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リアスポイラー|役割・効果やリアウィングとの違い、取付費用などまとめ

リアスポイラー|役割・効果やリアウィングとの違い、取付費用などまとめ

リアスポイラー。自作等で取り付けすると車検が通るのか気になりますし、取付工賃や自分で塗装をする方法も知りたいところ。 そもそもリアスポイラーにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょう。今回はそんなリアスポイラーについて、わかりやすく紹介していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


リアスポイラーとは?

リアスポイラー

リアスポイラーとは、自動車の後部に取り付けることのできるエアロパーツのことを指し、自動車の後部(リア)につけるエアロパーツということでリアスポイラーと呼ばれています。

リアスポイラーを取り付ける場所については、ボディタイプで異なりますが、セダンなどの後ろがでっぱったタイプのボディの場合はトランクの上、ハッチバックなどのボディの場合はルーフの後端部などに取り付けます。

ちなみにハッチバックタイプに取り付けるスポイラーはリアスポイラーの中でも別の呼び方でテールゲートスポイラーと呼ばれます。また、車の前部に取り付けるスポイラーはリアスポイラーとは対照的にフロントスポイラーと呼ばれ親しまれています。

リアスポイラーの役割は?

リアスポイラーの役割は空気抵抗を低下させ、高速走行時の安定性を向上させることです。

飛行機の後ろに三角形の部分があるのは見たことがあるという人もいますが、あれをイメージしていただけるといいでしょう。

ほとんどイメージではあれと同じで車の後ろにまとわりつく気流を整え、空気抵抗を低下させることで安定した走りとスピードを追求しています。

リアスポイラーとリアウイングとの違いは?

リアスポイラーとリアウイングは見た目からわかるようにその形状が異なります。

わかりやすくいえば、リアスポイラーはボディとスポイラーが密着しているのに対して、リアウイングはボディとは離れたところにあるのが特徴的です。

また、その効果も微妙に異なり、車体の後ろの気流をリアスポイラーは取り除く目的で作られていますが、リアウイングは気流を抑える目的で作られています。

リアスポイラーは一般人が一般道路や高速道路を走行時にスピードを出した際に安定走行できるようにということで作られていますが、リアウイングはそうではありません。

リアウイングに関しては一般道路を走るというよりは高速道路やもっというなればサーキットなどを走るのに適しています。

レーシングカーなどに必要となってくるわけですね。

つまりはリアスポイラーが一般的というのを基準に置いているのに対して、リアウイングはあくまでも日常走行では出すことのないスピードを追求する構造になっているのです。

リアウィング

写真はリアウィング

リアスポイラーの効果は?

リアスポイラー

リアスポイラーの最大の効果は、どのような場面であっても走行が安定するということです。

直進、コーナリング、ブレーキングの際も変わらず安定走行を保ち続けられ、特に高速走行時にはその違いは歴然です。

そして、加速がしやすいという点から燃費を良くする傾向にあるというのもリアスポイラーの効果といえます。

単純に格好良さを演出できることも効果の一つです。ドレスアップが目的でリアスポイラーを装備するという人も少なくないのです。

走行が安定する?

リアスポイラーを装備することで走行は安定します。

ただし、この安定という部分を実感できるスピードの目安は時速50kmからといわれています。

自動車はボディに沿って前部から後部にかけて走行中に空気が流れるのですが、こうした空気が自動車から離れていく際に回転する力を持った空気の渦のようなものになります。

この渦が気流を乱したり、走行時に自動車の進行方向と反対の方向に引っ張る力を生み出してしまうために走行速度が下がってしまったりするのです。

このような状況を作り出さないためにリアスポイラーは良い効果を発揮してくれるものであるといえます。

見た目にもかっこいい

リアスポイラーを付けることで、単純に車が速そうに見えたり、ひいてはより高級な車に見えるなどイメージを向上をはかることができますね。

リアスポイラーのデメリットは

リアスポイラーそのものにデメリットというものはないのですが、しいて挙げるとすれば、車体がわずかながら重くしてしまうためにかえって自動車に負担をかけてしまう可能性もあります。

また、メーカーの既製品などではないリアスポイラーは車検の際に装着していると通らないという恐れもあります。

単純にドレスアップが目的という人以外ではこのようなことがデメリットに感じられるかもしれません。

リアスポイラーの取り付け工賃はいくらくらい?

リアスポイラーを業者に頼んで取り付ける場合は当然、工賃がかかります。

一般的にみてリアスポイラーの取り付けには8,000円程度かかるとみたほうが良いです。

頼む業者によって異なりますが、平均的にみれば8,000円程度で塗装などは15,000円程度かかります。

これだけの工賃がかかってしまうのならば自分でやったほうが良いという人もいますが、素人が行うと失敗することもありますので、心配な方はお金を出してでも業者に頼むことをおすすめします。

※整備工場各社の比較(当社調べ)(2019年4月現在)

自作リアスポイラーや後付けリアスポイラーは車検NG?

自作リアスポイラーや後付けしたリアスポイラーの場合は車検に通るのかということを不安になる人は多いはずです。

リアスポイラーの車検に通る基準としては車体幅と最後部からはみ出さないことが条件なので、この条件を満たしていれば車検には通るといって良いでしょう。

ただし、この基準を満たさなかったり、満たしている場合でもきちんと車体にリアスポイラーが固定されていなかった場合は注意が必要なのでしっかりと固定しておいてください。

まとめ

今回はリアスポイラーやリアスポイラーの導入の仕方について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

そもそも何のために取り付けるのか、ついているのかを知らない人もいたのではないでしょうか?

その効果を知った上で、取り付けたいと感じた場合はぜひ検討してみてください。

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