スバルが新型ホットハッチを計画中!
スバル インプレッサ WRC (2007年)
スバルが、欧州Bセグメントの新型ハッチバックを開発しているという情報を、スクープサイトSpyder7が入手しました。
また2020年WRC(世界ラリー選手権)復帰へ向けた調整に入っている可能性があるとも報じています。
メーカー関係者によれば、同ブランドはWRC撤退以降、欧州のプレゼンス低下に悩んでいるそう。
そこでWRC復帰を果たしたトヨタ『ヤリス』を標的に、自身もWRC復帰を狙っているようです。
スバルは、WRCにおいて1990年代に、トヨタ、三菱と並んで上位を争っていた。しかし1999年にトヨタが撤退して以降、2005年には三菱が、2008年にはスバルが撤退をし、2009年から2016年までは国産車の参戦はなかった。
しかし2017年にトヨタが復帰し、優勝するなど盛り上がりを見せている。2019年は全14戦が行われるが、開催を申請していた日本は残念ながら見送りとなっている。しかし、WRC日本ラウンド招致委員会は、オリンピックイヤーでもある2020年日本開催へ向けて活動しており、実現の可能性は十分ある。スバルはそこに照準を合わせ、新型を投入する可能性が高い。
■スバルのホットハッチ新型の予想CGはこれだ
スバルが新型ハッチバックをWRCに投入する!?(予想CG)
Spyder7スクープ班では、新型ハッチバックの予想CGを制作しました。
『VIZIVパフォーマンス』からインスパイアされたヘッドライトに、ロー&ワイドボディシルエットで迫力あるデザインを採用。
サイドなど細部はスバル最新のデザインを盛り込んでいます。
パワートレインは、新型『レヴォーグ』に搭載予定の1.8リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンをハイチューンすると見られます。
■発売は2019年内か?
開発が順調に進めば、新型ハッチバック誕生は2019年内となると言われています。
【改めて知りたい】スバルのホットハッチ
■そもそもホットハッチってなあに?
ホットハッチ(Hot Hatch )とは乗用車の区分の一種です。
ヨーロッパ(特にフランス・イタリア)では比較的人気があり、北米ではスポーツコンパクトと呼ばれています。
しかしながら、厳密な定義はなく、簡単に言えば「実用性の高い2ボックス車に、スポーツカーに近い走行性能を備えたハッチバック」というものを指すようです。
■スバル ヴィヴィオRX-R(1990年代)
ヴィヴィオは、1992年~1998年にかけて富士重工業(現:スバル)が生産・販売していたハッチバックタイプの軽自動車です。
その中で、RX-RはDOHCエンジンを搭載、MTのみをラインアップしたホットモデルでした。ヴィヴィオの「RX-R」は「超高密度スポーツ集積マシーン」のキャッチコピーが与えられていました。
■スバル インプレッサWRX STI(2000年代)
2007年の10月に発売されたのが、このインプレッサ WRXSTIです。
エクステリアは、大きく張り出しエッジを効かせた前後フェンダーが採用され、独自の存在感を放っていました。
また、WRX STIとして初めて標準インプレッサシリーズとは別の専用ボディとなり、車両型式も専用となっています。
2010年の年次改良にともない、表示車名が「スバル インプレッサ WRX STI」から「スバル WRX STI」に省略変更されました。
そのため、以降は「WRX STI」はインプレッサシリーズから独立したシリーズになっています。
【参考】スバル WRXSTI
最後に
スバルの新型ホットハッチ計画についてご紹介いたしました。
ホットハッチは、日本ではあまり人気がない、とか下火、なんて言われることもありますが、とはいえスイフトスポーツや、ホンダのシビックタイプRなど、ホットハッチは各メーカーから発売されていますし、選択肢も思うより幅広いです。
スバルの新型ホットハッチにも期待ですね!