試乗動画も人気!プリウス4WD
人気YouTuberによる企画動画など、若い人を中心に毎日の生活の中で欠かせない存在となっているインターネットの動画投稿サイト。その動画投稿サイトで、プリウス4WDの試乗動画を見ている人も実は結構多い様です。プリウス4WDに対する世間の関心の高さが伺えますね。
しかし、見方を変えると、実際に販売店へ行って試乗をさせてもらうのは「ハードルが高い」と感じている人がそれだけ多いという事かも知れません。
どうしたらもっと気軽にお店に来てもらえるのか?どの様なCMをテレビで流せば話題になるのか?この辺はトヨタに限らず各メーカーが考えているものと思いますが「試乗動画」をディーラーやメーカー自ら製作してインターネット上で公開したら、画期的だと思いませんか?この辺りはメーカーさんも、どんどん発信して行っていい部分なのかもしれませんね。
■トヨタ プリウス50系のスペック
最高出力
・エンジン:72kW (98PS)/5,200rpm
・フロントモーター:53kW (72PS)
・リヤモーター:5.3kW (7.2PS)
・システム最高出力:90kW (122PS)
最大トルク
・エンジン:142N・m (14.5kgf・m)/3,600rpm
・フロントモーター:163N・m(16.6kgf・m)
・リヤモーター:55N・m(5.6kgf・m)
変速機
・電気式無段変速機
サスペンション
・フロント:ストラット式コイルスプリング
・リア:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
ボディサイズ
・全長:4,575mm
・全幅:1,760mm
・全高:1,475mm
・ホイールベース:2,700mm
車両重量
・1,320-1,460kg
【内装・外装】
ダッシュボード中央上に位置するグラフィックメーターの速度計はデジタル表示。プリウスのイメージには合っていますね。センターコンソール前方の小物置きは深さが極端に浅い物の、滑りにくい材質なのでスマートフォンを置くのに良さそうです。
合皮シートの質感は、サラサラとしていて汚れには強そうですが、好みが別れる所かもしれません。ボディカラーは他のトヨタ車同様『ホワイトパールクリスタルシャイン』が人気です。
2015年12月の登場以来、好調なセールスを記録してきたプリウスですが、「あなたに答えを。」をキャッチフレーズに、2018年12月17日にマイナーチェンジが行われました。外観はグリルや、バンパー、ランプ類のデザインが変更された他、ホイールの形状や塗装に変更が施されています。
他にも365日24時間サーバと通信して駐車位置を確認したり、アラーム発生をお知らせしてくれる専用通信機DCMが全グレードの標準装備となり、併せてT-Connectサービスが3年間無償提供されます。
■プリウス4WDの新車価格は?
プリウスには多くのグレードがあります。その中で『プリウス 2015年モデル A 4WD』の新車価格は297万円です。そして新車で買うのなら、是非とも期待したいのが値引きです。『プリウス 2015年モデル A 4WD』を新車で購入する際の目標値引き金額はズバリ!『15万円』です。※あくまでも目安です。
値引き交渉時に気を付ける事として「ライバル社(車)の購入も検討しているのだが、値引きしてくれるならこちらで・・」と、ディーラーの担当者に率直に伝えましょう。「プリウスを買いに来ました!いつ納車できますか?」では、それで話が終わってしまいます。
また、決算期(トヨタ自動車は毎年3月末が決算です)の前にはセールが行われることが慣例となっています。余程、急いで購入したいのでなければこの時期に行きましょう。
トヨタ車のディーラーにはカローラ店・ネッツ店・トヨペット店・トヨタ店があります。最初に訪問したディーラー(例えばカローラ店)である程度の値引きに応じてもらえる話になったら、「一旦検討したい」と言ってその場を引き取るのもテクニックの一つです。
別のディーラー(例えばネッツ店)へ行き「あそこのカローラ店ではいくらいくら値引きしてくれると言われたのだが、もしそれ以上の値引きをしてくれるならこちらで買いたい」と伝えるのです。それで提示された値段を、最終的な購入価格として良いのでは無いでしょうか?
※強引な値引き要求は御法度です。これから長い付き合いになるディーラーの担当者に嫌われない為にも「これ以上は無理」と言われたら、大人しくその金額を受け止めて検討しましょう。
■気になるプリウス4WDの実燃費は?
プリウス4WDの燃費はカタログ上では34kmという数字ですが、果たして気になる実燃費はどれ程の物なのでしょうか?
ユーザーの口コミなどを見るに、おおよそ24㎞というのがその答えのようです。もちろん、荷物の積載状況、乗車人数などによっても大きく変化しますが、FF車と比較して車重の重くなる4WD車でこの数字はあっぱれと言う他ありません。流石はプリウスですね。
自動で4WDに切り替える!?機能『E-Four』とは?
自動車の駆動方式には2WDと4WDがあります。2WDは二輪のみを駆動する方式で、4WDは4輪全てを駆動する方式です。そして現在の主流は前輪2輪のみを駆動するFF(フロントエンジン・フロントドライブ)式です。
FF式の車は、後輪には動力は無く転がっているだけの状態の為、4WDに比べて不整地での走行では不利となります。一般的に4輪全てを駆動する4WDは、前輪だけを駆動するFF車と比べて部品点数が多く重量が嵩みます。トヨタの電気式4WDシステム『E-Four』は、その問題をどう解決しているのでしょうか?
実はE-Fourのシステム自体は、従来からエスティマハイブリッド等にも採用されているのです。そしてこのプリウスに採用されているE-Fourのシステムはそれをより小型化・軽量化することに成功しています。
また、プリウス4WD E-Fourと他のグレードが異なる点として、搭載している電池の種類が上げられます。他のグレードではリチウムイオン電池が搭載されているのに対し、E-Fourではニッケル水素となっています。
この理由としては、4WDのプリウスは豪雪地帯での需要が多く見込まれる為です。ニッケル水素電池はリチウムイオン電池と比較して重量はやや嵩みますが、低温特性が良く寒冷地でも力を発揮し易いのです。
■機械式4WDと電気式4WD『E-Four』の相違点は?
一般的な機械式4WDは、車体前部のエンジンから後輪までドライブシャフトで動力を伝えています。これに対して電気式4WD E-Fourでは、後輪を駆動する為のモーターを車体後部に搭載している為、ドライブシャフトは必要ありません。その為、車室内の足元に邪魔な出っ張りがなく、重量も抑えられるのです。
また、E-Fourは常に4輪を駆動している訳ではなく、路面状況を検知して必要な時だけ後輪を駆動しているのです。駆動力の分配状況は、マルチインフォメーションディスプレイで確認出来ます。
■北海道在住ユーザーの強い味方
プリウス4WDには札幌を始めとした北海道のユーザーから引き合いが来ている様です。やはり雪の多く降る土地柄、しっかりと踏ん張れる4WDに人気が集中している様です。
E-Fourの持つ機能で4輪のトルク配分をコントロールし、雪の積もった坂道でもしっかりと路面をとらえて走行することが出来ますが、先進機能に慢心せず、路面の状況をよく確認し必要に応じてスタッドレスタイヤを履かせるなどして安全運転を心がけましょう。
■プリウス4WDにリースで乗ろう!
毎回の諸料金の支払いが面倒だと感じるなら、購入するのではなく、リースで乗るという選択肢があります。数あるリース会社の中には、車検代金、自動車税、取得税、重量税、登録諸費用、自賠責保険料にオイル交換代金まで含んでいるプランを提案している会社もある様です。
プリウス4WDのリース料金の相場は、5年契約の場合、58,000円~72,000円程です。
プリウス4WDを中古で買おう!
50系プリウス4WDの中古車相場を見てみましょう。発売から3年を経ていますが、まだまだ120万円以上する様です。流石は人気車種ですね。
中古車価格帯:123万円~360万円程です。
プリウス4WDをカスタムして乗ろう!
「環境にやさしい」、「音が静か」というイメージのプリウス4WDですが、カスタムして乗っている人も大勢います。どの様なカスタムがあるのか見てみましょう。
■プリウス4WDのリフトアップ
リフトアップしたプリウスは中古車市場でも高値で販売されている様です。予めリフトアップサスペンションが組み込まれた中古車を購入するか、自分でパーツを購入してカスタムするかというのも悩み所ですね。
■プリウス4WDのエアロパーツ
フロントスポイラー、リアトランクスポイラーと言ったエアロパーツや、ウィンカーバルブ、フューエルキャップガーニッシュなど、見た目のポイントとなる様なパーツも発売されています。
まとめ
プリウス4WD E-Fourは、不整地走行用ではもちろんありません。しかし雪道での走行時に力強い味方となってくれる事は間違いないようです。環境に優しく、人にも優しい、優しさのいっぱい詰まったプリウス4WD E-Four。雪国での生活の頼れる相棒になりそうですね。