スポーツバックシリーズの アウディA7スポーツバックとは
アウディA7スポーツバック
S3、A5に続く、AudiのスポーツバックがA7です。
アウディのブランド内での車種の位置付けは、A6とA8の中間モデルの5ドアハッチバック型高級乗用車とされていて、A6の4ドアクーペ仕様になっています。
海外ではディーゼル車モデルも販売されていますが、日本ではガソリンエンジン車のみ販売されています。
フルモデルチェンジを行い、2代目A7が日本でも2018年より発売されました。
アウディA7のスポーツバックのスペック
アウディA7スポーツバック
2018年に7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた、アウディA6のパワーユニットは340ps/5000~6400rpm の最高出力を絞り出す3リッターのV型6気筒の直噴ターボを搭載しています。
更にトランスミッションには、最新のクワトロ四輪駆動システムという組み合わせで、このクワトロ四輪駆動システムのおかげもあり、0~100Kmを5.3秒という動力性能を生み出しています。
さらに、動力性能のみならず、安全性においては「ドライバーアシスタンスシステム」もしっかり充実しています。
世界初の装備となったレーザースキャナーを含め、カメラセンサー・ミリ波レーダー・超音波センサーの合計で最大23個ものセンサーを搭載しています。これらのシステムにより高精度で高性能な高品位運転支援システムを実現しました。
全方方向からの事故について予防し、被害を軽減するプレセンス360、従来のアダプティブクルーズコントロール・アクティブレーンアシスト・トラフィックジャムアシストの3つの機能を統合した「アダプティブドライブアシスト」を新たに設けています。さまざまな場面でドライバーの運転をサポートする配慮が施されているのです。
アウディA7のボディサイズ
アウディA7スポーツバック
アウディA7スポーツバックのサイズは、全長4970mm×全幅1910mm×全高1415mmとなり、先代より全長20mm全高となっています。
しかしながら先代よりもシャープな印象を受けるのは、2014年に発表されたコンセプトカーAudi prologueの影響を受けている事が原因としてあるようです。
また、時速120Kmに達すると、自動的に立ち上がる電動格納リアスポイラーも、テールゲートのアクセントには一役買っています。
それらの事を加味されたスタイルは、一段とスポーティさを増したと言えるでしょう、スポーティさとハッチバックの収納能力を兼ね備えたクーペのデザイン、それがアウディのスポーツバックなのです。
アウトバーンでも市街地でも、走る場所と環境を選ばない車、それがアウディA7スポーツバックです。
アウディ A7 スポーツバックのグレード別価格
アウディA7
現在アウディA7スポーツバックには2種類のモデルが用意されています。
・A7 Sportback 3.0 TFSI quattro ¥8,890,000
・A7 Sportback 3.0 TFSI quattro S-line ¥9,170,000
値段的には大きな差はありません。
また、A7には、高性能モデルの「S7」や走行性をさらに高めたハイパフォーマンスモデルの「RS7」が存在しています。
A7がベースになっていますが、その走行性能やパフォーマンスは別物と言えます。
■A7がベースのスーパーカー、S7。ハイパフォーマンスモデルのRS7
現在、アウディA7のラインナップには、「Sモデル」や「RSモデル」があります。
S7は、A7がベースとなっていますが、排気量や価格が格段に違います。通常のスポーツパッケージと同等のグレードにあるのが、「S」となっています。「RS7」は、「S7」よりも凄い究極のハイパフォーマンスモデルになっています。例えば、メルセデスのAMGブラックシリーズに似たようなカテゴリーなのです。「S]はスポーツタイプの車で、「RS]は、スーパーカーと言えます。
・S7 Sportback ¥12,240,000
・RS 7 Sportback ¥15,700,000
価格面でもA7とは、300万円から600万円の差があり、別の車と言えます。
アウディ A7、S7、RS7どれを買うべき?
スペックにこだわるなら別ですが、日本国内での市街地走行と国内での高速道路の最高スピード制限を考えるなら、A7で十分じゃないかとの声が多数である事は、間違いではないと思えます。
A7は決してロースペックな車ではなく、S7がハイスペックなだけの事です。貴方が普段使いの車の購入をご検討中であれば、迷う必要はなく、A7で決まりです。
それほどA7は完成された車です。おまけにラゲッジスペースはこれまた十分すぎる広さです。
アウディ A7スポーツバックの維持費は?いくらかかる?
車を所有するためには、購入費だけでは維持はできません。特にアウディなどの外車を所有維持していくためには、それなりの維持費は必要になってきます。
そのため、改めて最低限の維持費を計算してみましょう。
排気量から計算しますと年間の自動車税が51000円です。
加えて2年ごとに重量税40000円、自賠責28780円、これに車検費用が加わりますと安めに見積もっても15000円、これで年間75000円です。
・ガソリン代(ハイオクガソリン)
・任意保険料(もし500万円の車両保険に加入するとしたら一か月で約15000円)
この他に、車庫代なども場合によっては必要かもしれません。
総合して年間60万は最低見ておくことが無難でしょう。
アウディ A7 スポーツバックの中古車情報
アウディA7 スポーツバックは国内でそれほど数が出ていた車ではありません、
しかもまだ新車での購入も可能な車です。アウディA7 スポーツバックは中古で買うのか新車で買うのかどちらがより賢い選択か、中古車の状況などから考えてみましょう。
A7の日本での発売は2011年5月からです。
その時期から考えますと、もう金額的に200万を切った個体も流通し始めている様ですが、年式の古い車はそれなりの故障やトラブルなどの覚悟が必要です。購入した後も年間維持費は毎年高くなって行くものです。
それを考えるなら、大きいトラブルとは無縁な新車の購入を視野に入れるのがいいかもしれないですね。
まとめ
アウディ A7 スポーツバックは、大きいサイズの車の部類に入り、用途はとても大きく広く使える車です。乗り心地も大型高級セダンに匹敵するものですので、所有する喜びも大きいかと思いますが、金額的にも1000万を超えるお買い物になって来ます。
このクラスの車ですと、ライバルもメルセデス・ベンツやBMWなどがライバル車となって来ます。勿論国産となるとレクサスや、日産のインフィニティもライバルになって来ます。
高級車すべてがライバルとなりうるのが「Audi A7 スポーツバック」といえるでしょう。
高級スポーツクーペと呼ばれる部類の車で、なおかつ持つ喜び「アクセルを踏む楽しみ全て」求められるものが全てが詰まった夢の車・アウディA7。気になる方はぜひ、試乗してみてくださいね。