速MTは機能も充実
《画像提供:Response 》ホンダ N-ONE RS
セダンタイプのどこか懐かしさもあるフォルムが印象的なN-ONEは、軽自動車の中でも随一の上質な仕立てで人気です。スポーツグレードとなるRSでは、FF軽として初採用となる6速MTが用意され、スポーツイメージを盛り上げます。
軽のMT車として初めて運転支援システムを採用したことで、ロングホイールベースの安定感と優れた乗り心地もあって、ロングドライブでも疲れ知らず。これ1台でなんでもこなせる万能スポーツ軽となっています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,545mm | |
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ホイールベース | 2,520mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 840kg | |
燃費 | WLTCモード:21.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 104N・m(10.6kgf・m)/2,600rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 1,818,000円(消費税抜) |
■シビック:VTECターボと6速MTで爽快かつ高級感のある走り
《画像提供:Response 》ホンダ シビック
一時は国内市場から消えてしまっていたシビックですが、スポーツイメージを全面に押し出した先代モデル以降では、幅広い年代層から熱烈な支持を受けています。現行モデルでも全グレードで1.5リッターターボと6速MTの組み合わせが選択可能で、小気味よい操作感がドライブの満足感を高めます。
2022年内の登場が見込まれているホットモデル、シビックタイプRも、当然ながらMT仕様の設定が予想されています。今後もシビックから目が離せませんね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,550mm×1,800mm×1,415mm | |
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ホイールベース | 2,735mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,340kg | |
燃費 | WLTCモード:16.3km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンターボ 1,496cc | |
エンジン最高出力 | 134kW(182PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 240N・m(24.5kgf・m)/1,700-4,500rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,218,000円(消費税抜) |
■S660:ミッドシップスポーツは生産終了間近!追加生産を逃さないで
《画像提供:Response 》ホンダ S660
同社のフラッグシップスポーツであるNSXを思わせるようなアグレッシブなデザインに、専用プラットフォームでのミッドシップレイアウトと豪華すぎる軽スポーツがS660。残念ながら2022年3月での生産終了がすでに発表されており、新車で手に入れることができる期間も残りわずかとなっています。
特別仕様車のモデューロX バージョンZは完売しているものの、あまりの好評ゆえに標準販売の2グレードは追加生産が決定しており、50台をWEBサイト経由の抽選販売で、600台を販売店経由で販売される予定となっています。WEBサイトの抽選はすでに終了しているので、気になっていた方は販売店へお急ぎください。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,180mm | |
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ホイールベース | 2,285mm | |
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 830kg | |
燃費 | WLTCモード:20.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 104N・m(10.6kgf・m)/2,600rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(MR) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,110,000円(消費税抜) |
■ホンダの商用車、N-VANでもMT選択が可能!
《画像提供:Response 》ホンダ N-VAN
乗用車はご紹介してきた通りですが、ホンダの軽商用車、N-VANでもMTを選択することができます。
軽バンとして異例中の異例となる6速MTの採用などホンダらしい独創性が光るN-VAN。乗用用途にも使いやすいグレードが用意されていますので、幅広い利用シーンで活躍してくれそうです。
【マツダのMT乗用車】充実フルラインナップ8台でMTを用意
■マツダ2:熟成進む上質コンパクト!ディーゼルもガソリンも魅力的
《画像提供:Response 》マツダ2
国産コンパクトカーとしては非常に珍しいクリーンディーゼルエンジンを選択することのできる異色のコンパクトがマツダ2。ロングノーズの上品なフォルムで、サイズを超えた存在感を感じさせます。
ガソリン車とクリーンディーゼル車のどちらにも6速MT仕様が設定されているマツダ2には、あまり知られていないもののモータースポーツ向けグレードとなる「15MB」も用意されており、こちらはMT専用仕様となっています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,065mm×1,695mm×1,500mm | |
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ホイールベース | 2,570mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,110kg | |
燃費 | WLTCモード:25.2km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ 1,498cc | |
エンジン最高出力 | 77kW(105PS)/4,200rpm | |
エンジン最大トルク | 220N・m(22.4kgf・m)/1,400-3,200rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 1,810,000円(消費税抜) |
■マツダ3 ファストバック:最先端エンジンをMTで味わう贅沢!
《画像提供:Response 》マツダ3 ファストバック
ボディに映り込む反射まで美しい至極のマツダデザインで、2020年のワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、世界で高い評価を受けるマツダ3。
「マツダ3 セダン」は全車6速AT仕様となっていますが、5ドアハッチバックの「マツダ3 ファストバック」では、1.5リッターと2.0リッターのガソリン車と、マイルドハイブリッドのスカイアクティブX搭載車で、6速MTを選択できます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,460mm×1,795mm×1,440mm | |
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ホイールベース | 2,725mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,430kg | |
燃費 | WLTCモード:18.5km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンスーパーチャージャー ハイブリッド 1,997cc | |
エンジン最高出力 | 140kW(190PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 240N・m(24.5kgf・m)/4,500rpm | |
モーター種類 | 交流同期電動機 | |
モーター最高出力 | 4.8kW(6.5PS)/1,000rpm | |
モーター最大トルク | 61N・m(6.2kgf・m)/100rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,073,149円(消費税抜) |
■マツダ6:上質なセダンやワゴンでMTを選ぶ愉しみ
《画像提供:Response 》マツダ6 セダン
マツダの新時代を切り拓いたアテンザは、現在「マツダ6」と改名されて販売が続けられています。大型のセダンとステーションワゴンというジャンルはライバルがどんどん減っていますが、きめ細やかな改良が重ねられて完成度が高められています。
セダンとワゴンの両方で、クリーンディーゼル車に6速MTが設定されています。ディーゼルとMTはシフトチェンジの頻度が減るなど相性がよく、マツダ6でも快適なドライブを可能にしてくれます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,865mm×1,840mm×1,450mm | |
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ホイールベース | 2,830mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,600kg | |
燃費 | WLTCモード:19.6km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ 2,188cc | |
エンジン最高出力 | 140kW(190PS)/4,500rpm | |
エンジン最大トルク | 450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,685,000円(消費税抜) |
■CX-3:ディーゼル×MTで、都会派SUVがクルーザーに早変わり
《画像提供:Response 》マツダ CX-3
ハッとするような引き締まったSUVデザインで人気が長く続いているのがCX-3。コンパクトなボディサイズと上質な室内空間で、都市部に似合うSUVとなっていますね。
クリーンディーゼルエンジン車に6速MTが用意されますが、SUVらしくMTと4WDを組み合わせることも可能。いざという時の安心感と、よりダイレクトなシフト操作の楽しさを両立できます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,275mm×1,765mm×1,550mm | |
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ホイールベース | 2,570mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,270kg | |
燃費 | WLTCモード:23.2km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ 1,756cc | |
エンジン最高出力 | 85kW(116PS)/4,000rpm | |
エンジン最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,600-2,600rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,610,000円(消費税抜) |
■CX-30:スカイアクティブXの先進ドライブをいち早く体感しよう
《画像提供:Response 》マツダ CX-30
これから登場するマツダの新世代SUVと同様に、車名の数字が2ケタとなった点が新鮮なCX-30は、マツダ3と兄弟車種に当たります。マツダ3同様に、大胆な曲線を描くフォルムが刺激的ですね。
ガソリン車だけでなく、マイルドハイブリッドのスカイアクティブX車にも6速MTが設定されていますので、先進のスカイアクティブXをMTで楽しむことが可能です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,395mm×1,795mm×1,540mm | |
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ホイールベース | 2,655mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,470kg | |
燃費 | WLTCモード:18.5km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンスーパーチャージャー ハイブリッド 1,997cc | |
エンジン最高出力 | 140kW(190PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 240N・m(24.5kgf・m)/4,500rpm | |
モーター種類 | 交流同期電動機 | |
モーター最高出力 | 4.8kW(6.5PS)/1,000rpm | |
モーター最大トルク | 61N・m(6.2kgf・m)/100rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,161,000円(消費税抜) |
■CX-5:定番SUVが機能も見た目もアップデート!MT設定も継続
《画像提供:Response 》マツダ CX-5
現在のマツダを築き上げたスカイアクティブを世に広めたのがCX-5。2代目となる現行モデルは2021年11月に改良を受けたばかりで、より洗練が進んだ外装やオフロード系グレードの新設などで話題を呼びました。
クリーンディーゼル車に6速MTが設定されるCX-5。マツダらしく運転姿勢や快適性にとことんこだわった内装を堪能しつつ、MTでキビキビとしたドライブを楽しむことできます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,575mm×1,845mm×1,690mm | |
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ホイールベース | 2,700mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,640kg | |
燃費 | WLTCモード:19.5km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ 2,188cc | |
エンジン最高出力 | 147kW(200PS)/4,000rpm | |
エンジン最大トルク | 450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 3,200,000円(消費税抜) |
■ロードスター/ロードスターRF:世界が認めたオープンスポーツ
《画像提供:Response 》マツダ ロードスター
世界で最も多く生産された2シーターオープンスポーツとしてギネス認定もされているほど、世界的な高い人気を誇るロードスター。ソフトトップを持つ「ロードスター」と電動開閉式ハードトップを持つ「ロードスターRF」の2種類で、幅広い運転好きから人気を得ています。
ライトウェイトスポーツカーとして当然ながら、ロードスターとロードスターRFは全グレードで6速MTが選択できます。人馬一体の走りを、MTのダイレクトさがさらに引き立てます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,915mm×1,735mm×1,235mm | |
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ホイールベース | 2,310mm | |
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 1,010kg | |
燃費 | WLTCモード:16.8km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,496cc | |
エンジン最高出力 | 96kW(131PS)/7,000rpm | |
エンジン最大トルク | 152N・m(15.5kgf・m)/4,500rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,582,000円(消費税抜) |
■マツダの商用車なら、これら5車種でもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、マツダの商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
スクラムトラック/バン
ボンゴトラック/バン
タイタン
【スバルのMT乗用車】現在1台のみ、今後に期待?
■BRZ:パワーアップしたFRスポーツ、MT設定がうれしい!
《画像提供:Response 》スバル BRZ
GR86と共に2代目にモデルチェンジしたBRZ。排気量アップによるパワーアップにも注目ながら、スバルの理想を追求した足回りなどGR86とは異なる部品も多数開発するなど、兄弟車ながら味付けが大きく変えられている点も話題を呼んだポイントです。
全車で6速MTが選択できるBRZですが、6速AT仕様には標準装備される「アイサイト」がMT仕様では備わらず、プリクラッシュブレーキなどがオプション選択すら不可な点は注意が必要です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,265mm×1,775mm×1,310mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,575mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,270kg | |
燃費 | WLTCモード:11.9km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒ガソリン 2,387cc | |
エンジン最高出力 | 173kW(235PS)/7,000rpm | |
エンジン最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/3,700rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 2,970,000円(消費税抜) |
■スバルの商用車、サンバーでもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、スバルの軽商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
サンバートラック
サンバーバン
【三菱のMT乗用車】寂しきかな、乗用車にはMT設定なし!
■三菱の商用車、ミニキャブでMT選択が可能
三菱の現行ラインナップでは、乗用車でMTが選択できるモデルはありません。時代を彩るアイコン的なスポーツカーを多数擁してきた三菱だけに、現状でMTを選択できる乗用車が1台もないというのはかなり寂しさを感じさせますね。
商用車なら、ミニキャブトラックとミニキャブバンで5速MT仕様が選択可能。ミニキャブバンには、クラッチを自動で操作してくれるセミAT「5AGS」も用意されており、MT感覚の走りをイージーに体感できます。
【ダイハツのMT乗用車】キュートな軽オープン、コペンに注目
■コペン:4バリエーションの外装が小粋な軽スポーツ
《画像提供:Response 》ダイハツ コペン セロ
ホンダ S660の生産終了に伴って、現行車として唯一の軽オープンカーとなるコペン。軽スポーツはかなりラインナップが削減されており、スズキ アルトワークスも生産終了しているなど、コペンは貴重な存在となっています。
外装が異なる4バリエーションが展開されるコペンは、全グレードで5速MTが選択可能。力強いターボエンジンを活かしきるMTで、小粋な軽スポーツの楽しさがさらに光ります。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,280mm | |
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ホイールベース | 2,230mm | |
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 850kg | |
燃費 | WLTCモード:18.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64PS)/6,400rpm | |
エンジン最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/3,200rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 1,787,000円(消費税抜) |
■ダイハツの商用車なら、これら3車種でもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、ダイハツの商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
ハイゼットカーゴ
ハイゼットトラック
グランマックス
【スズキのMT乗用車】小粒でも味が濃い5台が勢揃い!
■ワゴンR:意外?!今でもMT設定を死守する稀少性
《画像提供:Response 》スズキ ワゴンR
スポーツ系でも商用車由来でもないワゴンRでMTが選択できることは、かなりのマニアでないと知らないはず。かなりのレア車なMT仕様のワゴンRですが、新型アルトからMT設定が消えたこともあって、ベーシック軽乗用車としてのMT需要を一手に引き受けています。
もっとも廉価なFAグレードにのみ5速MTが設定されており、装備内容はかなり限定的ではあるものの、驚くほどに広い室内やアイデア満載の収納などは、CVT車と同様です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,650mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 730kg | |
燃費 | WLTCモード:24.8km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリン 657cc | |
エンジン最高出力 | 36kW(49PS)/6,500rpm | |
エンジン最大トルク | 58N・m(5.9kg・m)/5,000rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 999,000円(消費税抜) |
■ジムニー/ジムニーシエラ:本格クロカン性能をMT車で堪能
《画像提供:Response 》スズキ ジムニーシエラ
軽自動車のジムニーと、普通車のジムニーシエラは、どちらもコンパクトなボディに本格クロカンSUVの走破性を組み合わせた人気車です。全車4WD仕様ながら、トランスミッションは5速MTと4速ATが全車に設定されています。
もとより燃費を気にするような性格の車ではありませんが、伝達効率の良さから5速MT仕様は若干低燃費。価格も安く、クロカンSUVの雰囲気を味わうのにもぴったりな選択肢でしょう。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,725mm | |
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ホイールベース | 2,250mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,030kg | |
燃費 | WLTCモード:16.2km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 658cc | |
エンジン最高出力 | 47kW(64PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 96N・m(9.8kg・m)/3,500rpm | |
駆動方式 | 四輪駆動(パートタイム4WD) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 1,615,000円(消費税抜) |
■スイフト/スイフトスポーツ:欧州仕込みのピリ辛コンパクトをMTで
《画像提供:Response 》スズキ スイフトスポーツ
2代目から現行の4代目まで、まるで輸入車を思わせるような洗練のスタイルと走行性能を追求してきたスイフトは、通好みのコンパクトカー。本格スポーツ仕様のスイフトスポーツも、ターボエンジンを備えながら驚異的なコスパの良さで、ホットハッチ界の超人気車種となっています。
スイフトではガソリン車に5速MTが、モノグレード販売となるスイフトスポーツには6速MTが設定されており、軽量ボディを小気味よく走らせるのにどちらもぴったりのトランスミッションとなっています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,890mm×1,735mm×1,500mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,450mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 970kg | |
燃費 | WLTCモード:17.6km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンターボ 1,371cc | |
エンジン最高出力 | 103kW(140PS)/5,500rpm | |
エンジン最大トルク | 230N・m(23.4kg・m)/2,500-3,500rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 1,834,000円(消費税抜) |
■スズキの商用車なら、これら2車種でもMT選択が可能
乗用車はご紹介してきた通りですが、スズキの商用車なら、まだまだMT選択が可能な車種が存在しています。車名だけになりますが、ご紹介しておきます。
エブリイ
キャリイ
【光岡のMT乗用車】レトロ推し!MTにもこだわれる3台
■リューギ/リューギワゴン:レトロスタイルでMTを楽しめる!
《画像提供:Response 》光岡 リューギEX(左)、リューギワゴンEX(右)
レトロデザインが持ち味の光岡らしさが光るリューギは、セダンがトヨタ カローラアクシオを、ワゴンがカローラフィールダーをベースに独自デザインの外装を架装したモデル。車両前後ともにベース車の面影がないほどのカスタムによる、クラシックで繊細なデザインが存在感を放っています。
ベース車同様に、2WD仕様に5速MTを設定するリューギ。実用性を維持しつつこだわりのデザインが備わっているので、ありきたりな車選びに飽きてしまった方にはかなりおすすめです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,510mm×1,695mm×1,460mm | |
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ホイールベース | 2,600mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,080kg | |
燃費 | WLTCモード:- | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,496cc | |
エンジン最高出力 | 80kW(109PS)/6,000rpm | |
エンジン最大トルク | 138N・m(14.1kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) | |
トランスミッション | 5速MT | |
新車価格 | 2,393,000円(消費税抜) |
■ヒミコ:視線集中の独特スタイル!クラシックな表情にMTが似合う
《画像提供:Response 》光岡 ヒミコ
こちらもベース車がわからないほどカスタムされたヒミコは、マツダ ロードスターをベースとしたモデルです。ドア形状はなんとなく近さを感じるものの、前後のクラシカルな造形だけでなく、ホイールベースを大胆に延長したことで唯一無二のフォルムを実現。
往年の英国スポーツカーを思わせるようなスタイルながら、パワートレインはロードスターのままなので、軽快な回転フィールを持つ1.5リッターガソリンエンジンに6速MTを組み合わせることが可能です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,580mm×1,740mm×1,235mm | |
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ホイールベース | 2,910mm | |
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 1,150kg | |
燃費 | WLTCモード:- | |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン 1,496cc | |
エンジン最高出力 | 96kW(131PS)/7,000rpm | |
エンジン最大トルク | 150N・m(15.3kgf・m)/4,800rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 6速MT | |
新車価格 | 4,974,700円(消費税抜) |
まとめ
《画像提供:Response 》ポルシェ 911 7速MT車 シフトノブ
2022年に新車で買える現行MT乗用車を全モデルご紹介してきました。
意外と多いと感じるか、やはり少ないと感じるかは人次第ですが、バラエティ豊富なラインナップがまだまだ継続されていますので、きっとお好みのモデルを見つけられたのではないでしょうか。
電気自動車や燃料電池車など、現状では有段のトランスミッションを持たないモデルもどんどん広がりを見せています。さまざまなMT車を新車で手に入れられる現代ですが、意外と近い将来にはこのようなラインナップは途絶えてしまうかもしれませんね。
今のうちに、お好みのMT車で濃密なカーライフをぜひ送ってみてください。
■2022年新型車記事はこちら
■2021年MT車(マニュアル車)記事はこちら

新車で買える!MT車(マニュアル車)まとめ | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/3581MT車に乗りたい、今現在どのようなMT(マニュアル)車が販売されているのかを知りたい!という方。今回は国産MT(Hパターン)車をまとめました。MT車が欲しいあなたに必見の記事ですよ!
よくある質問
■MT車のラインナップは今後なくなっていっちゃうの?
ドライブ好きな方などから根強い人気を誇るMT車ですが、近年ではスポーツカーであってもAT車の設定のみとするモデルも多く、MT車の数はどんどん減少しています。また、モーター駆動の電気自動車や燃料電池車などではMTやATといったギヤボックスを持たないものが一般的なので、今後はそれらの車種が広まるにつれてもっとMT車の数が減っていくことが予想されます。
■MT車って、どの免許で運転ができるの?
普通自動車のMT車の場合は、普通自動車免許をお持ちの方が運転することができます。ただし、近年では取得時にAT限定普通自動車免許を選択される方も多くなっていますよね。こちらのAT限定では、MT車を運転することができず、MT車を運転するにはAT限定の限定解除をする必要があります。