道の駅ちくらは房総半島の南に
道の駅ちくらは千葉県南房総市の国道410号にある道の駅で、1997年7月16日にできました。
道の駅ちくら・潮風王国として登録されたのは2002年8月13日のことで、登録日よりも開駅日の方が早いのには、道の駅としての中心施設となっている潮風王国のほか、南房千倉大橋のたもとにある第2南房千倉大橋公園パーキングと、国道410号沿いにある白間津地内の第3白間津花のパーキングを合わせて、道の駅ちくらとなったことによります。
そのため、潮風王国の駐車場には小型車130台に大型車10台、そして身体障害者用1台が駐められ、第2南房千倉大橋公園パーキングの駐車場には小型車20台と身体障害者用1台が、さらに第3白間津花のパーキング駐車場は小型車27台に大型車3台、身体障害者用1台が駐められるといった具合に、非常に広大な敷地の道の駅となっているのが特徴です。
住所:千葉県南房総市千倉町千田1051
TEL:0470-43-3011
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日(1月~4月・8月は無休)
■アクセス情報
メインとなる道の駅ちくら・潮風王国
メイン施設である道の駅ちくらは、潮風王国という愛称がついていることからもわかるように、磯浜の海岸線にあり、広い芝生の公園でくつろげるのが魅力です。
海のそばということでマリンリゾート感が漂う木製のおしゃれな建物となっており、ワクワクした気分が味わえる道の駅となっています。
海の景色の美しさもさることながら、日本で最も早く春が訪れることで知られる房総半島にあるだけに、広い敷地内にはたくさんの花々が美しく咲き乱れ、海だけでなく山や花などさまざまな自然の息吹がひしひしと伝わってくることから、都会の喧騒に疲れたときに訪れるには最適です。
敷地内にある正面入口から入ると、通路を通って広い芝生の広場に出るようになっており、海沿いと芝生をぐるりと取り囲むように海岸プロムナードが作られています。
この一角に潮風王国本館と中庭広場があり、海岸プロムナードの内側に作られたしゃぶしゃぶ池には第一千倉丸が優雅な姿を見せていて、どれだけ散策していても飽きない魅力が満載です。
海のそばにある道の駅なら期待してしまう新鮮な海の幸
海のそばにある道の駅は、新鮮な魚介類が安く買えるとあって、魚介好きなら一番の楽しみといっても過言ではないでしょう。
道の駅ちくら本館の正面入口を入ったところには、なんと魚を泳がせたままにしているいけすが二つもあり、千倉近海でとれた新鮮な魚介類がたくさん並んでいます。
干物もありますし、房州の海の幸として知られる房州海老と呼ばれるイセエビに、あわびやサザエ、さらにはくじらも揃っており、まさに魚介の宝庫です。
これらの新鮮な魚介が楽しめるレストランがありますので、買って帰れないときはレストランで食べるのがおすすめです。
太平洋を望む絶景のロケーションのレストランから海を眺めながら、新鮮な魚介に舌鼓を打つ贅沢なひとときが味わえます。
海の幸をてんこ盛りにした王様丼は商標登録がされているくらいですので、魚介好きならこれを食べずには帰れません。
お土産選びもワクワク
マリンリゾートの雰囲気が漂う道の駅ちくらは、カフェと雑貨が一体になった散歩カフェがあり、ここで潮風に吹かれながらホッと一息つくことができます。
道の駅人気グルメのソフトクリームに、エスプレッソコーヒー、さらにはリゾート気分を味わうのに欠かせないビールもありますので、運転をしてくれる人がいるなら、ビールが飲みたくなってくることウケアイです。
軽食やデザートを用意していますので、軽く食べたいときやカフェタイムの利用におすすめとなっています。
また、ギャラリー風にディスプレイされた海雑貨のコーナーは見ているだけでも楽しめますが、買うこともできます。
ただし、その場から品物を持っていくのではなく、スタッフに声をかけて商品を出してもらうシステムとなっていることから、あくまでもギャラリーとして眺めるようにディスプレイしているところもおしゃれです。
ご当地土産も充実
旅行気分を味わえるご当地土産を買うのも、道の駅の楽しみです。
ご当地お土産と雑貨が揃った潮風プラザには、オリジナル商品としてサザエカレーにサザエ釜めしといったサザエシリーズや、サブレやまんじゅう、せんべいに吟醸酒といった潮風シリーズがあり、ここでしか買えないお土産とあって人気です。
海をモチーフにしたさまざまなアクセサリーや雑貨を販売するショップ・とんがり島には、ついつい長居してしまいそうなかわいいグッズがたくさん揃っています。
たくさんの楽しみが味わえるのが道の駅ちくらの魅力
マリンリゾートの雰囲気がてんこ盛りの道の駅ちくらは、その規模の大きさもさることながら、自然に触れることによって癒されたり、グルメや買い物で楽しいひとときを過ごせたりするのが最大の魅力です。
休日になれば何度も訪れたくなる、そんな道の駅と言えるでしょう。