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マツダの名車!初代~9代目全ファミリアを紹介!中古車市場はどうなっている?

マツダの名車!初代~9代目全ファミリアを紹介!中古車市場はどうなっている?

日本の自動車史の中でも存在感を放っている車の1つがマツダのファミリアです。ファミリアはファミリーカーの代名詞として人気を博してきました。そんなファミリアについて、初代から9代目までの概要を説明します。そもそもファミリアとはどういう車であったのか、そして現在の中古車市場についても見ていきましょう。


マツダのファミリアとは?どんな車なの?

マツダのファミリーカー ファミリア

マツダのファミリーカー ファミリア

ファミリアとは、マツダを代表する乗用車の1つ

ファミリアとはマツダを代表する乗用車の1つです。

初代モデルが発売されたのは今から56年前の1963年(東京オリンピックが開催される1年前)で、商用車ではありますが、今でもファミリアの名前を持つ車種が販売されています。

ファミリアの車名の由来は?

ファミリアとはスペイン語で「家族」の意味で、「家族揃ってドライブを」という思いがこめられているんだとか。

まさにファミリアにふさわしい車名ですね。

ファミリアが誕生した背景

1960年代は日本国内で自動車が普及してきた時期でもあります。

そのような背景でマツダは幅広い自動車事業の展開を行なっていました。マツダは軽自動車と小型車をそれぞれ段階的に販売する戦略を立てたのです。

この戦略は、ファミリアの販売が始まる前年の1962年に軽自動車のキャロルの販売を開始し、その翌年に小型乗用車であるファミリアの販売を開始する形で実行されています。

キャロルやファミリアの販売が始まる以前では、マツダは3輪トラックや小型4輪トラック、そして軽自動車やロータリーエンジンの開発などを始めていたところでした。

つまり、初代ファミリアはマツダの入念な市場調査やそれまで積み重ねてきた技術や経験が注ぎ込まれたマツダ初となる小型乗用車なんです。

ファミリアの各モデルの基本情報

さすがロングセラー!ファミリアには9つのモデルがある

マツダには、初代~9代目までも実に9つのモデルが存在します。そして、ボディタイプもさまざま。

それだけ人気の車、というわけですね。

ここではそれぞれのモデルに関する販売期間やボディタイプ、特長および主要スペックなどを見ていきましょう。

初代ファミリア(1963年 - 1968年)

1964年4月発売 ファミリアワゴン

1964年4月発売
ファミリアワゴン

初代ファミリアは1963年9月に誕生し、同年10月に販売が開始されました。この時に最初に販売されたのが上下2分割テールゲートが備えられた2ドアのバンモデルです。

その翌年には4ドアセダンモデルとトラックモデルが追加され、さらにその翌年にはクーペモデルが加えられました。

初代ファミリアのバンモデルには排気量782ccで42馬力のオールアルミ製水冷OHV直列4気筒エンジンが採用されました。

駆動方式はFR(フロントエンジン・リアドライブのことで、前方にエンジンがあって後輪が駆動していること)です。クーペモデルには排気量1,000ccで68馬力の新設計SOHC直列4気筒エンジンが搭載されています。その他、セダン向けとしてバンモデルに搭載されたエンジンの高性能タイプや排気量1,000ccのOHVエンジンも用意されました。

国内だけでなく海外へも積極的に輸出された点も初代ファミリアを語る上では欠かせないことです。オーストラリア、シンガポールおよびマカオでのレースへマツダはファミリアバンを用いて参加したのでした。

初代ファミリア ボディタイプ

2 / 4ドアセダン
2ドアクーペ
3ドアライトバン
3ドアステーションワゴン
2ドアピックアップトラック

2代目ファミリア(1967年 - 1978年)

2代目 ファミリア

2代目 ファミリア

1967年11月に2代目ファミリアとなるファミリアセダンが登場します。翌年1968年2月にはファミリア1200、7月にはマツダの2台目のロータリーエンジン搭載車となるファミリアロータリークーペが登場、そして1970年3月には上級グレードにあたるファミリアプレストセダンといったように展開されました。角目のヘッドライトは当時の流行を象徴するデザインの1つでもあります。

当初の2代目ファミリアには初代モデルの後期型に搭載された1000シリーズのエンジンが搭載されています。その後のグレードでは、排気量1,169cOHVアルミ製68psエンジンがファミリア1200へ、鋳鉄製シリンダーブロックを使った1.3L直列4気筒OHCエンジンがファミリアプレストへ採用されました。このようにエンジン排気量は少しずつ大きくなることとなります。

これらのエンジンの中でもずば抜けていたと言えるのがロータリークーペに搭載された10A型エンジンです。491cc x 2の2ローターエンジンとなっていて、100PSに最高速度180km/hを記録していました。

2代目ファミリア ボディタイプ

4ドアセダン
2ドアクーペ
3ドアライトバン
2ドアピックアップトラック

3代目ファミリア(1973年 - 1977年)

3代目ファミリアは1973年から1977年にかけて販売されていました。

3代目ファミリアでは2代目ファミリアで追加されたファミリアプレストが3代目ファミリアとして販売されることとなります。4ドアセダン・2ドアセダン・クーペがまず登場し、1976年の2月にファミリアプレスト1300APとグランファミリア1300APが追加されます。

このモデルのファミリアへ搭載されたエンジンの中で著名なものはファミリアプレスト1300APとグランドファミリア1300APに搭載された1.3Lエンジンです。

このエンジンは昭和51年の排ガス規制に対応したエンジンとなっていて、希薄燃焼の採用やマツダが独自に開発した酸化触媒が装着されていました。

3代目ファミリアにはセダンタイプとクーペタイプの2つが用意されていました。このファミリアはファミリーカーとしての役割を大きく担うこととなります。

3代目ファミリア ボディタイプ

4 / 2ドアセダン
2ドアクーペ

4代目ファミリア(1977年 - 1985年)

4代目ファミリアは1977年から1985年の間に販売されていました。2ボックスのハッチバックというボディタイプを採用し、3ドアモデルと5ドアモデルが用意されたのです。2ボックスのハッチバックというのは当時の欧州で普及してきた小型自動車の特徴だったようで、欧州の市場の動向を汲み取ったモデルであるとも言えます。

前輪駆動車が台頭し始める中、4代目ファミリアでは引き続きFR車として設計されることとなります。自動車としては成功していて、当時の販売台数も好調でした。また、アメリカ市場にも輸出され、高い評価を獲得しています。

1.3Lで72PSの直列4気筒SOHCエンジンがまずは搭載され、その翌年にはそれよりも10馬力アップした82PSの1.4Lのエンジンを搭載するモデルが登場しました。

4代目ファミリア ボディタイプ

3 / 5ドアハッチバック
3 / 5ドアライトバン

5代目ファミリア(1980年 - 1985年)

ファミリア 5代目

ファミリア 5代目

1980年から1985年にかけて5代目ファミリアは販売されました。まずは1980年6月に3ドアと5ドアのハッチバックが販売され、それから3ヶ月後にファミリアサルーンと呼ばれる4ドアノッチバックが登場、そしてそれからおよそ3年後にあたる1983年6月には3ドアタイプとサルーンモデルにターボを搭載したファミリアターボがラインナップに現れました。

マツダ初となる横置きレシプロエンジンのFF車となっている点が5代目ファミリアの大きなポイントです。5代目ファミリアに前輪駆動が採用された背景には、世界的に見ても小型車が前輪駆動を採用するようになったということが関係しています。2ボックスのハッチバックスタイルとなっているのはヨーロッパの流行を取り入れたものです。FF車の開発や横置きエンジンの開発については以前から行っていたこともあり、マツダにとって1つの集大成といっても良いでしょう。

5代目ファミリアのエンジンは直列4気筒のSOHCエンジンがベースとなり、排気量1.3Lで74PSと1.5Lで85PSのものがまず用意されていました。その後登場したファミリアターボには115PSを誇る1.5L直列4気筒OHCのEGIターボエンジンが搭載されることとなります。

5代目ファミリア ボディタイプ

3 / 5ドアハッチバック
4ドアセダン

6代目ファミリア(1985年 - 1994年)

6代目ファミリアは1985年に登場し、1994年まで販売されていました。まずは3ドア・5ドア・セダンタイプが販売され、その半年後にファミリア初となるディーゼルエンジンを搭載したファミリアディーゼル、その後もファミリアフルタイム4WDやファミリアカブリオレ、ファミリアスポルト16およびファミリアフルタイム4WD GT-Aが登場したのです。このラインナップを見るだけでも、多様なグレードバリエーションとなっていたことがわかります。

エンジンは1.6Lの直列4気筒DOHC 16バルブエンジンの自然吸気モデルとターボエンジンモデルを代表に、1.7Lのディーゼルエンジン、そしてカブリオレに搭載された1.5Lのターボエンジンなどが搭載されていました。

1985年に発売されたフルタイム4WDのファミリアでWRC(世界ラリー選手権)へ参加を開始します。87年にはスウェディッシュラリーで優勝を飾るなど、ラリーでも実績を残した車として知られることとなるのでした。

6代目ファミリア ボディタイプ

3 / 5ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアライトバン / ステーションワゴン
2ドアカブリオレ

7代目ファミリア(1989年 - 1996年)

7代目ファミリアは1989年から1996年にかけて販売されていました。展開されたボディタイプは3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類になります。これらの発売から2ヶ月後に5ドアハッチバックのファミリアアスティナが発売され、同年8月にはフルタイム4WD1800ターボGT-Xがラインナップに登場しました。その後もマイナーチェンジがFF・4WDそれぞれに行われています。

1992年1月に少量生産モデルとしてファミリアGT-Rが販売されました。3ドアハッチバックタイプのこのグレードはラリー専用車として販売されたグレードで、1.8Lエンジンでありながら210馬力を発揮するスペックを誇っていたのです。ラリーに実際に参加していたマツダだからこそ開発することのできたグレードと言えます。

7代目ファミリア ボディタイプ

3ドアハッチバック
4ドアセダン

8代目ファミリア(1994年 - 1999年)

8代目ファミリアは1994年から1999年にかけて販売されていました。セダンタイプとハッチバックの2つのボディタイプが展開され、このうち3ドアハッチバックはネオという名称で呼ばれることとなります。6代目ファミリアや7代目ファミリアのラインナップと比較すると、ラインナップは少ない印象です。

エンジンには1.5Lエンジンと1.8Lエンジンの2種類がまず用意されました。その後、1.3Lエンジンも追加されています。1.5Lエンジンはマツダが新開発した直列4気筒エンジンで、走行性能だけでなく燃費性能にも優れたエンジンへと仕上げられていました。

8代目ファミリアの開発にあたってマツダは「ベストコンパクト」というキーワードを掲げていました。快適で、安全で、なおかつよく走るという車の基本的かつ重要な要素を世界基準で達成することに目標として作られた車なのです。8代目ファミリアから運転席にSRSエアバックが標準装備されていました。

8代目ファミリアが販売され始めた翌年の1995年には生産累計数が1,000万台を達成しました。

8代目ファミリア ボディタイプ

3ドアハッチバック
4ドアセダン

9代目ファミリア(1998年 - 2004年)

9代目ファミリアは1998年から2004年にかけて販売されていました。9代目ファミリアにはS-ワゴンと呼ばれる新しいモデルが設定されているのがポイントです。S-ワゴンはステーションワゴンに備えられている多様性を兼ね備えたコンパクトカーで、なおかつ高い運動性能を備えているというのが特長となっていました。

エンジンバリエーションも豊富で、4WDモデルには135PSの1.8L直列4気筒DOHCが用意され、1.5Lエンジンには130psと110psの2種類、85PSの1.3Lエンジン、そしてセダン限定で70PSの2.0Lエンジンというものもありました。後に1.8Lエンジンが2.0Lエンジンへと変更されてS-ワゴンに搭載され、スポルト20と呼ばれることとなります。

9代目ファミリアはマツダが新たに販売を開始したアクセラの登場を受けて、2003年10月にS-ワゴンの生産を終えることとなりました。

9代目ファミリア ボディタイプ

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