ホンダクロスロードの歴代モデルの詳細をご紹介
ホンダクロスロード
ホンダクロスロード、初代モデルはローバーグループのディスカバリーからのOEM供給を受けて登場しました。
そして、多くの人がイメージするのは主に2代目のクロスロードだと思います。2代目のクロスロードは、2007年に発売されました。2代目ストリームをベースに作られています。
クロスロードの歴代モデルがどのようなものかも踏まえこのクルマについてみていきましょう。
■初代モデルはディスカバリーのOEMだった!
ディスカバリー(2017)
初代クロスロードが登場したのは1993年になります。
RVブーム全盛期にイギリスのローバーグループのディスカバリーから供給を受けてOEM車として販売されたのが初代クロスロードです。
当時まだホンダは自社でRV車を開発中だったため、提携先にあったクライスラーのチェロキーや、イスズからのOEMでジャズやホライゾンといったRV車を販売していました。
これらはホンダの中でもRVを受け持っていたベルノ店の系列で販売され、当時のラインナップはとても面白いものになっていました。
初代クロスロードは本格的なRV車でした。
しかしながら、2020年1月現在中古車市場にはこの初代モデルは存在せず、多くの方はこのこと自体知らないのではないでしょうか。
この後ホンダはオデッセイやCR-Vをはじめとするヒットモデルを発売していくことになりますが、そのための試金石のひとつがこのクルマだったのかもしれません。
■2代目 クロスロードとはどんな車?
クロスロード
2代目となるクロスロードが発売されたのは10年近い時を経た2007年のことです。
この車こそクロスロードだ!という認識をしている方が多いかと思われます。
2代目は先にミドルサイズミニバンとして登場していたストリームをベースに3ナンバー7人乗りのクロスオーバーSUVとして登場しました。
全長はストリームより短くしながらもボディをとことんスクエア型に向けたことでしっかりと室内スペースを確保、サードシートは格納すればそこそこ荷物も乗せられる万能型でした。
車高も高く見切りもいいので運転のしやすいクルマとして女性でも乗りやすいと思いますし、なによりもクロスロードの持つ独特のワイルド感は当時とても新鮮でした。
ホンダ クロスロード
ホンダのクロスロード 現在の中古車価格はいくら?
では中古車市場はどうなっているのでしょうか?
車両の程度状況や人気を見ていきましょう。
■中古車市場の価格と台数
クロスロードを中古で購入したい、という方も多いかもしれません。
クロスロードの価格相場は平均約50万円ほど。高価な物でも150万円以下で購入できるモデルが多いようです。
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年5月現在)
まとめ
ホンダ クロスロード
見切りがよい運転のしやすさ、排気量によるランニングコストの良さ、乗車定員と荷室空間のバランス、なによりも満足感をもたらし続けるスタイリング、そして存在感のあるエクステリアなど、SUVが人気を博す今こそ、おすすめしたい一台と言えます。