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ブレーキローターの交換時期と掛かる費用 サビ、変形時の対策も

ブレーキローターの交換時期と掛かる費用 サビ、変形時の対策も

ディスクブレーキのブレーキローターは、すべてと言っていいほど多くの車のフロントに採用されています。ブレーキローターとディスクブレーキの違いも分かりやすく説明するほか、ブレーキローターの料金や交換時期も詳しく紹介します。交換作業もプロに任せる必要がある部品なのか、自分で交換できる部品もあるのか、普段では知ることができない情報やローターの変形やサビの対処法も徹底して解説していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


ブレーキローターとは

ブレーキローターとは、自動車やバイクなどに用いられるディスクブレーキを構成する部品の事を言います。摩擦熱に強く放熱効果が高い素材が求められるため、鉄、ステンレス、アルミニウムなどがおもに使用されます。アルミニウムは、軽量ですが耐久性や熱変形において弱いため使われることが少ないです。自動車には主に鋳鉄製が用いられますがバイクはローターがむき出しになるためさびづらいステンレス製が用いられています。

ブレーキの時にかかる熱エネルギー

ブレーキローターの性能は、走行中の車が持つエネルギーを摩擦によって熱に変換し、どれだけ効率よく空気中へ放熱できるかで決まります。
レーシングカーのブレーキローターがフルブレーキで停止した際には浴槽のお湯が沸くほどの熱量が発生します。

ディスクブレーキとは

ディスクブレーキとは、車、バイク、飛行機などの車輪に使われている制動装置で、円盤を挟み込む形の制動装置のことを指します。その円盤部分が先ほど紹介したブレーキローターです。一般的に円盤はブレーキローター、挟み込む機構はブレーキキャリパーと呼ばれています。次にディスクブレーキのメリット・デメリットを紹介していきます。

ディスクブレーキのメリット

1放熱性が高い

ディスクブレーキは、ブレーキが外部に露出しているので放熱性が高いです。特に高速走行からの制動力が高いです。

2雨に強い

ディスクブレーキは、ディスク部分がタイヤと同じく高速で回転するのでディスク部分にに水が付着しても遠心力で飛ばしてくれます。尚、ブレーキパッドとブレーキローターの間に水が入りにくい構造のため天候が悪い日でも安心なブレーキとなっています。

ディスクブレーキのデメリット

1摩耗が激しい

制動のためにディスクに押し付けるブレーキパッド面積が小さいため、耐摩耗性と制動力の両立が難しいです。

2 値段が高い

価格差は車種によって異なりますが、他のブレーキよりも2倍近くコストが高くなります。

ドラムブレーキとは

ドラムブレーキとは、車輪の内側に設置されたドラムの内部にブレーキシューがが装着され、それを内から外へ圧着させることで制動力を高めるものとなっております。近年はディスクブレーキを用いることが多いですが、昔はドラムブレーキが大半を占めていました。なぜドラムブレーキがも用いられていたかというと、ブレーキパッドの素材がうまく生産できなかったのでディスクブレーキを普及することが難しかったからです。現在のドラムブレーキはおもに後輪に用いられています。次にディスクブレーキと同様、ドラムブレーキのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

ドラムブレーキのメリット

1値段が安い

構造が簡易であるため、ディスクブレーキと比べると低コストになっております。やはり値段は安く済むに越したことはないですよね。

2低速での制動性能に優れている

通常はフロントのブレーキには用いられませんが、低速で走ってる場合の制動性能が優れているため、中型以上のトラックや、ダンプカーなどにはフロントのブレーキにも用いられることが多いです。

ドラムブレーキのデメリット

1放熱性が悪い

ドラム内に水が入った場合、摩擦力が落ちるなど、ディスクブレーキと比べると放熱性が劣ります。

2急激に強いブレーキがかかる

例えば、信号で止まる際ドラムブレーキで止まると急停止になってしまいます。この現象は以前「カックンブレーキ」と呼ばれ、エンストと並んで当時は運転が下手な人の現象だと思われていました。逆に、その強いブレーキ力を活かしていまだにパーキングブレーキにはドラムブレーキが用いられています。

構造や交換方法は

ドラムブレーキの構造は、ブレーキシューとブレーキライニングが、円盤状のケースの中に密封されているような構造になっています。交換方法としては、ドラムカバーをまず分解し、汚れを取り除いてから新しいパーツに交換するような流れになります。最後に、微調整をして終了になります。微調整で具体的にどんなことをするのでしょうか。まず、ドラムカバーを仮にはめ、サイドワイヤー何回か手で引っ張ります。その際に、カチッと自動調整の音がするか確認します。次に、音が鳴らなくなったら、ドラムを開け調整ロッドが左右均等に伸びれば自動調整は完璧です。最後に、手動でドラムが動かなくなるまで調整して終了になります。

ディスクブレーキとの違いは

まず、ディスクブレーキと比べてドラムブレーキは構造が簡易的なためコストが低いですがその代わりに放熱性が劣ります。ディスクブレーキは前輪または前後輪に搭載する車がありますが、ドラムブレーキは後輪に搭載する車が多いです。最近は前後輪どちらもディスクブレーキを搭載する車が増えています。いまだに、トラックやダンプカーにはドラムブレーキを用いられることが多いです。

ブレーキローター交換時期は

ブレーキローターは消耗品なので状態に応じて交換が必要になります。交換時期は一般的に10万㎞と言われておりますが、ブレーキの使い方や乗る頻度によって変わるので一番いいのはローターの厚めで判断することをおすすめします。

厚めで見る際の基準は新品状態から2~3㎜減ったら交換という目安になります。正直、ローター本体に使用できる最小の厚みが書いてありますが、基本サビでなどで見えなくなります。厚みの減ったローターは、ブレーキが冷えたときに外周部をなぞると明らかに凸凹してるなと感じますのでぜひ試してみましょう。

ブレーキパッドの交換は自分でできる?

ブレーキパッドの交換は比較的簡単な作業になりますが点検整備記録簿への記載が必須になります。ブレーキは乗り物の中でも最重要な部分なため、不備で事故に直結しかねないので注意が必要です。自信がない方は整備士の方にやっていただくことをお勧めします。やはり中には自分で行う方もいらっしゃると思いますので、交換方法も紹介していこうと思います。

ブレーキパッドの交換方法(工具編)

まず最初に交換する際に必要な工具を紹介していきます。

新品のブレーキパッド、十字レンチ、コンビネーションレンチ、ジャッキ、C型クランプ、軍手、トルクレンチ

こちらが必要な工具となります。

ブレーキパッドの交換方法(実践編)

1 タイヤ、ホイールを外す

十字レンチでホイールナットを少しゆるめ、ジャッキアップします。その後、ホイールナットを完全にゆるめ取り外し、タイヤとホイールを取り外します。

2 ブレーキキャリパーを開ける

ブレーキキャリパーの下側のボルトを外し、ブレーキキャリパーを上に持ち上げます。

3 ブレーキパッド交換

ブレーキパッドを外し、ブレーキキャリパーのシリンダーにC型クランプをセットします。次に、C型クランプを締め付けてシリンダーを引っ込めます。

4 復旧作業

タイヤとホイールを取り付けて、ホイールナットを締め付けます。その後、ジャッキをおろし完全にナットを締め付けます。

5 確認作業

エンジンルーム内のブレーキフルードの量を確認します。その際、上限と下限の間に液体があれば大丈夫です。最後にブレーキペダルを数十回踏み、ゆっくり車を走らせしっかりブレーキが利くこと確認をしたら終了となります

ブレーキローターのサビや変形の対策は

雨の日に走った際はローターにオレンジ色のサビがついたりしますがこれに関しては何も問題ありません。ただ、長期間放置してた車の完全にサビたローターに関してはローター表面が凹凸になるのでブレーキの役割が果たせなくなります。このような状況になった場合、ブレーキローターの交換か、表面を機械研磨することにより対処します。

ブレーキローターの交換方法と料金は

ブレーキローターの交換自体は、ブレーキキャリパーを外し、ハブに共付けされたローターを交換する形になります。交換工賃に関しましては約4、5千円程度ですがローター本体が1万~2万円なので、合わせて2万~3万円が相場になります。交換工賃自体は、一輪当たり4,5千円程度ですが、4輪のブレーキローターの交換は同時に行うことはあまりありません。基本的にはフロント側から先に交換することが多いのです。自動車一台全てのブレーキローターを交換するには、大体7万円ほど費用が掛かってしまいます。

ブレーキローターは塗装しても良い?

塗装に関しましては、見栄えが気になる方は基本的にはしてもいいと思います。

ただ、高熱になる部分なので必ず塗装には耐熱塗料を使用してください。注意していただきたいのはローターごと塗ったら塗料が削れるまでブレーキがうまく効かないので、中心だけ塗るようにしてください。

最後に

今回はブレーキローターについてご紹介しました。ブレーキは乗り物において一番といっていいほど大事な役割を担っています。事故が起こってからではもう遅いので、何か交換が必要になったり、すこしでも車の調子が悪いなと思ったら早めに整備場などで見てもらい万全な状態で車に乗るようにしましょう。

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