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ホンダクロスロード!歴代モデルとその褪せない魅力とは

ホンダクロスロード!歴代モデルとその褪せない魅力とは

ホンダのSUVのモデルの中でもひっそりと消滅していってしまったシリーズに入るクロスロード。しかし二代目に至っては時代が追い付いてきたかのように人気を維持しています。この記事ではその特徴と魅力をご紹介していきます。


クロスロードの歴代モデルの詳細をご紹介

ホンダクロスロードというクルマは二車種存在し、多くの人がイメージするのは主に二代目のモデルとなります。歴代モデルがどのようなものかも踏まえこのクルマについてみていきましょう。

初代モデルは英国車のOEMだった!

初代クロスロードが登場したのは1993年になります。
RVブーム全盛期にイギリスのローバーグループから供給を受けてOEM車として販売されたのが初代クロスロードです。

当時まだホンダは自社でRV車を開発中だったため、提携先にあったクライスラーのチェロキーや、イスズからのOEMでジャズやホライゾンといったRV車を販売していました。

これらはホンダの中でもRVを受け持っていたベルノ店の系列で販売され、当時のラインナップはとても面白いものになっていました。

初代クロスロードは本格的なRV車でした。

エンジンはローバー製のー3.9リッターV8OHVエンジン、車重はほぼ2トンある4WD車で5人乗りの3ドアと7人乗りの5ドアが設定されていました。
イスズからのOEMも同様でしたが、1998年まで製造されながらエンブレムがなければホンダ車とは分からないくらい悪く言えば地味なクルマでした。

実際2019年現在中古車市場にはこの初代モデルは存在せず多くの方はこのこと自体知らないのではないでしょうか。

この後ホンダはオデッセイやCR-Vをはじめとする大型ヒットモデルを発売していくことになりますが、そのための試金石のひとつがこのクルマだったのかもしれません。

二代目はサイズ感のいいクロスオーバースタイルで登場!

2代目となるクロスロードが発売されたのは10年近い時を経た2007年のことです。
このモデルがクロスロードだという認識をしている方がほとんどかもしれません。

この2代目は先にミドルサイズミニバンとして登場していたストリームをベースに3ナンバー7人乗りのクロスオーバーSUVとして登場しました。

全長はストリームより短くしながらもボディをとことんスクエア型に向けたことでしっかりと室内スペースを確保、サードシートは格納すればそこそこ荷物も乗せられる万能型でした。
車高も高く見切りもいいので運転のしやすいクルマとして女性でも乗りやすいと思いますし、なによりもあのワイルド感は当時とても新鮮でした。

ホンダは流れにとらわれず、いいモノづくりをするということで、2代目もきっとヒットモデルになるだろうと思う人も多かったようです。

二代目クロスロードが出た時代はミニバン時代

二代目クロスロードが出た時代はミニバン時代だったため多くの人はより広くて、より快適なクルマを求めていました。その中で登場したホンダクロスロードはどちらかと言えば異質で斬新なモデルといえます。

当時のライバル車たち

当時のライバルは主にサードシートをもつミニバンでした。そんな中、7人乗りを主とするクロスロードにはたくさんのライバルがいました。

当時最も売れたトヨタのウイッシュや同ホンダのストリームは圧倒的な人気でした。
7人乗りとしてはミツビシのアウトランダーなどがありましたが、クロスロードよりひとまわり大きなボディサイズとエンジンでまた別の魅力もありました。

クロスオーバーSUVとしては日産のデュアリスやエクストレイル、スバルのフォレスター、スズキのエスクード、などなど各社がこぞって販売していましたが、7人乗りとなるとほとんど選択肢がありませんでした。

その点を除けばアウトドアスタイルのクルマとしてライバルはたくさんいたことになります。

だからこそこのクルマはヒットするに違いないと確信していたのですが、伸び悩みました。

それ以前にもトヨタがカローラスパシオを、日産がキューブキュービックを出すなどコンパクトカーで7人乗りも出ていたのになぜだろうというくらい不思議な現象でした。

3年7ヶ月という短い販売期間で幕を閉じました。

今日ライバルとなり得るのは?

いまだに直接のライバルというと難しいのですが7人乗りのクロスオーバーSUVとして挙げるなら日産のエクストレイル、そしてやはり少し大きいですが三菱のアウトランダーでしょうか?

価格を度外視すればホンダのCR-Vが今やダウンサイジングエンジンの7人乗りを出しましたので燃費や走りの面では敵わないでしょう。

個性的なデザインとしてライバルを挙げるならスズキのクロスビーや日産のジュークなどです。

10年前後になるクルマではあるので今さらライバルと比較するというよりは、もし同じ予算で中古車を購入するとしたらどのような選択肢になるのかという方が現実的だとは思います。

現在の中古車市場とこれからの相場は?

では中古車市場はどうなっているのでしょうか?
車両の程度状況や人気度合いを見ていきましょう。

中古車市場の価格と台数

2019年4月現在のクロスロードの中古市場台数は200台に届かないほど少ないです。
多くの人がこのクルマの魅力に気づいたのが販売終了した後だったため、新車の時はあんなに売れなかったのに中古車市場では10年の時を経過してなお高値安定を保っています。

安いものでもいまだに50万円を超えていますし走行距離も軽く10万キロを走っているものばかりです。

時にはショップがそのスタイルを生かしてアメリカンなカスタムを施したりしており、時代に流されないデザインは今見てもカッコいいです。

もし今同じデザインでホンダのステップワゴンなどの1.5リッターターボエンジンを積んだらスズキのクロスビーよりも売れるのではないでしょうか。

走行距離も10万キロ以下が意外と多くありますから年式の割には程度の良いものを見つけることも十分可能です。

今後の動向を予想

今後についてはあと2、3年以後は自動車税などが増税になり維持費が余分にかかるようになるため、中古車は多少売れにくくなるかもしれません。

それでもクロスロードにしかない良さを求める人は今後もいるのではないかと思います。
もし現在すでにクロスロードを保有しているなら大切に乗ってあげてください。
乗り続けるにしても手放すにしても貴重なことに変わりはありません。

もし乗り換えを考えておられるようであれば6回目の車検、もしくは初年度登録から満13年前までにされますと余分な税金を負担せずに済みます。

中古車市場もまだしばらく高値継続しそうですので損は出なさそうです。

まとめ

大きすぎない手の届きやすいクロスオーバーSUVでありながら、見切りがよい運転のしやすさ、排気量によるランニングコストの良さ、乗車定員と荷室空間のバランス、なによりも満足感をもたらし続けるスタイリングは人気が衰えない確かな裏付けとなっています。

もし現在すでにクロスロードにお乗りいただいている方はぜひ大切にしてくださいね。

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