道の駅庄和はどこにある?
道の駅庄和は、埼玉県春日部市上柳の国道4号線沿いにあり、2005年3月に道の駅としてオープンしました。
そもそも道の駅は、高速道路を走っているときには必ず立ち寄れる、トイレや運転疲れを癒すといった目的で設置されているサービスエリアやパーキングエリアとは違い、国道にこうした設備がなかったために生まれた施設です。
したがって、道の駅庄和のトイレは、男性で大小合わせて15器、女性が29器、身障者用2器という数が揃っていて、24時間利用が可能です。
駐車場は普通車120台、大型車は40台、身障者用スペースは2台分設けられており、よほど混雑する時期でなければ、たいてい停めることができます。
さらに食事ができるスペースや地元の特産品を販売する物販コーナーがあるなど、道の駅の基本的な機能を備えた、いわゆる標準的な道の駅と言えるでしょう。
道の駅 庄和
住所:〒344-0121埼玉県春日部市上柳995
営業時間
本館(直売所・お土産)8:00~19:00
食彩館-
・春日部飯店(中華) 11:00~19:00
・つどい亭(らーめん)11:00~16:00
・麦ぼうず(うどん) 11:00~19:00
※火曜・金曜のみ14:30閉店
・庄風堂(カレー) 11:00~19:00
※火曜・金曜のみ14:30閉店
情報館
9:00~18:00
■アクセス情報
道の駅庄和の特徴
昨今、道の駅の多くがそれぞれに特色を打ち出そうとして、さまざまな工夫を凝らしています。
道の駅庄和では、本館にある特産物販売所に巨大な大凧が飾られていて、その大きさには圧倒されることウケアイです。
この大凧は道の駅庄和のシンボルになっていて、この大凧と同じ型をしたミニチュア凧の注文を受け付けて販売をしているのが特徴です。
道の駅庄和には、大凧の里という愛称がついているくらいで、地元庄和の名物大凧を見に訪れる人も多くいます。
この大凧は、庄和はもともと養蚕が盛んな地域だったことから、豊凶占いのために凧をあげたことに由来しています。
その後、祭りの際に必ずあげられるようになり、どんどん規模が大きくなっていった結果、今では縦15m、横11m、重さはなんと800kgもある、百畳敷の大凧と呼ばれる日本一の大凧をあげる地として知られるようになりました。
道の駅庄和で販売されている大凧は、さすがにこの百畳敷の大凧ではありませんが、大中小と3つの大きさに分かれており、好きな文字を入れてくれることから、縁起物として購入する人も多い人気の品です。
その場では出来上がりませんので、たまたま旅行などで立ち寄って作りたいと思った場合には、送料を払っておけば、後日出来上がりと共に発送してくれます。
また、道の駅庄和には、毎年江戸川河川敷で5月3日と5日に実際にあげられる凧が展示されていますが、縦6m、横4m、重さは150kgにもなり、迫力満点です。
この大きさでなんと子どもたちがあげる一番小さな子ども凧と言いますから、こちらも見る価値ありと言えます。
楽しみな買い物はかなり充実
道の駅の直売所には、その土地ならではの新鮮な野菜や果物など、地元の特産品が多数並べられています。
道の駅庄和では、庄和の特産品の黒豆と、黒豆を使った加工食品が豊富なのが特徴です。
また、埼玉県春日部市が所在地ということで、春日部各地の味を楽しめる品も揃っているのは、いろいろな買い物が楽しめる要素となっています。
新鮮な直産品だけでなく、お土産品も多く揃えており、全国各地のお土産があることから、春日部に居ながらにして全国のお土産物を買うことができるのが面白いところです。
道の駅庄和オリジナルのここでしか買えないお土産もありますので、買い物にはかなり時間がかかる上にお財布もついつい緩んでしまいます。
もう一つの楽しみはグルメ
道の駅は今やグルメスポットと言ってもおかしくないほどで、なんと言ってもここに来ないと食べられない、特別なグルメが味わえるところが最大の人気です。
道の駅庄和では、食彩館と呼ばれる食堂施設をわざわざ別棟で作っているくらいですので、否が応でも期待が高まります。
中華料理にらーめん、うどんにカレーと4つに分けたメニューの専門店に分かれた食彩館では、それぞれに人気メニューが揃っていることから、何を食べるかで迷うこと必至です。
手軽に食べたい人向けには屋外軽食コーナーがあり、4つの店が並んでいます。
焼きまんじゅうに焼き立てクレープ、揚げたての串カツや焼き鳥などがテイクアウトできます。
道の駅のグルメでファンの多いソフトクリームはないものの、クレープの店にフロートやミニパフェ、さらに夏向けに氷カフェなどがありますので、スイーツ好きにもおすすめです。
あちこちでいろいろ買って家族で分けて食べれば、軽食コーナーのグルメも満足間違いなしです。
行ってみたい道の駅なのは確実
道の駅庄和についていろいろな角度から見てきましたが、一言でまとめるなら、一度は行ってみたい道の駅であるということです。
人によって魅力を感じる要素は異なるでしょうが、それこそが道の駅の魅力であり、訪れる醍醐味です。
そして、道の駅庄和にはその醍醐味がたくさん詰まっていると言えます。