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スバルのレオーネとはどういう車だったのか?現在の中古車価格相場も紹介!

スバルのレオーネとはどういう車だったのか?現在の中古車価格相場も紹介!

平成生まれの人だったとしてもレオーネという車の名前を聞いたことがあるかもしれません。今でもそのいぶし銀のような存在感を見せるスバルのレオーネとは、どういう車だったのかについて誕生の経緯やモデルを取り上げて紹介します。また、レオーネの中古車の価格相場もチェックしてみましょう。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


レオーネとは?

そもそもレオーネとはどこのメーカーなのか、といったように初めてその名を聞く方もいることでしょう。

ここではレオーネとはどういう車であったのかを説明します。

レオーネとはスバルが過去に生産・販売していた自動車

レオーネはスバル(当時の富士重工業)が過去に生産・販売していた自動車の1つです。

初代モデルの販売が始まったのは今から48年前の1971年で、その後2001年になるまでレオーネの名前がついたモデルがスバルのラインナップに載ることとなります。

車名の「レオーネ (LEONE) 」とはイタリア語で雄ライオンの意味で転じて「勇者」を表すことから。

初代レオーネは実質的に、ff-1 1300Gシリーズを継承する形で登場しました。

レオーネがラインナップに載るようになってから段階的にff-1 1300Gシリーズがスバルのカタログラインナップから姿を消していき、レオーネの登場から1年後の1972年には完全に車種の世代交代が完了することとなったのです。

市場のニーズを狙った作り

上記で説明した通りレオーネはff−1シリーズの後継モデルにあたる車です。

しかし、ff-1シリーズと比べて、レオーネは市場のニーズを汲み取って作られたモデルとして知られています。

ff-1シリーズの車たちは技術至上主義・理想主義的と考えられていたようで、そのことを踏まえてレオーネでは市場のニーズつまりはユーザーが求めているものを提供することが考えられたモデルになています。

市場のニーズを狙った部分の中で特に印象的なものとしては、ボディのロングノーズ化やショートデッキ化、そしてブレーキのアウトボード化などが挙げられます。

ロングノーズ・ショートデッキ化は当時のトレンドであると同時に、1968年から技術提携を結んでいた日産の影響も受けています。

初代レオーネではそれまで富士重工が取り組んできたことの1つであるサッシュレスドアが採用されています。

この点はレオーネそしてその他のスバル車にも採用され、しばらくの間、スバル車の特徴の1つとなりました。

レオーネのモデルラインナップ

1971年から2001年にかけてスバルのカタログラインナップに載っていたレオーネは、モデル数にして5代目まで続いたロングヒットモデルとなりました。ここではそれぞれのモデルについて、ボディタイプやエンジンなどのポイントを端的に紹介します。

初代レオーネ

初代レオーネの発売当初はクーペモデルのみが販売されていました。その後、1972年には2ドアセダンと4ドアセダン、そして商用車バンのエステートモデルがラインナップに追加されています。
エンジンは1.4Lの水平対向4気筒OHVが採用されました。1972年には排気量1.1Lエンジンモデルも追加されています。
商用車バンのエステートバンにはスバル初となる4WDモデルが登場しました。

2代目レオーネ

1979年から1984年にかけて2代目レオーネが生産・販売されていました。ボディタイプは6ライト4ドアセダン、オペラウインドウ付き2ドアハードトップ、エステートバン、3ドアハッチバックといったラインナップというような感じです。

採用されたエンジンは様々で、排気量1.6Lモデルや1.8Lモデル、そして1.3Lモデルが用意されていました。1.6Lモデルにはツインキャブモデルも用意され、1.8Lエンジンは4WDモデル限定、1.3Lは廉価モデル限定、という感じで幅広いユーザーを意識していたことがわかります。

1981年にはマイナーチェンジがなされています。このマイナーチェンジでは4ドアセダンの1.8Lモデルとハードトップモデルの灯火類やフロントグリルのデザイン、ならびにリアコンビランプのデザインが変更されました。

1982年には日本初となる水平対向エンジンと4WDならびにターボの組み合わせを持つグレードが、セダンとツーリングワゴンモデルに用意されました。

3代目レオーネ

3代目レオーネは1984年に発売されました。別名、オールニューレオーネです。まず4ドアセダンタイプがラインナップされ、その3ヶ月後に人気を博したツーリングワゴンが追加、そして翌年に3ドアクーペも追加されます。ボディサイズは先代より大型化されると同時に、市場の流行に合わせてデザインに仕上げられています。

3代目レオーネはスバルの自社生産による最後のモデルのレオーネです。1989年に後継車種としてレガシイがラインナップに登場し、段階的にレオーネのグレードは販売終了となり、最後まで販売されていたエステートバンも1994年に販売終了となりました。

4代目・5代目レオーネ

4代目レオーネ(1994-99年)と5代目レオーネ(1999-01年)はどちらも日産自動車からのOEM供給という形で販売されていました。

4代目レオーネにあたるレオーネバンはY10型ADを、そして5代目レオーネはY10型ADがモデルチェンジしたY11型をベースとしています。

5代目レオーネはレオーネ誕生からちょうど30年にあたる2001年にその販売を終了することとなります。

レオーネの中古車市場価格

新型車ラインナップから姿を消していても、中古車市場にはまだまだあるはず、ということでここではレオーネの中古車市場価格を紹介します。

レオーネの中古車は少ない

インターネットの中古車紹介サイトをいくつか調べたところ、モデルを問わず2台しか見つけることができませんでした。

1台は1971年式の初代レオーネで、エンジンは1.4Lモデル、走行距離2.6万kmで、価格はASK、つまりその販売店舗に価格を直接問い合わせる必要があるということです。

稀少性の高い車やビンテージ車種の場合、ASK表記されることが多々あります。

もう1台が1997年式のレオーネ エステートバンです。

上述したモデル解説とこの車両の年式を見てもわかるように、これはOEM生産されたレオーネになります。排気量1.5Lの2WDモデルでMT仕様、走行距離12万kmで本体価格16万の支払総額39万円です(車検整備付き)。

※2019年6月現在の情報です

この他、オークションやフリマアプリなどでも中古車情報を調べてみましたが、中古車のレオーネを見つけることはできませんでした。

ただし、中古部品はちらほら出品されていましたので、車体を見つけるよりも部品を探すほうが容易であるとわかります。

それでもレオーネに乗りたいとお考えの方は、レオーネオーナー界隈などで情報収集されると良いかもしれません。

ラリーに投入される

実は、スバルのレガシィが登場するまで、レオーネはスバルのラリー参戦にあたってベース車両として使われていました。

2代目レオーネと3代目レオーネはサファリラリーに実践導入されていて、特に1980年にサファリラリー(つまり当時のWRC)に参加した2代目レオーネはWRC初となる4WD車両なのです。ラリーへの参加を通じてスバルの4WDシステムは成長することとなります。

まとめ

今回はスバルが富士重工の頃から生産・販売していた車種の1つであるレオーネについて、その誕生背景や各モデルの特長などを紹介しました。スバルが販売してきた市販車の中で初めて4WD仕様が展開されたモデル、それがレオーネです。

4WD仕様のレオーネでWRCに参加した実績もあるなど、4WDのスバルとして周知させるために大きな役割を果たした車種であったと言えるでしょう。

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