スズキのワゴンR スティングレーについて知りたい
スズキの軽トールワゴン・ワゴンR。このワゴンRには三つの顔があります。新定番スタイルのベーシックな「FA」(非マイルドハイブリッド)、「FX」、スタイリッシュ系の「FZ」、そしてカスタム系の「スティングレー」。本記事ではそんなスティングレーについてご紹介します。中古 カスタム 内装 試乗評価 ターボの威力など。
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレーって?
スズキのワゴンRスティングレーとは、「クールフェイス ワゴンR」をデザインコンセプトとして2007年に発売されました。
ワゴンRよりもエクステリアがスタイリッシュに、またそれに合わせて内装もスポーティーかつ高級感があるものになっているなど違いが見られます。
キャッチコピーは「顔で戦え。目で挑め。」。
現行モデルは6代目。スティングレーの意味は「STING(刺激)」と「RAY(光線)」を合わせた造語です。
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレー エクステリア画像
ワゴンR スティングレー
ワゴンR スティングレー
ワゴンR スティングレー
ワゴンR スティングレー
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレー インテリア画像
ワゴンR スティングレー
ワゴンR スティングレー
ワゴンR スティングレー
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレー 試乗評価
試乗したのは最上級グレードとなる「スティングレー ハイブリッドT」。すなわちターボモデルである。
まず紹介したいのはマイルドハイブリッドについて。その核となるのがISG(モーター機能付き発電機)で、モーター出力は先代S-エネチャージの2.2ps、3.1kg-mから3.1ps、5.1kg-mへと微小ながら向上。しかしリチウムイオンバッテリーの容量は3Aから10Aに増強されているのがポイント。
発進から約100km/hまでの領域で最長30秒のエンジンアシスト、アイドリンクストップ時間は先代と変わらないものの、その頻度がUP。そして新型ワゴンRの大きなハイライトと言えるのが時速約13km/h以下で、モーターの力によって1回最長約10秒間のクリープ走行が行える点。
ターボエンジンは2000回転あたりから豊かなトルクが出て、高回転までスムーズに回りきる。高回転域のサウンドもなかなかだ。ただし、先代に対してCVTの最終減速比を燃費重視方向に変更(先代4.572→新型4.064)したため、1000回転台のトルクが細めに感じられ、40km/h程度で走っていると、MTで高いギアのまま速度を落としたときのようにギクシャクすることがあり、再加速するためアクセルを踏んでもレスポンスを受け付けず、ステアリングにビリビリした振動が伝わってくることがあった
走りのスッキリ感はピカイチ
ライバルのターボモデルと比較すれば、走りのすっきり感、乗り心地、ロードノイズを含む静粛性の高さはさすが新しいだけあってピカイチ。街乗り域では静かすぎてISGのヒュイーンという磁音、クリープ走行時のジーという歩行者警報音がけっこう気になるほどなのである
デザインがアリならスティングレー
パワーユニットのトルク感、静粛性、どちらをとっても標準タイプのワゴンRに比べてスティングレーが勝っている。約30万円ほどの価格差があるので当たり前といえば当たり前だが、乗り比べるとやはり差を感じてしまう。あとはスタリングが気に入るか? だ。予算的に納得がいき、スタイリングを受け入れられるならターボエンジンのハイブリッドTはオススメできるグレードとなる。
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレー 価格
ハイブリッドT
2WD CVT 1,658,880円
4WD CVT 1,779,840円
ハイブリッドX
2WD CVT 1,488,240円
4WD CVT 1,609,200円
■スズキの軽ワゴン!ワゴンRスティングレー 中古価格
ワゴンRスティングレーの現行モデル。
気になる中古価格の平均価格は約111万円ほどで、約50万円~250万円ほどで購入できるようです